Linux でのデータベースエージェントの自動起動

マシンが起動するたびにデータベースエージェントを自動的に起動できるようにするには、次の手順を実行します。
  1. このページの添付ファイルであるサンプル初期化スクリプト(startDatabase.sh)のように、エージェントを起動する初期化スクリプトを作成します。
    スクリプトでは、JAVA および AGENT_HOME の値をシステムのパスに設定します。また、必要に応じて、エージェントオプションとヒープサイズも構成します。
  2. スクリプトの実行権限を有効にします。
    たとえば、db-agent という名前の初期化スクリプトである場合は、以下を入力します。
    sudo chmod 775 db-agent
  3. スクリプトをシステムの初期化ディレクトリ(通常は /etc/init.d)に配置します。
    または、別の場所に保存する場合は、init.d ディレクトリからスクリプトへのシンボリックリンクを作成します。
  4. 次のように、スクリプトをサービスとして追加します。
    • Red Hat およびほとんどの Linux オペレーティングシステムでは、db-agent をファイルまたはシンボリックリンクの名前に置き換えて次のコマンドを実行します。
      chkconfig --add db-agent
      chkconfig --level 2345 db-agent on
    • Ubuntu および Debian オペレーティングシステムでは、db-agent をファイルまたはシンボリックリンクの名前に置き換えて次のコマンドを実行します。
      update-rc.d -f db-agent start 99 2 3 4 5 .

    コマンドを使用する:

    • start は、スクリプト(start、stop)に指定された引数です。
    • 99 はスクリプトの起動順序(1 = 最初、99 = 最後)です。
    • 2 3 4 5 は起動するランレベルです。
    • コマンドの最後にドット(.)が含まれていることを確認してください。
これで、データベースエージェントはマシンの起動時に自動的に起動されるようになります。マシンが起動または再起動したときに、タスクスケジューラを使用して自動的に起動するようにエージェントを設定する場合は、エージェントが使用可能な最も高い権限で実行されていることを確認します。