Javaのカスタムメモリ構造

このページでは、Java のカスタムメモリ構造をモニターする方法について説明します。

Splunk AppDynamics は自動リーク検出で、長期の Java コレクション(HashMap、ArrayList など)を自動的に追跡します。特定のクラスを追跡するには、コントローラ UI でカスタムメモリ構造機能を使用できます。

この機能を使って、カスタムキャッシュまたはJavaコレクションではないその他の構造をモニタリングすることができます。たとえば、カスタムキャッシュや Ehcache などのサードパーティのキャッシュがある場合があります。分散環境では、キャッシングがメモリリークの主な原因になりやすい傾向があります。また、カスタムメモリ構造には、自動リーク検出を使って追跡されるコレクションオブジェクトが含まれる場合と含まれない場合があります。

注: Java エージェントでカスタムメモリ構造をモニタリングすると、CPU 使用量が増加する可能性があります。Splunk AppDynamics では、トラブルシューティング中のみの短期間または実稼働前の環境でメモリ構造のモニタリングを有効にすることが推奨されます。
カスタムメモリ構造を構成する場合は、カスタムメモリ構造がお使いの JVM 環境でサポートされていることを確認してください。「JVM のサポートNo Content found for /db/organizations/splunk/repositories/appdsaas-25_10_0/content/documents/AppDynamics/Pending_Items/r_java_agent_supported_platforms_2.dita#JavaSupportedEnvironments-JavaAgentSupportedPlatforms/JavaSupportedEnvironments-jvm-supportJVMSupport」を参照してください。
重要:
  • オブジェクトインスタンスの追跡を有効化または無効化するには、Configure Agent Properties 権限が必要です。
  • 追跡するカスタムクラスを構成するには、Configure Memory Monitoring 権限が必要です。「Cisco AppDynamics のカスタムロールの管理」を参照してください。