コントローラに送信される情報

次の表は、アプリケーション エージェントによって収集されてコントローラに送信される情報のタイプを示します。

メトリクス 説明
Server Request GUID ビジネストランザクションと呼ばれるリクエストを識別する一意の GUID。形式は xxxxxxxx-xxxx-xxxx- xxxx-xxxxxxxxxxxx で、x は小文字の 16 進数です。
Application Entry Points さまざまなフレームワークおよびテクノロジー間でトランザクションエントリポイントが識別されます。これには、サーブレットURI、Strutアクション名とメソッド名、Spring Bean名とメソッド名、JMSキューの宛先またはリスナー名、Webサービス/WCFアクション/オペレーション名、PHP仮想名などが含まれます。
Application Exit Points さまざまなフレームワークおよびテクノロジー間でトランザクション イグジット ポイントが識別されます。これには、HTTP URL エンドポイント、JMS キュー/宛先、タイプ、ベンダー、データベース URL エンドポイントとベンダー/バージョン、Web サービスのサービス名、キャッシュ名、および URL エンドポイントが含まれます。
パフォーマンスメトリック

一般に、Splunk AppDynamics のモニター対象メトリックごとに、応答時間、コール率、およびエラー率が収集されます。これらの各メトリックには、それぞれのメトリック値に対して派生した自動ベースラインもあります。

Thread Stack Traces アプリケーションリクエストを構成するコードレベルのメソッド実行メトリックが収集されます。このデータに含まれるのは、実行されたクラスとメソッド、およびソースコード内の行番号です。スタックトレースが収集されるのはトランザクションの 5% 未満であることに注意してください。エラーデータのエラー/例外とスタックトレースが収集されます。
SQL Query Values 管理者権限が割り当てられている場合、クエリ内のSQLクエリ変数を有効化、収集、表示できます。パラメータデータの収集対象はトランザクションの5%未満であることに注意してください。構成の変更は監査ログに記録され、監査ログはセキュリティレビューに使用できます。
データコレクタ 管理者権限が割り当てられている場合、HTTP値またはメソッドペイロード形式のデータを収集および表示できます。特定のデータコレクタおよびコードペイロードアクセサについては、収集のために明示的な構成が必要であることに注意してください。また、データ収集の対象はトランザクションの 5% 未満です。構成の変更は監査ログに記録され、監査ログはセキュリティレビューに使用できます。
Hostname エージェントがインストールされてモニタリングデータのレポートを送信しているマシン(仮想/物理)のDNSホスト名。
IP Address Internet Protocol (IP)

モニタリングデータを送信しているエージェントがあるマシン(物理/仮想)の IP(インターネットプロトコル)アドレス。

CPU 使用率 モニタリング対象のマシン/仮想マシン上で消費されているCPUの値。
Memory Usage モニタリング対象/仮想マシン上で消費されている物理メモリの値。
Network I/O Usage モニタリング対象のマシン/仮想マシン上で消費されているネットワークI/Oの値。
Disk I/O Usage モニタリング対象のマシン/仮想マシン上で消費されているディスクI/Oの値。
JVM Performance

JVMヒープ使用量、JVMメモリプール設定、ガベージコレクションのパフォーマンス、JVMシステム/スタートアップオプション、MBeanメトリック値(例:接続プール名や、アクティブ接続数、最大接続数などのメトリック値)