イベントサービスへの接続
データを送信するには、Splunk AppDynamics イベントサービスに接続されている必要があります。Splunk AppDynamics では API キーと接続 URL を使用して、コンポーネント間の接続が確立されます。
これらの接続設定は、[Admin Console] の [Controller Settings] ページで設定できます(「管理コンソールへのアクセス」を参照)。以降のセクションでは、データベースの可視性、分析、およびエンドユーザモニタリングで必要な接続設定について説明します。
データベースの可視性と分析の接続設定
データベースの可視性モジュールはデータの一部(待機状態の情報やクエリの情報など)をイベントサービスに保存します。データベースの可視性モジュールは、すでにコントローラにバンドルされているデータベースのモニタリング製品です。分析とデータベースの可視性の両方をインストール済みの場合は、イベントサービスのインスタンスまたはクラスターインスタンスをその両方で共有することを推奨します。
これらのモジュールをイベントサービスに接続するには、[] を開いて、以下のプロパティの値を設定します。
appdynamics.on.premise.event.service.keyを、データベース可視性用のプロパティファイル内にある該当するキーに設定します。appdynamics.on.premise.event.service.urlを、イベントサービスのエンドポイント URL に設定します。appdynamics.non.eum.events.use.on.premise.event.serviceを、true に設定します。
データベースの可視性に必要なプロパティファイルを設定するには、次の手順を実行します。
- [Admin Console] の
appdynamics.on.premise.event.service.keyの値をメモします。 - イベントサービスの構成ディレクトリの下にある、
events-service-api-store.propertiesというファイルを開きます。 - イベントサービスの
events-service-api-store.propertiesファイルで、オンプレミスイベントキーがad.accountmanager.key.controllerおよびad.accountmanager.key.mdsの値に一致することを確認します。- 詳細については、「イベントサービスプロパティの構成」を参照してください。
- Enterprise Console またはコマンドラインを使用して分析サービスを停止してから開始し、新しい値を取得します。
エンドユーザモニタリング接続の設定
- [] の順に開きます。
eum.es.hostを見つけ、適切なイベント サービス エンドポイント URL に設定されていることを確認します。-
<EUM_HOME>/eum-processor/bin/eum.properties ファイルに移動します。
-
EUM をイベントサービスに接続するため、以下のプロパティの値を設定します。
例
analytics.enabled=true analytics.serverScheme=http analytics.serverHost=events.service.hostname analytics.port=9080 analytics.accountAccessKey=1a59d1ac-4c35-4df1-9c5d-5fc191003441 - [] の順に開きます。
eum.es.hostをイベントサービスのエンドポイント URL に設定します。
appdynamics.es.eum.key の値は、<EUM_HOME>/eum-processor/bin/eum.properties ファイルの analytics.accountAccessKey プロパティに自動的に設定されます。 プロキシの接続設定
データベースの可視性または分析にプロキシを介して接続している場合は、以下のプロパティの値を設定する必要があります。
-
appdynamics.on.premise.event.service.proxy.host -
appdynamics.on.premise.event.service.proxy.port -
appdynamics.on.premise.event.service.proxy.user -
appdynamics.on.premise.event.service.proxy.password.file -
appdynamics.on.premise.event.service.proxy.use.ssl
EUM にプロキシを介して接続している場合は、以下のプロパティの値を設定する必要があります。
-
appdynamics.controller.http.proxyHost -
appdynamics.controller.http.proxyPort -
appdynamics.controller.http.proxyUser -
appdynamics.controller.http.proxyPasswordFile