エージェントの開始と停止
init(environ=None,timeout_ms=NO_TIMEOUT)
Pythonエージェントを初期化します。
この関数は、インストゥルメント化したアプリケーションの最初に(できれば他のインポートや他のスレッド作成を行う前に)呼び出します。
エージェントの初期化は非同期で発生します。NO_TIMEOUT が指定されると、asynchronously. init() はすぐに戻ってきますが、エージェントがビジネストランザクションを報告できる状態にすぐにはならない可能性があります。この場合、start_bt() メソッドは None を返します。
この関数が例外を発生させることはありません。
エージェントが正しく構成されている場合はTrueを返し、正しく構成されていない場合はFalseを返します。
正しく構成するには、エージェント構成ファイルに最低限の設定のほか、ご使用の環境で必要な場合は追加の設定を行います。最低限の設定を行うには「Pythonエージェントのインストール」の「エージェントの構成」を、完全なリストを確認するには「Pythonエージェント設定」を参照してください。
environ:辞書(オプション)
指定すると、実際のOS環境変数から派生したエージェントの構成を上書きするために使用する環境変数の辞書を表示します。
timeout_ms:整数または None(オプション)
タイムアウトの間隔をミリ秒で表示します。
デフォルトでは、Python エージェントがコントローラから構成を受信していなくてもすぐに init() が返ってきます。timeout_msがNoneの場合、init()はエージェントが正しく構成されるまでブロックします。それ以外の場合、init() はエージェントが正しく構成されるまで timeout_ms の時間待機します。
shutdown(timeout_ms=None)
Pythonエージェントをシャットダウンします。エージェントはコントローラへのメトリックの報告を停止します。
この関数は、すべてのアクティブなビジネストランザクションを終了し、コントローラへの報告が終了するまで待機してから返されます。
timeout_ms:整数(オプション)
デフォルトでは、この関数は保留中のビジネストランザクションがすべて報告されるまで待機してから返されます。timeout_ms が設定されている場合、すべてのビジネストランザクションが報告されているかどうかに関わらず、この関数は timeout_ms が経過すると返されます。