JavaScript エラーの可視化

分析を使用して、ブラウザ リクエスト イベント データを照会し、JavaScript 例外とエラーのサマリーダッシュボードを作成できます。

次の手順は、ブラウザ RUM に対する JavaScript エラーのレポートを設定および有効にしていて、イベントサービスに JavaScript エラーが存在することを前提としています。

ADQL を使用すると、エラーを検索してから、その結果を視覚化したグラフをカスタムダッシュボードにエクスポートできます。

  1. コントローラ UI の [Overview] ページで、左側のパネルを使用して [Analytics] をクリックします。
  2. [Searches] をクリックして、[分析検索(Analytics Search)] ページにアクセスします。
  3. [Add] > [Query Language Search] の順にクリックします。次のクエリを入力します。
    SELECT scripterrordata.message, count(*) FROM browser_records WHERE scripterrordata.message IS NOT NULL
  4. Search をクリックします。
  5. [Visualization] タブをクリックします。
  6. 結果を可視化するグラフの種類を選択します。
  7. [Actions] メニューから [Add to Dashboard] をクリックし、新しいダッシュボードを作成するか、既存のダッシュボードに追加します。これで、ラベルやその他のウィジェットおよびデータを使用して、必要に応じてダッシュボードをカスタマイズできます。
エラーをまとめてグループ化するために、scripterrordata.origin や pagename などの追加フィールドを利用することもできます。追加のフィールドは次のとおりです。
  • scripterrordata.linenumber
  • scripterrordata.origin
  • scripterrordata.timestamp