サポートアドバイザリ:「ディスク使用率が高すぎる」正常性ルールがリリース 4.3 で無効になっている
このドキュメントでは、AppDynamics 製品のサポートアドバイザリについて説明します。
概要
リリース 4.3 以降、次の正常性ルールが無効化されています。
少なくとも 1 つのパーティションでディスク使用率が高すぎる
この変更は、このルールを有効化したサーバーの可視性(以前のサーバーモニタリング)を使用しているお客様に影響します。これは、すべてのサーバーおよび各サーバー上のすべてのボリュームおよびディスクに適用されるため、「ワイルドカード正常性ルール」と考えることができます。
影響を受けるソフトウェア
このルールは、4.2.x ではデフォルトで有効になっており、4.3 以降ではデフォルトで無効化されています。
影響
監視対象のサーバーの数と各サーバーに存在するボリュームやディスクの数によっては、このワイルドカード正常性ルールによりコントローラのメモリー使用率が増加し、通常の正常性ルールの評価時間が長くなる可能性があります。
解像度
この正常性ルールが現在有効になっている場合は、無効にする必要があります。([Server Visibility] タブから)
このワイルドカード正常性ルールが環境にとって重要である場合は、使用しないことを推奨します。代わりに、独自のカスタム正常性ルールを作成し、特定のサーバー上の個別のボリュームに独自のルールを適用することをお勧めします。
この機能は、最新のコントローラソフトウェアでは無効になっています。
コントローラを最新バージョンにアップグレードすると、アップグレード後にこの正常性ルールが無効になっていることがわかります。
最新のコントローラソフトウェアの新規インストールを実行すると、この正常性ルールはデフォルトで無効になります。
この正常性ルールを再度有効にしたいお客様は、前述のパフォーマンスとメモリーへの影響を考慮する必要があります。