タスクベースのPOCOエントリポイントメソッド

Splunk AppDynamics は、エンドツーエンドのトランザクションとして、非同期タスクベースのメソッドエントリポイントの POCO トランザクションを自動的に追跡します。エンドツーエンドの遅延メトリックは、このようなメソッドに関連付けられた非同期アクションを完了するためにかかる時間を示します。

エンドツーエンドのトランザクションとして追跡できるように、POCO エントリポイントとして定義するメソッドは、 オブジェクトを返し、 修飾子を使用する必要があります。

public async Task<int> SearchBestPrice()
{
...
}

Splunk AppDynamics は、他のタイプのメソッドの場合と同様に、このメソッドの応答時間を記録します。応答時間は、メソッドが呼び出されて、呼び出しスレッドへのコントロールが返されるまでの時間を示します。ただし、非同期タスクベースのメソッドについては、Splunk AppDynamics は非同期タスクがエンドツーエンドのトランザクション遅延メトリックとして実行される場合にかかる時間を記録します。

注: 20.3.0 以降の .NET エージェントの場合、非同期タスクに費やされた時間は平均応答時間(ART)で報告されますが、エンドツーエンドの遅延メトリックでは報告されません。

エンドツーエンドのレイテンシパフォーマンス エンドツーエンドのレイテンシパフォーマンス