データベースパフォーマンスの測定

Splunk AppDynamics は、次のレベルでデータベースコールと応答時間のメトリックを収集します。

  • ビジネストランザクションメトリック:特定のデータベースにおける特定のビジネストランザクションのメトリックをトランザクションフローマップに表示。
  • ティアメトリック:ティアから指定されるデータベースへの全コールのメトリックをティアフローマップに表示。
  • データベースコールメトリック:アプリケーション全体のデータベースアクセスメトリック(すべてのビジネストランザクション)をアプリケーションフローマップとデータベースコールダッシュボードに表示。
  • Database Visibility による統合データベースメトリック:
    • データベースコレクタSplunk AppDynamics Database Visibility で設定されている場合、アプリケーション ダッシュボードおよびデータベース コール ダッシュボードからその製品にリンクできます。データベースの可視性でデータベースサーバーとデータベースコレクタをすでに関連付けている場合は、[Database Visibility] UI を表示できます。まだ関連付けられていない場合は、切断されたデータベースのアイコンが表示され、データベースをすでに設定されている [Database Visibility] のサーバーまたはクラスタにリンクするように求めるメッセージが表示されます。また、データベースコレクタをデータベースサーバーまたはクラスタにマッピング/マッピング解除するには、[Database Visibility] で設定された対応するコレクタに対して表示権限を持っている必要があります。
    • Java アプリケーションのリレーショナル データベース バックエンドは、データベースコレクタですでに設定されているデータベースサーバーと、ホスト名、ポート番号、およびデータベースタイプが同じです。Oracle バックエンドは、対応する Database Visibility コレクタと自動的に照合されます。リレーショナル データベースバックエンドのみで使用可能なスナップショット相関ビューには、スナップショットが取得されたときのクエリ、クライアント、セッション、およびスキーマの詳細が表示されます。
    • バックエンドデータベースが [Database Visibility] のサーバーまたはクラスタにリンクされている場合は、データベースアイコンをクリックすると、[Database Visibility] UI へのリンクと基本的な詳細情報が表示されます。また、データベース KPI メトリックを表示することもできます。
      データベース KPI メトリック

Splunk AppDynamicsデフォルトでは、 アプリケーション エージェントをインストゥルメント化されたノードから呼び出しを行うと、多くのデータベースおよびデータストアが自動的に検出されます。アプリケーションモニタリングビューからデータベースの可視性にアクセスするアプリケーションモニタリングビューからデータベースの可視性にアクセスする

データベースへのコールのパフォーマンスを監視するには、コールがデータベースコールリストに表示されていて、独自のデータベース コール ダッシュボードが存在することを確認します。データベースが表示しない場合は、構成を確認してください。

フローマップ上のデータベースアイコンによって、データベースのステータスを識別できます。次の表に、各種データベースアイコンが一覧表示されています。

データベース アイコン ステータス
データベースが正常に稼働しています。アクティブな正常性ルール違反はありません
正常性ルール違反:重大な状態
正常性ルール違反:警告状態
データベースが適切なサーバまたはクラスタノードにリンクされていません。このアイコンは、データベースが状態の変更中である場合にも表示されます。

データベースが [Database Visibility] のサーバーまたはクラスタに接続されていません。

データベースアイコンをクリックし、次に [Connect] リンクをクリックして、データベースのバックエンドを適切なサーバーまたはクラスタにリンクさせます。