エントリポイントに対するトランザクションモニタリングの無効化

自動トランザクション検出ルールに、エントリポイントタイプごとに自動検出を制御するための [Transaction Monitoring Enabled] チェックボックスがあります。デフォルトで、すべてのエントリポイントタイプが有効になっています。あるエントリポイントタイプの検出を無効にすると、エージェントはルールが適用されているスコープに対しそのエントリポイントタイプのすべてのアクティビティの検数、測定、記録を停止します。

注: [Transaction Monitoring Enabled] 構成は、そのエントリポイントタイプの同じスコープ内のカスタムマッチルールに影響します。たとえば、そのスコープのjavaデフォルト自動トランザクション検出ルールでPOJOモニタリングを無効にした場合、JavaエージェントはスコープのどのPOJOトランザクションも検出しません。

以下は、モニタリングを無効にする場合です。

  • 特定のエントリポイントタイプのすべてのビジネストランザクションはどれもモニタリングする必要がないことがわかっています。
  • ダウンストリームコールからトランザクションをモニタリングします。

たとえば、ServletがSpring Beanを実装するアプリケーションがあり、Spring Beanレベルから開始するトランザクションのモニタリングに関心があるとします。Servletモニタリングを無効にすると、Spring Beanの自動検出ルールがトランザクションのエントリポイントになります。