サーバのタグ付け

カスタムメタデータを使用して、関連するサーバの照会、フィルタ処理、および比較を行うために、サーバのタグ付けを使用します。OS、ロケーション、階層、所有者、またはその他の関連する基準に基づいて、関連するサーバにタグを付けることができます。サーバタグは、サーバメトリックに追加のコンテキストを提供します。

たとえば、特定のクラスタ内のサーバに対して、展開バージョンのタグを指定できます。その後、これらのタグを使用して、新しい展開時にサーバメトリックの異常を識別します。

サービスのタグ付けには、サーバの可視性のライセンスが必要です。サーバのタグ付けは、現在、Linux、Windows、および Solaris で利用できます。

サーバの可視性により、(次の表で説明されている)タグを自動的にインポートできます。

ソースタグコントローラとエージェントの要件
カスタムサーバータグ

サーバの可視性で以下をインポートできます。

  • ServerMonitoring.yml で定義されているサーバータグ。「サーバのタグの定義と表示」を参照してください。
  • Amazon EC2 で定義されているサーバータグ(Amazon AWS の EC2 リソースのタグ付けに関連するドキュメントを参照してください)。
  • Linux および Windows の Azure 仮想マシン(VM)で定義されているサーバータグ(Microsoft Azure ドキュメントの「How to tag a VM using the Azure CLI」を参照してください)。
  • ServerMonitoring.yml および Amazon EC2:
    • コントローラ 20.3 以降
    • マシンエージェント 20.1 以降
  • Azure VM:
    • コントローラ 20.3 以降
    • マシンエージェント 22.12 以降
マシンエージェント

次のタグは、サーバダッシュボードの [Tags] に表示されます。

  • OS アーキテクチャ
  • OS カーネル
  • Splunk AppDynamics エージェントバージョン
  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 20.1 以降
アマゾン ウェブ サービス

これらのタグは、サーバーダッシュボードの [Tags] に AWS|<tag>として表示されます。「Amazon Web Services からのタグのインポート」と「AWS タグの設定オプション」を参照してください。

  • resource-id
  • availability-zone
  • region
  • ami-id
  • instance-type
  • security-group
  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 20.1 以降
Microsoft Azure

次のタグは、サーバーダッシュボードの [Tags] に Azure|<tag> として表示されます。

  • vmId
  • location
  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 22.12 以降
Docker

サーバの可視性により、ユーザ定義のタグとシステムコンテナレベルのタグをインポートできます。これらは、Docker| <Container Details > Tags に次のように表示されます

インポートされるタグの正確なセットは、コンテナが実行されているシステムによって異なります。「Docker タグの設定オプション」を参照してください。

  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 20.1 以降

Kubernetes

OpenShift

サーバの可視性により、ReplicaSet タグとポッドタグをインポートできます。これらは、Container Details > TagsK8s|<tag> として表示されます。「Kubernetes および OpenShift タグの設定オプション」を参照してください。
  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 20.1 以降
ServiceNow CMDB

サーバーの可視性は、構成管理データベース(CMDB)サーバータグをインポートできます。これらは、ServiceNow|<tag> Container Details > Tags に以下として表示されます

ServiceNow CMDB タグの構成オプション」を参照してください。

  • コントローラ 20.3 以降
  • マシンエージェント 23.8 以降