デフォルトプロファイラエレメント

デフォルトの profiler エレメントは、app-agents エレメントの子エレメントです。マシン上のすべてのインストゥルメント化された .NET アプリケーション(IIS アプリケーション、アプリケーションプール、Windows サービス、スタンドアロン アプリケーション)のデフォルトプロファイラ動作のカスタマイズを定義します。

任意のエレメント:<profiler>

プロファイラ - Disabled Featuresエレメント

disabled-features エレメントは、profiler エレメントの子エレメントです。セキュリティまたはプライバシー上の理由からエージェントレベルでデータ収集メカニズムを無効化するために、このプロパティを使用します。この構成は、コントローラが設定する構成をオーバーライドします。

オプションのエレメント:<disabled-features value="NONE"/>

Disabled features値属性

disabled-features value 属性は、無効化する機能のカンマ区切りのリストです。利用可能な値は以下の通り。

  • LOG_PAYLOAD:log-request-payload ノードプロパティをオーバーライドし、ロギング HTTP リクエストペイロードを抑制する。
  • RAW_SQL:capture-raw-sql ノードプロパティをオーバーライドし、Raw SQL 出力のロギングを抑制します。
  • CUSTOM_EXIT_SNAP_DATA:カスタムイグジットポイントからのスナップショットデータを抑制する。
  • METHOD_INV_DATA_COLLECTOR:メソッド呼び出しデータコレクターのユーザーデータを抑制する。
  • HTTP_DATA_COLLECTOR:HTTPリクエストデータコレクターのユーザーデータを抑制する。
  • INFO_POINT:インフォメーションポイントメトリックを抑制する。
  • ALL:使用可能なすべての機能を無効にします。
  • NONE:機能を無効化しない。

タイプ:文字列

デフォルト:NONE

必須:いいえ

プロファイラ - 正常イグジットコードエレメント

success-exit-code エレメントは、profiler の子エレメントです。デフォルトの正常イグジットコードは、Windows サービスまたはスタンドアロンアプリケーションにとって CLR 再起動イベントが正常であったかどうか、エージェントがフラグをたてる可否判断を行います。この構成は IIS には適用されません。

任意のエレメント:<successful-exit-code value="0"/>

正常イグジットコード値属性

型:整数

デフォルト:0

必須:いいえ

プロファイラ - ランタイムリインストルメンテーションエレメント

runtime-reinstrumentatio エレメントは、profiler の子エレメントです。このプロパティを使用してランタイムリインストルメンテーションを構成します。「.NETのランタイムリインストルメンテーションを構成」を参照してください。

任意のエレメント:<runtime-reinstrumentation enabled= "true" interval= "60000" optimize= "true" />

ランタイムリインストルメンテーションenabled属性

ランタイム リインストルメンテーションを有効にするには、true に設定します。

型:ブール型

デフォルト:false

必須:いいえ

ランタイムリインストルメンテーション間隔属性

ランタイムリインストルメンテーションを開始する構成の更新をエージェントが確認する頻度(ミリ秒単位)。

型:整数

デフォルト:60000 ミリ秒

最小:ランタイム リインストルメンテーションではシステムオーバーヘッドが若干増えるため、Splunk AppDynamics では最小の間隔として 1 分または 60000 ミリ秒を推奨。

必須:いいえ

デフォルトプロファイラ構成のサンプル

<app-agents>
    <profiler>
      <disabled-features value="LOG_PAYLOAD,RAW_SQL,CUSTOM_EXIT_SNAP_DATA"/>
	  <!-- Set the successful exit code for Windows services and standalone applications to "1." -->
      <successful-exit-code value="1"/>
      <!-- Enable Runtime reinstrumentation -->
      <runtime-reinstrumentation enabled="true" interval="60000" />
    </profiler>
...
</app-agents>