SINCE...UNTIL 句
SINCE...UNTIL 句は、クエリの時間範囲で使用します。UNTIL の部分が省略されている場合、クエリは SINCE 部分で指定された時間が経過した後に発生したすべてのイベントを照合します。クエリには、SINCE... UNTIL 句および WHERE 句の両方を含めることができます。このような場合、WHERE 引数は SINCE... UNTIL の前に、その順序で適用されます。句で指定された時間範囲は、クエリに適用されるその他すべての時間制限（UI での時間範囲の選択を含む）よりも優先されます。
注: SINCE... UNTIL 句が で使用されている場合、句で指定された時間範囲は、クエリに適用される他の時間制限をオーバーライドしません。SINCE... UNTIL 句が series 関数で使用されているときにクエリの時間範囲を設定するには、UI の時間範囲セレクタを使用します。
構文
SINCE timevalue [UNTIL timevalue] ここで、timevalue は整数と時間単位（オプション）を組み合わせたものです。timevalue が省略されている場合、値は Unix エポックタイムスタンプとしてミリ秒単位で解釈されます。
| 単位記号 | 説明 |
|---|---|
| [m | minute | minutes] | 分 |
| [h | hour | hours] | 時間 |
| [d | day | days] | day |
| [w | week | weeks] | 週（7 日） |
例
| クエリ | 結果 |
|---|---|
| SELECT * FROM transactions SINCE 1 h UNTIL 15 m | 1 時間 ～ 15 分前に発生したすべてのトランザクション |
| SELECT * FROM transactions SINCE 1 h | 1 時間前に発生したすべてのトランザクション |
| SELECT * FROM transactions SINCE 1502147143000 UNTIL 1502148043000 | Unix タイムスタンプ 1502147143000 ～ 1502148043000 間で発生したすべてのトランザクション |