EUM サーバーのデプロイモード

デモおよびライトテストでは、デモインストールオプションを選択します。このオプションでは、EUM サーバーとコントローラが同じホストにインストールされ、EUM サーバーがコントローラの MySQL インスタンスを共有します。実稼働インストールでは、実稼働インストールオプションを選択します。このオプションでは、EUM サーバーとコントローラは別のホストに配置され、EUM サーバーは専用の MySQL インスタンスをホストします。

デモモードでは、EUM サーバーはポート 7001 または 7002 で接続をリスンします。セキュアポート 7002 では、組み込みの自己署名証明書を使用します。自己署名証明書はデモモードでのみ使用します。

デモモードのアーキテクチャ

実稼働環境では、EUM サーバーはリバースプロキシの背後で動作する可能性があります。リバースプロキシは、EUM サーバーからの SSL 終了時のパフォーマンス負荷を軽減します。証明書管理とセキュリティ管理を全般的に簡素化するのにも役立ちます。また、サーバーには、エージェントビーコンの接続ポイントとして、サーバー自体と外部インターネットとの間にプロキシのセキュリティ層が存在している必要があります。

実稼働環境のアーキテクチャ

注: オンプレミス EUM サーバーの HTTPS 接続の設定には、リバースプロキシの使用を推奨します。これがご使用のインストールでは不可能な場合でも、HTTPサポートを手動で設定することができます。カスタムキーストアの設定方法については、「EUM サーバーの保護」を参照してください。