ノードアクティビティ設定の構成

ノードアクティビティ設定はアカウントレベルの設定で、オンプレミスのお客様のルート Splunk AppDynamics 管理者は管理コンソールから変更できます。SaaS のお客様の場合、ノードアクティビティ設定を変更するには、カスタマーサポートに連絡する必要があります。

  • node.permanent.deletion.period:コントローラと通信できなくなったノードがシステムから完全に削除されるまでの時間(時間単位)。データは削除されます。この期間後にエージェントがレポートを再開する場合は、新しいノードとして開始します。したがって、ノードレベルでは履歴データは使用できません。階層およびアプリケーションレベルの履歴データが表示され、クラスターのロールアップは通常どおり行われます。デフォルトは 720 時間、最小値は 6 時間、この設定の最大値は無制限です。
  • node.retention.period:コントローラと通信できなくなったノードが削除されるまでの時間(時間単位)。この場合、コントローラ UI はノードを表示しませんが、システムはノードを保持し続けます。この時間内にエージェントで再度レポートが開始されると、UI に再表示され、カウンタがリセットされます。デフォルト値は500時間、最小値は1時間です。

    注: 管理コンソールでエンティティの活性が有効になっている場合、(node.retention.period を超えて)ノードが削除されてもコントローラ UI に履歴ノードが表示されます。ただし、(node.permanent.deletion.period を超えて)ノードが完全に削除された場合、エンティティの活性が有効になっていてもコントローラ UI にノードは表示されません。

    この設定の最大値には制限がありません。

    • マシンエージェントがノードに関連付けられている場合も、ノードはノード保持期間の影響を受けます。アプリケーション サーバ エージェントに関連付けられているマシンエージェントが実行されている場合も、ノードの保持期間は有効です。

    • マシンエージェントが次の状況でない限り、コントローラに表示されないバックグラウンドで実行されているマシンエージェントをいくつでも持つことができます。

      • シャットダウンされた、またはコントローラに接続できないホストマシンで実行されている。

      • インストゥルメント化されていないか、アンインストールされている。

      • 停止されている。

    • ノードをノードの保持期間対象として考慮する必要がある場合は、シャットダウン時に履歴としてマークを付ける必要があります。

      ‑Dappdynamics.jvm.shutdown.mark.node.as.historical=