リモートサービス情報のモニタリング
Splunk AppDynamics では、リモートサービスへのコールの全体的なパフォーマンスと、特定のビジネストランザクション内から行われるコールのパフォーマンスをモニタリングします。
リモートサービスのメトリックは、コントローラUIの次の場所に表示されます。
- ビジネストランザクションメトリック:特定のサービスにおける特定のビジネストランザクションのメトリックがトランザクションフローマップに表示されます。
- ティアメトリック:ティアから指定されるサービスへの全コールのメトリックがティアフローマップに表示されます。
- リモートサービスメトリック:アプリケーションフローマップおよびリモートサービスダッシュボードに、アプリケーション全体(すべてのビジネストランザクション)における全体的なリモートサービスのメトリックが表示されます。
リモートサービスの正常性ルール
正常性ルールを作成して、リモートサービスの通常の動作または予想される動作を表すパラメータをモニタできます。パラメータは、平均応答時間などのメトリック値に依存します。リモートサービスのパフォーマンスが正常性ルールで設定した条件に違反すると、正常性ルール違反となります。アラートで違反を通知し、違反イベントを軽減するための修復アクションを開始します。アラートを見逃さないようにしたり、誤ったアラートを受信しないようにするには、アラートを適切に設定することが重要です。「アラート感度の調整」(AST)により、適切な感度でアラートを設定することができます。AST によって設定済みのメトリックまたはベースラインの履歴データが提供されるため、アラート設定の影響を可視化できます。リモートサービスパラメータをモニタし、AST を使用して正常性ルールの感度を微調整する正常性ルールを作成するには、「正常性ルールの作成とメトリック評価の微調整」を参照してください。