dSYM ファイルの管理
Bitcode が有効になっている dSYM ファイルの管理
iOS 9 では、App Thinning と呼ばれる iOS アプリケーションをビルドして配布する新しいモードが導入されました。この手法の一環として、Bitcode を含むアプリケーションが配布されます。
Bitcode を含むアプリケーションの作成を選択した場合、ローカル開発、デバッグ、およびテストモード(シミュレータまたはデバイスの Xcode)中に、アップロード用の dSYM ファイルを取得するプロセスは、以前のバージョンとまったく同じです。
また、アドホックプロビジョニングを使用している場合にも機能します。ただし、iTunes Connect を使用してアプリケーションを Apple にアップロードすると、TestFlight ベータテストまたはアプリケーションリリースのいずれかの場合、Splunk AppDynamics で使用する dSYM ファイルを取得するためにいくつかの追加手順を実行する必要があります。
適切な dSYM ファイルの取得とアップロード
処理された dSYM ファイルをダウンロードするには、Xcode Archives Organizer で次のようにします。
- このバージョンのアプリケーションがダウンロード可能であることを確認します(TestFlight または iTunes Store のいずれか)。
- Archives Organizer で、このバージョン用のアーカイブを選択します。
- [Download dSYMs] ボタンをクリックします。
- 受信する xcarchive ファイルを右クリックして [Show in Finder] を選択します。再度右クリックして [Show Package Contents] を選択し、dSYMs フォルダを選択します。
- このディレクトリを Zip 形式で圧縮してアップロードします。
欠落した dSYM ファイルのアップロード
適切な dSYM ファイルがないために Splunk AppDynamics がシンボル化できなかったことでクラッシュした場合は、[Crashes Details] ダイアログにエラーメッセージが表示されます。
[Upload missing dSYM files in Instrumentation] をクリックすると、dSYM ハッシュのリストが表示されます。上に示すように、欠落したファイルとアーカイブ内の dSYM を照合します。必要に応じて、[Download dSYMs] をクリックしてアーカイブを更新します。必要なファイルを Splunk AppDynamics にアップロードします。
不足している dSYM ファイルをアップロードするには、「Upload the dSYM File」を参照してください