標準偏差の計算方法
標準偏差は、次の標準式を使用して計算します。
標準偏差値
この場合:A B N
標準偏差の計算は、使用されるメトリックのタイプによって異なります。
- 時間ロールアップタイプが合計または平均の場合
- クラスタロールアップタイプが個別または集合の場合クラスタロールアップタイプは、階層またはアプリケーションレベルでのみ適用されます(ノードレベルのメトリックは同じ計算になります)。
この例では、以下のメトリックタイプを使用した標準偏差を示します。
- 時間ロールアップタイプ = 平均
- クラスタロールアップタイプ = 集合
Metric - Calls Per Minute (Average, Collective)
(Hourly Metric Table)
| 時間 | 合計 | Count | 重み値 | 2 乗された重み値 |
|---|---|---|---|---|
|
180 |
2 |
180 |
300 |
|
300 |
2 |
300 |
780 |
|
150 |
2 |
150 |
195 |
これらのメトリック値の場合、タイプのベースライン = [All Data] です。
日次、週次、または月次の季節性の場合、考慮されるデータポイントはそれぞれ、すべての日、同じ曜日、または同じ月日の同じ時間の値です。
この場合のベースラインの計算は次のようになります。
値(180+300+150)÷ 360 = 1.75
準偏差値 sqrt(((300+780+195) - (((180+300+150)^2)/360))÷360) = 0.69