自動トランザクション診断

注: この機能は、20.10.1 以降の SaaS で使用できます。

Splunk AppDynamics が、パフォーマンスのトラブルシューティングおよび根本原因分析で使用するために、トランザクションパス内のすべてのイベントをキャプチャするトランザクション スナップショットを継続的に収集します。過剰なリソース消費を防ぐためのルールと制限がありますが、特定のパフォーマンスの問題を調査する際に、何百もの個別のスナップショットを調べることができます。

自動トランザクション診断(ATD)機能を使用すると、異常なトランザクションの動作に対して、事後対応ではなく事前対応ができます。ATD では、機械学習を使用して、アラートをトリガーするほど重大ではないものの、将来的に生産の問題を引き起こすほど重大な異常が自動的に認識され、収集したスナップショットが活用されます。実際に生産の低下や顧客への供給の停止が生じる前に問題のあるビジネストランザクションを管理するために使用できる、原因となる要素であるトランザクションの優先順位付けされたリストが数秒で提供されます。

ATD のガイド付き根本原因分析では、異常と、原因となっている階層、exit コール、または階層間ネットワークの問題が明らかになります。これにより、より専門知識が少ない幅広いユーザが、より正確に動作を分析し、修復時間を大幅に短縮することができます。