正常性ルール
正常性ルールでは、お使いの環境で正常または予想されるオペレーションであると考えられるものを表すパラメータを指定します。パラメータは、ビジネストランザクションの平均応答時間やノードのCPU使用率などのメトリック値に依存します。
正常性ルールの影響を受けるエンティティのパフォーマンスがルールの条件に違反すると、正常性ルール違反となります。正常性の状態は、重大、警告、通常、および不明で表されます。
エンティティの正常性状態が変わると、正常性ルール違反のイベントが発生します。正常性ルール違反の例:
- Starting
- 終了中
- 警告から重大へのアップグレード、または
- 重大から警告へのダウングレード
エンティティおよび正常性ルール違反の正常性の状態は、コントローラ ユーザーインタフェースに表示されます。また、正常性ルール違反のイベントは、アラートメールの送信や修正スクリプトの実行など、自動でアクションを開始できるポリシーのトリガーに使用できます。
「正常性ルールの構成」で説明されている正常性ルールウィザードを使用して、正常性ルールを作成します。ウィザードを使うと、一般的なシステム エンティティおよび関連するメトリックをグループ化することで、正常性ルールのセットアップを単純化できます。また、デフォルトの正常性ルールをそのまま、または変更して使用する方法もあります。