バックエンド検出の管理

バックエンドの登録上限に達したら、ファーストクラス登録バックエンドとして追跡されているシステムが、「All Other Traffic」カテゴリと比較して重要なものであることを確認します。

また、アプリケーションの環境条件が原因でバックエンド登録数の上限を超過していないかを確認します。この条件には以下のような場合が含まれます。

  • 宛先のセッションIDを使用するJMSキュー。これにより各セッションは別々のバックエンドとして識別されます。
  • 同じサーバー上にホストされているメッセージキューのコール。この場合、各キューを個別に表示するのではなく、同じホストおよびポートのすべてを同じバックエンドに集約することをお勧めします。
  • Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)でサービスをホストする場合などに行われるIPアドレスの動的生成。
  • 同じデータベースに接続する異なるJDBCドライバにより、多くのバックエンドが発生する場合があります。これは、Splunk AppDynamics がデータベースを識別するために使用するドライバメタデータにわずかな違いがある場合に見られます。たとえば、2 つの異なる JDBC ドライバを使用して同じデータベースにアクセスする場合、データベース名のスペルや形式が異なる(ORACLE、oracle、または ORACL など)と、実際には物理的に同じデータベースであるにもかかわらず複数のデータベース名を生成することがあります。

バックエンド登録を管理するには、バックエンド検出ルールの構成を変更します。たとえば、プロパティが過度の独自の識別を発生させる場合には、プロパティを削除するか、検出およびネーミング規約でそのプロパティを変更することをご検討ください。カスタムイグジットポイントを作成した場合には、それらの修正または削除をご検討ください。

デフォルトのバックエンド制限(300)を変更するには、 max-disocovered-backends プロパティを構成します。