データベースの可視性のシステム要件
このページでは、データベースの可視性を使用するハードウェアおよびソフトウェアの要件について説明します。
ハードウェア要件
ハードウェア要件は、データベースのアクティビティによって異なります。データベースのアクティビティが増加した場合は、ハードウェア構成の調整が必要になることがあります。
データベースエージェントを実行しているマシンは、次のハードウェア要件を満たしている必要があります。
- 1 GB のヒープスペースに加え、モニタ対象のデータベースインスタンスごとに 512 MB のヒープスペース。使用頻度の低いデータベースの場合、ヒープスペースはモニタ対象のデータベースインスタンスごとに 256 MB に減らすことができます。
- 2 GHz 以上の CPU。
次の表に、ヒープスペース割り当ての計算例を示します。
| モニタ対象のデータベースインスタンス数 | ヒープスペース割り当て |
|---|---|
| 5 | (5 X 512 MB)+ 1024 MB = 3,584 MB |
| 20 | (20 X 512 MB)+ 1024 MB = 11,264 MB |
| 100 | (100 X 512 MB)+ 1024 MB = 52,224 MB |
Splunk AppDynamics コントローラのサイジング要件
コントローラデータベースは、次のハードウェア要件を満たしている必要があります。
- 1 日あたりコレクタごとに 500 MB のディスク容量
- 1 日あたりイベントサービス用に 500 MB のディスク容量。デフォルトでは、イベントサービスは 10 日間データを保持します。
「コントローラシステム要件」を参照してください。
ソフトウェア要件
- データベースエージェントは、Java 仮想マシン上で実行されます。Java 1.8 - 17 が必要です。
- サポートされているオペレーティングシステムについては、「データベースの可視性がサポートされる環境」の「Supported Operating Systems」を参照してください。
ネットワーク要件
- データベースが実行されているマシン、またはモニタするマシンは、データベースエージェントがインストールされて実行されているマシンからアクセス可能である必要があります。このマシンには、ネットワーク接続、インターネット、またはイントラネットが必要です。
- データベースがファイアウォールの背後にある場合は、データベース エージェント プログラムを実行されているマシンがデータベースにアクセスできるようにファイアウォールを構成する必要があります。データベースリスナーポート(およびオプションで SSH または WMI ポート)が開いている必要があります。
- エージェントとコントローラの間で使用されるネットワーク帯域幅は、200 クライアントが 50 スキーマを使用し、1 分間に約 10,000 クエリを処理する大規模データベースの場合、コレクタごとに 1 分あたり約 300 KB です。実際の数値は、データベースサーバのタイプ、サーバ上の個々のスキーマの数、および日々実行される一意のクエリの数に依存するため、一様ではありません。