ログファイルの管理
ログローテーションを設定し、保持期間を調整することで、ログファイルを管理することができます。
ログローテーション
アプリケーションサーバーは、ドメイン設定ファイルの設定に基づいて、server.log ファイルを定期的にローテーションするように事前設定されています。
database.log や audit.log などのその他のログファイルについては、過剰にディスク領域を消費しないようログローテーションの設定が必要になることがあります。特に audit.log ファイルは、1 分ごとに発生するコントローラおよびイベントサービスホストへの SSH 接続No Content found for /db/organizations/splunk/repositories/appdonprem-25_10_0/content/documents/AppDynamics/on_premises/r_how_many_ssh_connections_does_the_enterprise_console_make_per_minute_.ditaが含まれるため、短時間でサイズが大きくなる可能性があります。また、追加のログファイル <controller_home>/db/data/slow.log のログローテーションも設定する必要があります。このログには、遅いMySQLクエリに関する情報が含まれます。
ローテーションの実行に使用するツールは、オペレーティングシステムにより異なります。Linux では、mysql-log-rotate スクリプトを使用します。このスクリプトは、コントローラデータベースのインストール時に <controller_home>/db/support-files に含まれます。デフォルトで database.log ファイルをローテーションするようには設定されていないため、ご使用の環境に応じてスクリプトを変更する必要があります。他のシステムではログのローテーションを実行し、cronや同等のタスクスケジューラなど、定期的に実行するスクリプトを作成またはインストールする必要があります。
保持期間
platfom-admin/logs の Enterprise Console ログは、サイズが大きくなりすぎると、タイムスタンプ付きの .gz 形式で自動的にアーカイブされます。アーカイブされる各ログのサイズは、およそ 300 KB です。logs ディレクトリには、最近の 7 つのファイルのみがアーカイブされます。
アーカイブされたログをより長期間保持する場合、Dropwizard 構成ファイル PlatformAdminApplication.yml で設定を構成できます。logging/appenders/type: file セクションで、より大きな archivedFileCount および maxFileSize を指定する必要があります。詳細については、「ドロップウィザード設定リファレンス」を参照してください。