Web モニタリング用のクレデンシャル Vault
クレデンシャル Vault は、合成 Web モニタリングジョブに使用されるクレデンシャルを安全に保存します。合成スクリプトを使用してジョブを作成する場合、ユーザー名やパスワードなどのクレデンシャルを追加してアプリケーションにログインし、保存されたクレデンシャルへの参照をスクリプトに挿入できます。ジョブが実行されると、合成スクリプトはその参照を使用して、クレデンシャル Vault に保存されたクレデンシャルを取得します。
クレデンシャル Vault の使用方法
合成クレデンシャルの追加
クレデンシャル Vault では、クレデンシャルを 1 つずつ追加するか、複数のクレデンシャルをインポートできます。
構文ルール
次の表に、クレデンシャルの作成と合成スクリプトへのクレデンシャルの追加に使用するクレデンシャル構文ルールを示します。
| エレメント | ルール |
|---|---|
|
キー |
|
|
値 |
|
| クレデンシャルキー名(合成スクリプトで使用) |
"<%key%>" |
1 つのクレデンシャルの追加
サンプル電子メールに単一のクレデンシャルを追加するには、次の手順を実行します。
- [
] > [Tools] > [Manage Synthetic Credentials] に移動します。
- Add をクリックします。
- キーと値を入力します。構文ルールに従っていることを確認します。
- (オプション)関連付けられているアプリケーションを選択します。合成スクリプトでクレデンシャルを検索すると、関連するクレデンシャルが最初に推奨されます。
複数のクレデンシャルのインポート
[] ボタンを使用して複数のクレデンシャルを一度に追加できます。
サンプル電子メールとパスワードの複数のクレデンシャルを追加するには、次の手順を実行します。
- プロファイルアイコンをクリックします。
- [Actions] で、[Manage Credential Vault] を選択します。
[インポート(Import)] をクリックします。
クレデンシャルをコピーして貼り付けるか、1 行ずつ入力します。構文ルールに従っていることを確認します。
- 一度にインポートできるクレデンシャルの最大数は 250 です。
- 関連付けられたアプリケーションをインポートされたクレデンシャルに追加することはできません。インポートした後に各クレデンシャルを個別に編集して、関連付けられているアプリケーションを追加する必要があります。
email_key=user123@email.com
password_key=Password123
email_key=user456@email.com
password_key=Password456合成スクリプトでのクレデンシャルの使用
対応するクレデンシャルキーをスクリプトに挿入することで、クレデンシャル値を取得できます。スクリプトでキーの入力を開始すると、特定のアプリケーションに関連付けられているクレデンシャルが最初に表示されます。
合成ジョブを作成するには、次の手順を実行します。
ユーザ権限
コントローラ管理 UI では、アカウントレベルのロールとグループを設定できます。要件に基づいてユーザーにロールとグループを追加できます。 権限により、クレデンシャル Vault のアクセス制御を管理できます。
| 権限 | 権限 |
|---|---|
クレデンシャルVaultの管理 |
|
| クレデンシャルVaultの表示 |
|
| セルフクレデンシャルVaultの管理 | 管理者がこの権限をユーザーに割り当てると、ユーザーは作成したログイン情報を追加、編集、および表示できます。 管理者が Synthetic.self.credentialvault.disabled false を true に設定すると、Value 列が非表示になります。 |
Manage Credential Vault を持つロールを作成するには、次の手順を実行します。
- プロファイルアイコンをクリックします。
- [管理(Administration)] で、[管理(Administration)]を選択します。
- [Roles] で、 [Create] をクリックします。
- ロール名を追加します。
- [Account] で、[Add+] をクリックします。
- 作成するロールに基づいて、次のいずれかの権限を選択します。
- Manage Credential Vault
- View Credential Vault
- [User and Groups with this Role] で、ユーザーやグループを追加します。