Splunk Cloud Platformサービスの詳細
Splunk Cloud Platformの概要
Splunk Cloud Platformサービスの説明へようこそ
Splunk Cloud Platformは、数々の賞を獲得したSplunk® Enterpriseの恩恵をクラウドベースのサービスとしてお届けします。Splunk Cloud Platformを利⽤すると、すべてのリアルタイムおよび履歴マシンデータを収集、サーチ、監視、レポート、および分析するために、Splunk Enterpriseの機能をクラウドサービスで使⽤できます。このクラウドサービスは、Fortune 100に名を連ねる企業から、中⼩規模の会社まで、Splunkにより、多くのクラウドユーザーに⼀元的かつ統⼀的に提供されます。リリースノートで特段の注記がない限り、Splunkは、Splunk Cloud Platformサービスを統⼀的に管理して更新しており、Splunk Cloud Platformのすべてのお客様には最新の機能が提供されます。
Splunk Cloud Platformは、データの取り込み、データ保持設定のカスタマイズ、ユーザーロールと集中管理認証のカスタマイズ、サーチとダッシュボードの設定、IP許可リストの更新、App管理の実⾏など、あらゆるセルフサービス機能を提供します。また、お客様のSplunk Cloud Platform環境のデータ消費と健全性を全体的に監視するためにクラウドモニターコンソール(CMC)を使⽤することができます。なお、運⽤連絡先の情報は最新の状態に保つよう注意してください。詳細は、「お客様のメンテナンスの責任」を参照してください。
Splunk Cloud Platformサービスの契約はワークロードベースであり、リソースキャパシティに合わせてサイズが決められます。例外として、取り込みベース契約の場合は、取り込んだデータ量に応じてサイズが決められます。詳細は「契約の種類」を参照してください。
このドキュメントでは、Splunk Cloud Platformサービスの機能、権限、制限、制約と、SaaSプロバイダとしてのSplunkの責任について説明します。また、このドキュメントでは契約者としてのお客様の責任についても説明します。次のセクションに記載されている、サービスの説明とサービスの規約とポリシーに関するドキュメントをすべてお読みください。これらのドキュメントをお読みになった上で何かご不明な点がある場合は、Splunkの営業担当までお問い合わせください。
サービスの規約とポリシー
以下に、Splunk Cloud Platformサービスに関連する重要な規約とポリシーのドキュメントへのリンクを⽰します。これらのドキュメントをお読みになり、サービスについて⼗分に理解してください。何かご不明な点がある場合は、Splunkの営業担当までお問い合わせください。
利⽤可能なリージョンとリージョンの違い
Splunk Cloud Platformは、新規にスタック向けに以下のグローバルリージョンをご利⽤頂けます。
| サービスコンポーネント | AWS | Google Cloud | Microsoft Azure |
|---|---|---|---|
| Victoriaエクスペリエンス | ⽶国(オレゴン、バージニア)
英国(ロンドン) 欧州(ダブリン、フランクフルト、ミラノ、パリ) アジア太平洋(インドネシア、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京) カナダ(中央部) 中東(UAE) 南米(ブラジル) 米国パブリックセクター ⽶国(GovCloud⽶国⻄部、GovCloud⽶国東部) - FedRAMP Moderate |
米国(アイオワ)
中東(ダンマーム) |
⽶国(フェニックス、バージニア)
英国(ロンドン) アジア太平洋(東京) |
| Classicエクスペリエンス | 欧州(ストックホルム) 米国パブリックセクター 米国(GovCloud米国西部、GovCloud米国東部) - FedRAMP HighおよびDoD IL5 |
英国(ロンドン) 欧州(ベルギー、フランクフルト) アジア太平洋(シンガポール、シドニー) カナダ(モントリオール) |
該当なし |
| Admin Config Service (ACS) | 利⽤可能 | 利⽤可能 | 利⽤可能 |
| ACSおよびCMCによるメンテナンス予定ウィンドウの表示 | GovCloud⽶国⻄部とGovCloud⽶国東部以外のリージョンで利⽤可能 | 利⽤可能 | 利⽤可能 |
| データ入力 | 詳細は、『Data Inputs User Manual (データ入力ユーザーマニュアル)』(旧称Data Manager)の「Regional availability by cloud providers (クラウドプロバイダ別のリージョン対応状況)」を参照してください。 | ||
| Edge Processorソリューション | ⽶国(オレゴン、バージニア)
英国(ロンドン) 欧州(ダブリン、フランクフルト、ミラノ、パリ) アジア太平洋(インドネシア、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京) カナダ(中央部) 中東(UAE) 南米(ブラジル) 米国パブリックセクター ⽶国(GovCloud⽶国⻄部、GovCloud⽶国東部) - FedRAMP Moderate |
現時点では利⽤不可 | 現時点では利⽤不可 |
| Ingest Processor | ⽶国(オレゴン、バージニア)
英国(ロンドン) 欧州(ダブリン、フランクフルト、ミラノ、パリ) アジア太平洋(インドネシア、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京) カナダ(中央部) 中東(UAE) 南米(ブラジル) 米国パブリックセクター ⽶国(GovCloud⽶国⻄部、GovCloud⽶国東部) - FedRAMP Moderate |
現時点では利⽤不可 | 現時点では利⽤不可 |
| Federated Analytics for Amazon Security Lake | GovCloud⽶国⻄部とGovCloud⽶国東部以外のリージョンで利⽤可能 | 現時点では利⽤不可 | 現時点では利⽤不可 |
| Splunk用統合サーチ | 利⽤可能 | 利⽤可能 | 標準モードのみ利用可能 |
| Federated Search for Amazon S3 | GovCloud米国西部とGovCloud米国東部におけるFedRAMP Moderateを含め、利用可能 GovCloud米国西部とGovCloud米国東部におけるFedRAMP HighおよびDoD IL5は対象外 | 現時点では利⽤不可 | 現時点では利⽤不可 |
| Ingest Actions | お客様が管理するヘビーフォワーダーまたはSplunk Cloud Platform環境でのフィルタリング、マスキング、およびルーティングで利⽤可能 | お客様が管理するヘビーフォワーダーまたはSplunk Cloud Platform環境でのフィルタリングおよびマスキングで利⽤可能 | お客様が管理するヘビーフォワーダーまたはSplunk Cloud Platform環境でのフィルタリングおよびマスキングで利⽤可能 |
| Splunk Secure Gateway | GovCloud⽶国⻄部とGovCloud⽶国東部以外のリージョンで利⽤可能 | 利⽤可能 | 利⽤可能 |
| ストレージ:お客様が管理する暗号化キー(プレビュー) | 利⽤可能 | DDASで利⽤可能 | 現時点では利⽤不可 |
| Splunk AI Assistant for SPL | ⽶国(オレゴン、バージニア)
英国(ロンドン) 欧州(ダブリン、フランクフルト、ミラノ、パリ) アジア太平洋(ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京) カナダ(中央部) 中東(UAE) |
現時点では利⽤不可 | ⽶国(フェニックス、バージニア)
英国(ロンドン) アジア太平洋(東京) |
VictoriaエクスペリエンスとClassicエクスペリエンスの違いに関する詳細は、「エクスペリエンスの指定」を参照してください。また、「サービスの制限と制約」も併せてご確認ください。
コンプライアンスと認定
Splunkは、世界各国の業界標準への準拠とお客様のデータ保護への取り組みの⼀環として、業界を代表する監査機関によるさまざまなコンプライアンス評価および認証を取得しています。以下のコンプライアンス認証および評価結果をご確認いただけます。
- SOC 2タイプ2:Splunk Cloud Platformでは、毎年SOC 2タイプ2の監査レポートが発⾏されます。SOC 2監査では、組織のセキュリティ、可⽤性、機密保持プロセスを評価し、顧客データの保護に使用されるシステムの信頼性を確認します。SOC 2タイプ2評価結果の確認が必要な場合は、Splunkの営業担当者までお問い合わせください。
- ISO 27001:Splunk Cloud Platformは、ISO/IEC 27001:2013認証を受けています。ISO/IEC 27001:2013は、情報セキュリティ管理システムの標準であり、組織が情報リスクを最⼩限に抑えるために使⽤するすべての法的、物理的、および技術的コントロールについてのポリシーと⼿順を規定しています。Splunk ISO 27001認証のPDFバージョンは、https://www.splunk.com/pdfs/legal/splunk-ISO-27001-certificate.pdfで⾒ることができます。
各リージョンでのサービスコンポーネントの可⽤性については、「利⽤可能なリージョンとリージョンの違い」を参照してください。
コンプライアンス要件への対応のために、規制対象のクラウド環境でお客様のデータを保持する必要がある場合、Splunk Cloud Platformでは以下のオプション契約を利用できます。規制されたクラウド環境では、すべての機能が利⽤できるわけではありません。詳細は、機能固有のドキュメントを参照してください。
- 米国防総省(DoD)の影響レベル5 (IL5):アメリカ国防情報システム局(DISA)は、Splunk Cloud Platformを国防総省(DoD)影響レベル5 (IL5)に仮認可(PA)しました。米国政府機関はSplunk Cloud Platformを活用して、厳格な管理が求められる管理対象非機密情報(CUI)の処理を含む、ミッションクリティカルな課題を解決できるようになりました。この契約は、特定の規制要件と準拠要件に対応するために設計され、隔離されたAWS GovCloud (⽶国)リージョンで利⽤できます。Splunk Cloud PlatformのFedRAMP製品で使⽤している暗号化モジュールは、FIPS 140-2認証済みの暗号化モジュールです。FedRAMPで認証済みのAppの情報については、「FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5認証済みのプレミアムソリューションとApp」を参照してください。
- FedRAMP Moderate:Splunk Cloud Platform FedRAMPは、連邦一般調達局(GSA)のFedRAMP PMOより、Moderate影響レベルの認可を受けています。Splunk Cloud Platform FedRAMPは、FedRAMP認証サービスを必要とする⽶国政府、州政府、地⽅⾃治体、教育機関、そして⺠間企業のお客様のニーズに対応し、重要なワークロードをクラウドで実⾏できるようにしています。この契約は、特定の規制要件と準拠要件に対応するために設計され、隔離されたAWS GovCloud (⽶国)リージョンで利⽤できます。Splunk Cloud FedRAMP製品で使⽤している暗号化モジュールは、FIPS 140-2認証済みの暗号化モジュールです。FedRAMPで認証済みのAppの情報については、「FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5認証済みのプレミアムソリューションとApp」を参照してください。
- FedRAMP High:Splunk Cloud Platform FedRAMP Highは、連邦一般調達局(GSA)のFedRAMP PMOによってHigh Impactレベルの認可を受けています。Splunk Cloud Platform FedRAMP Highは、FedRAMP High認可サービスを求める米国政府機関、法執行・緊急サービス機関、および商業顧客のニーズに対応し、クラウド上で高度に機密性の高いワークロードを実行できます。このサブスクリプションは、特定の規制およびコンプライアンス要件に対応するよう設計された独立リージョンである AWS GovCloud (US)リージョンで利用可能です。Splunk Cloud FedRAMP Highで使用される暗号モジュールはFIPS 140-2検証済み暗号モジュールです。FedRAMPの認証を受けたAppの情報については、「FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5認証済みのプレミアムソリューションとApp」を参照してください。
- Health Insurance Portability and Accountability Act (HIPAA):Splunk Cloud Platform (HIPAA)は、HIPAAセキュリティルールとHITECH違反通知要件に準拠しています。これらの規制は、電⼦保護健康情報(ePHI)へのアクセス、その処理、送信、または保管を⾏う団体のセキュリティについての標準を設けるものです。
- Information Security Registered Assessors Program (IRAP):Splunkは、Splunk Cloud Platformについて、IRAP規格のPROTECTレベルへの適合を表明しています。IRAP規格により、オーストラリア連邦および商⽤のお客様は、オーストラリア(AWSシドニーリージョン)でIRAP評価済みSplunk Cloud Platform環境を利用して、機密性の⾼いワークロードを実⾏できます。
- Information System Security Management and Assessment Program (ISMAP):Splunk Cloud Platformは、日本の政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に基づく審査および評価をすべて完了し、ISMAPクラウドサービスリストに登録されています。
- Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS):Splunkは、PCI DSS v4.0標準に対するSplunk Cloud Platformの適合性を継続的に検証しています。この標準は、カード決済データを処理、送信、または保管する組織、およびそれらの重要なサービスプロバイダーに適用されます。
規制されたクラウド環境に関する情報を下表に⽰します。
| 契約の種類 | リージョンでの利⽤可否 | 保存中の暗号化 | IP許可リスト | 認証ドキュメント |
|---|---|---|---|---|
| DoD IL5 | GovCloud (⽶国⻄部および⽶国東部) | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。 | splunkcloud.milにあるSplunk Cloud PlatformのIL5環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | Splunk Cloud Platform IL5の詳細は、Splunkの営業担当者にお問い合わせください。 |
| FedRAMP Moderate | GovCloud (⽶国⻄部および⽶国東部) | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。 | splunkcloudgc.comにあるSplunk Cloud PlatformのFedRAMP環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | 連邦機関のお客様は、Splunk Cloud Platform FedRAMPパッケージをFedRAMP Marketplaceに要求してください。もしくは、Splunkの営業担当者にご連絡ください。 |
| FedRAMP High | GovCloud (⽶国⻄部および⽶国東部) | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。 | splunkcloudfed.comにあるSplunk Cloud PlatformのFedRAMP環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | 連邦機関のお客様は、Splunk Cloud Platform FedRAMPパッケージをFedRAMP Marketplaceに要求してください。もしくは、Splunkの営業担当者にご連絡ください。 |
| HIPAA | すべてのリージョン | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。リージョンによっては、お客様が暗号化キーを管理するためのオプションを利⽤できます。 | Splunk Cloud PlatformのHIPAA環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | HIPAAコンプライアンスレポートの確認が必要な場合は、お客様のSplunkの営業担当にコピーについてご相談ください。 |
| IRAP | AWSシドニーリージョン | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。お客様が⾃分で暗号化キーを管理することもできます。 | Splunk Cloud PlatformのIRAP環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | IRAP適合表明書の確認が必要な場合は、Splunkの営業担当者にコピーをご依頼ください。 |
| ISMAP | AWS東京リージョン | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。お客様が⾃分で暗号化キーを管理することもできます。 | Splunk Cloud PlatformのISMAP環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | 「ISMAPクラウドサービスリスト」をご確認ください。 |
| PCI DSS | GovCloud (⽶国⻄部および⽶国東部)を除くすべてのAWSリージョン。中東(ダンマーム)を除くすべてのGoogle Cloudリージョン。すべてのAzureリージョン。 | デフォルトで有効。Splunkは、お客様に代わって暗号化キーを管理し、そのキーは定期的にローテーションされます。リージョンによっては、お客様が暗号化キーを管理するためのオプションを利⽤できます。 | Splunk Cloud PlatformのPCI DSS環境にアクセスするには、IP許可リストルールを提供する必要があります。 | PCI DSS適合表明書の確認が必要な場合は、Splunkの営業担当者にコピーをご依頼ください。 |
データ収集
Splunk Cloud Platformでは、App、クラウドサービス、サーバー、ネットワークデバイス、そしてセンサーからサービスにデータを取り込むためのソフトウェアとAPIを提供しています。
機能固有のドキュメントで特段の注記がない限り、以下のセクションでは、Splunk Cloud Platformへのデータの送信⽅法について説明します。
Splunkフォワーダーの使⽤
フォワーダーソフトウェアには、ユニバーサルフォワーダーとヘビーフォワーダーの2種類があります。ほとんどの場合、ユニバーサルフォワーダーがSplunk Cloud Platformに最適なフォワーダーです。ユニバーサルフォワーダーにはデータ転送に必要な基本コンポーネントが含まれており、使用するハードウェアリソースも少なく、高い拡張性を備えています。⼀部の使⽤事例において、転送前にデータを解析したり、イベントのソースやタイプなどの指標に基づいてデータを転送する必要があったりする場合には、ヘビーフォワーダーが必要です。Splunk Cloud Platform契約には、Splunkフォワーダーの設定を⼀元管理するためのデプロイサーバーライセンスも含まれています。デプロイサーバーライセンスは、Splunkサポートに要求できます。Splunk Cloud Platform環境に対する設定、有効化、変換、フォワーダーからのデータ送信は、お客様の責任となります。つまり、バージョン互換性の維持を含む、フォワーダーのインストール、設定、および管理は、お客様の責任で⾏ってください。Splunk Cloud Platform環境に転送されるデータをルーティング、フィルタリング、およびマスキングする場合は、Ingest Actionsを利⽤します。詳細は「サポートされるフォワーダーバージョン」を参照してください。Splunk Cloud Platformで使⽤するAppのデータ収集コンポーネントのSplunkフォワーダーへのインストールも、お客様の責任となります。
サービスへのオンボーディングの⼀環として、Splunkはお客様がフォワーダーを使⽤してSplunk Cloud Platformにデータを送信するために使⽤するIPアドレスを提供します。これらのIPアドレスは、契約期間中は変わりません。契約レベルを引き上げた場合は、データを送信するための追加のIPアドレスが提供される場合があります。万が⼀IPアドレスが変更されるような場合には、事前に通知があります。ほとんどのお客様は、データがSplunk Cloud Platformに正常に転送されるように、これらのIPアドレスをアウトバウンドファイアウォールルールに追加する必要があります。アウトバウンドファイアウォールルールのライフサイクル管理を簡素化するため、提供された実際のIPアドレスまたはDNSマッピングを使⽤してください。
スクリプト⼊⼒とモジュール⼊⼒の詳細は「エクスペリエンスの指定」を参照してください。
詳細は、『データの取り込み』マニュアルの「データのアップロード」と「Use the Ingest Actions page ([Ingest Actions]ページの使⽤)」を参照してください。
HTTPイベントコレクター(HEC)の使⽤
HECを使⽤すると、トークンベースの認証モードを使⽤して、データやAppイベントをセキュアHTTP (HTTPS)プロトコルでSplunk Cloud Platformに送信できます。トークンを⽣成し、このトークンを使ってロギングライブラリまたはHTTPSクライアントを設定して、特定の形式でデータをHECに送信します。Splunk Cloud Platform環境では、デフォルトでHECが有効化されており、最⼤コンテンツ⻑は1MBサイズに設定されています。HEC経由でのSplunk Cloud Platform環境に対する設定、有効化、変換、データの送信は、お客様の責任となります。また、データの取り込みが中断しないように、Splunk Cloud Platformから受け取るHECエラーコードを監視して修復する作業もお客様の責任となります。詳細は、以下を参照してください。
- 『データの取り込み』マニュアルの「HTTPイベントコレクターの使⽤」
- 「サービスの制限と制約」の表にある「データ収集」の項⽬
- 「Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseの違い」セクション(特に、「インデクサー検出とインデクサー応答確認」の項⽬)
AWS Kinesis Data Firehoseの使⽤
AWSリージョンのSplunk Cloud Platformには、追加のデータ収集オプションがあります。AWS Kinesis Data Firehoseは、完全に管理されたスケーラブルなサーバーレスオプションで、各種のAWSサービスから直接Splunk Cloud Platformにデータをストリーミングするためのものです。お客様のSplunk Cloud Platform環境に対する設定、有効化、変換、データの送信は、お客様の責任となります。Kinesis Data Firehoseサービスを使⽤してデータを取り込む場合、AWS Kinesis Data Firehoseの有効化と設定、そしてこのサービスに関する料⾦のAWSへの⽀払いはお客様の責任となります。詳細は、『Splunk Add-on for Amazon Kinesis Firehose』マニュアルの「Splunk Cloud PlatformデプロイへのSplunk Add-on for Amazon Kinesis Firehoseのインストールと設定」を参照してください。
Edge Processorソリューションの使用
Edge Processorソリューションは、制御および設定がクラウドベースで⼀元的に管理されるSplunkフォワーダーの中継転送層を提供します。⼀部の使⽤事例において、転送前にデータを解析したり、イベントのソースやタイプなどの指標に基づいてデータを転送する必要があったりする場合には、Edge Processorソリューションをヘビーフォワーダーの代わりとして使⽤できる可能性があります。また、Edge Processorソリューションは、フィルタリング、マスキング、およびルーティングの機能も備えています。詳細は、「About the Edge Processor solution (Edge Processorソリューションについて)」を参照してください。
Ingest Processorの使⽤
Ingest Processorは、Splunk Cloud Platformデプロイ内で動作するデータ処理ソリューションです。Ingest Processorを使用すると、データフローの設定、データ形式の制御、変換ルールの適用、インデックス化前のログのメトリクス化、送信先へのルーティングを行うことができます。
このソリューションは、フォワーダーまたはHTTPイベントコレクター(HEC)を使用してデータをデプロイに取り込むSplunk Cloud Platformの管理者に最適です。
Ingest Processorは、Splunk Cloud Platform環境内に追加のインフラストラクチャを必要としないため、簡単にデプロイして利用することができます。また、組織のニーズに応じて、インフラストラクチャリソースをシームレスに拡張および調整します。さらに、中央のSplunk Cloudサービスを通じて、データ処理の設定管理やデータ取り込みトラフィックの監視を行うことも可能です。詳細は、「About Ingest Processor (Ingest Processorについて)」を参照してください。
データ収集に関する追加の情報
データ圧縮
フォワーダーとHTTPイベントコレクターは、TLSプロトコルでデータを送信する場合にデータを圧縮します。圧縮⽐はコンテンツによって異なりますが、⼀般的には8:1~12:1です。
送信中の暗号化
セキュリティを確保するため、送信中のデータはTLS 1.2+で暗号化されます。送信側と受信側は互いに認証を⾏い、HTTPベースのデータ収集ではトークンベースの認証によってセキュリティが確保されます。
Splunkハイブリッドソリューションでオンプレミスコンポーネントを使⽤する場合、オンプレミスコンポーネント間で転送されるデータが暗号化されるのは、接続が暗号化するように設定されている場合のみです。
IP許可リスト
機能固有のドキュメントで特段の注記がない限り、Admin Config Service (ACS)を使⽤して、データ収集元を許可済みのIPアドレスに制限できます。⾃分のSplunk Cloud PlatformリージョンでACSにアクセスできない場合は、Splunkにサポートチケットを申請してください。ACSの詳細は、「Splunk Cloud PlatformのIP許可リストの設定」を参照してください。
Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseの違い
Splunk Cloud Platformサービスとお客様管理型のSplunkソフトウェアでは、アーキテクチャや運用が異なるため、Splunk Enterpriseをすでにご利用の場合でも、これらの相違点をご理解いただく必要があります。Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseの違いを下表に⽰します。
| 領域 | 相違点 |
|---|---|
| App | セキュリティを確保してパフォーマンスへの影響を最⼩限に抑えるため、Splunk Cloud Platformでは精査された互換性のあるAppのみが実⾏できます。Splunk WebやSplunkbaseのAppブラウザーには、精査された互換性のあるSplunk Cloud Platform Appのリストが表⽰されます。⼀部のAppはAppブラウザーから直接インストールできます(セルフサービスインストール)。IDMにインストールする場合など、⾃分でインストールできないAppについては、サポートチケットを申請して、Splunkサポートにインストールを依頼してください。
お客様のプライベートAppもセルフサービスでインストールできます。Splunk Cloud Platformでは、プライベートAppのインストール時、Splunkが⾃動的にプライベートAppを検証します。⾃動検証によって識別された問題は修復する必要があります。プライベートAppは⼿動で検証しなくてもインストールできます。未修復の問題がSplunk Cloud Platform環境に与える潜在的な影響に関するSplunk⼀般規約に同意する必要があります。 |
| コマンドラインインターフェイス(CLI)アクセス | Splunk Cloud Platformでは、お客様によるインフラストラクチャへの直接アクセスは許可していません。そのため、CLIからSplunk Cloud Platformにはアクセスできません。CLIアクセスが必要な場合のサポートタスクは、Splunkのセルフサービス権限により、またはサービスチケットを申請することにより⾏われます。 |
| データ整合性制御 | Splunk Cloud PlatformはSmartStoreを排他的に活⽤しますが、SmartStore対応インデックスはデータ統合制御機能と互換性がありません。Splunk Cloud Platformは、Cloud Service Provider (CSP)ストレージレイヤー統合の特性を継承します。 |
| TCP、UDP、ファイル、およびsyslogの直接⼊⼒ | Splunk Cloud Platformプラットフォームは、これらのタイプのデータを直接受け⼊れません。Splunk Cloud PlatformがTCP、UDP、ファイル、syslogなどのデータソースを受け取るためには、SplunkフォワーダーソフトウェアをSplunk Cloud Platformにデータを送信するためのエージェントとして使⽤する必要があります。これにより、信頼性が⾼くフォールトトレラントなSplunk Cloud Platform環境のパフォーマンスが確保されます。 |
| TCP、UDP、ファイル、およびsyslogの直接出⼒ | Splunk Cloud Platformは、サーチヘッド層では暗号化されていない出⼒を受け⼊れず、インデクサー層ではカスタムサーチコマンド(Splunk App for CEFにバンドルされているcefoutなど)を含むあらゆる種類の出⼒をサポートしていません。これにより、信頼性が⾼くフォールトトレラントなSplunk Cloud Platform環境が保証されます。 |
| Dynamic Data Active Archive | Dynamic Data Active Archive (DDAA)は、Splunk Cloud Platformでのみ使⽤できるオプション契約です。DDAAは、お客様の取り込んだデータを⻑期間保存するためのより低コストなオプションを提供します。 |
| Dynamic Data Self-Storageを使⽤したAmazon S3またはGoogle Cloud Storageへのお客様の取り込みデータのエクスポート | Dynamic Data Self-Storageは、Splunk Cloud Platformでのみ使⽤できます。 |
| Federated Analytics for Amazon Security Lake | Federated Search for Amazon Security Lakeは、Splunk Cloud Platform on AWSのユーザーのみが利⽤できるオプションのアドオン契約です。詳細は、「サーチ」を参照してください。 |
| Federated Search for Amazon S3 | Federated Search for Amazon S3は、Splunk Cloud Platform on AWSのユーザーのみが利⽤できるオプションのアドオン契約です。Federated Search for Amazon S3を使⽤すると、Splunk Cloud PlatformデプロイからAmazon S3バケットのデータをサーチできます。最初にデータを取り込んでインデックス化する必要はありません。 |
| インデクサー検出 | インデクサー検出はSplunk Cloud Platformではサポートされていません。これは、HECとフォワーダーの両⽅に当てはまります。 |
| ライセンスプールと購⼊した⽇次インデックスボリュームの超過 | Splunk Cloud Platformはライセンスプールをサポートしていません。また、購⼊した⽇次インデックスボリュームは、1か⽉に最⼤5回まで超過が許されています。詳細については、「契約の種類」セクションの「データポリシー」で、データ取り込みポリシーと⽇次ライセンス使⽤ポリシーを確認してください。 |
| モニターコンソール | クラウドモニターコンソール(CMC) Appは、Splunk Cloud Platform環境に含まれています。CMCは、Splunk Enterpriseのモニターコンソールに置き換わるものです。CMCは、Splunk Cloud Platform環境のデータ消費や健全性を全体的に監視するために使⽤されます。 |
| 多要素認証 | Splunk EnterpriseはDuoやRSAなどの多要素認証を最初からサポートしていますが、Splunk Cloud Platformではこれらの認証⽅式をサポートしていません。お客様のSplunk Cloud Platformのユーザーアカウントで多要素認証を使⽤する場合は、多要素認証をサポートするSAML v2 IDプロバイダを設定する必要があります。 |
| ネイティブアラート | Splunk Cloud Platformは、システムレベルのアクセスは提供しません。つまり、オペレーティングシステムのスクリプトを実⾏したり、他のシステムサービスを使⽤したりするアラートを定義することはできません(ただし、精査された互換性のあるAppであれば可能です)。アラートは、SplunkソフトウェアWebhookを使⽤してメールまたはHTTPS POSTで送信されます。ネットワーク内にエンドポイントの設定が必要な場合もあります。Splunk EnterpriseとSplunk Cloud Platformの両⽅を使⽤している場合は、アラートアクションが必要なサーチをサポートするために、オンプレミスのサーチヘッドを実⾏することができます。詳細は、『Splunk Enterprise Securityの管理』マニュアルの「適応応答リレーのセットアップ」を参照してください。 |
| リアルタイムサーチ | VictoriaエクスペリエンスのSplunk Cloud Platformでは、リアルタイムサーチがデフォルトで有効になっています。ClassicエクスペリエンスのSplunk Cloud Platformでリアルタイムサーチを有効化する場合は、サポートチケットを作成してください。リアルタイムサーチは多くのリソースを消費するため、全体的な健全性とサーチのパフォーマンスが低下することがあります。 |
| REST API | REST APIへのアクセスは、Splunk Cloud Platformとエンタープライズの実装上の詳細の違いとsc_adminロールの権限による影響を受けます。さらに、Splunk Cloud PlatformではSplunk Enterpriseで利⽤できるREST APIエンドポイントのサブセットをサポートしています。詳細は、Splunk Cloud Platform『REST APIチュートリアル』の「Splunk Cloud PlatformのREST APIのアクセス要件と制限」を参照してください。 |
| スクリプト⼊⼒とモジュール⼊⼒ | 詳細は、「エクスペリエンスの指定」を参照してください。 |
| サーチパフォーマンス | Splunk Cloud Platformは、ユーザーのサーチパターンに基づいてパフォーマンスを最適化するために、多層ストレージアーキテクチャを利⽤してデータの移動を管理します。⼀般に、最近処理された(例:最近取り込まれた、サーチされた、マシン学習⽤に分析された)データの⽅が、しばらく処理されていないデータよりもパフォーマンスが⾼くなります。これは、メトリクスデータを含むすべてのデータに適⽤されます。 |
| sc_adminロール | Splunk Cloud Platformでは、お客様側の管理ユーザー向けに、Splunk Cloud Platformを管理するために⼗分な権限が付与されたsc_adminロールが⽤意されています。管理者がAppのインストール、インデックスの作成と管理、ユーザーやパスワードの管理といったセルフサービスタスクを実⾏するために、Splunk Cloud Platformのsc_adminロールを使⽤することができます。 |
| システムユーザーロール | Splunk Cloud Platform環境にはシステムロールとシステムユーザーが事前に定義されており、Splunkが基本的な監視やメンテナンスなどを⾏うために使⽤されます。これらのシステムユーザーやシステムロールを削除したり変更したりしないでください。 |
| ワークロード管理 | Splunk Cloud Platformには、お客様の使⽤のために事前に設定済みのワークロードプールがあります。詳細は、Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「ワークロード管理の概要」を参照してください。 |
エクスペリエンスの指定
Splunk Cloud Platform環境では、VictoriaとClassicの2つのエクスペリエンスのうちの1つを使⽤します。Splunk WebでSplunk Cloud Platformエクスペリエンスの指定を⾒つける⽅法は、Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformエクスペリエンスの決定」を参照してください。中期的な期間ですべてのお客様がVictoriaエクスペリエンスに移行します。
VictoriaエクスペリエンスとClassicエクスペリエンスは、機能とサービス制限がほぼ同じですが、以下に⽰す違いがあります。このリストを、Splunk Cloud Platformで最も良いエクスペリエンスを確保するためのガイダンスとして活⽤してください。⼀部の制限は、設定、システムの負荷、パフォーマンス、使⽤可能なリソースの組み合わせによって異なります。要件が異なる場合は、Splunk担当者までご連絡ください。
| 権限 | Victoriaエクスペリエンス | Classicエクスペリエンス |
|---|---|---|
| インデクサー応答確認 |
インデクサー応答確認は、S2S (Splunk-to-Splunk)でのみサポートされます。 上記は、AWS、Azure、およびGoogle Cloudの各リージョンに適用されます。 HECを使用したインデクサー応答確認はVictoriaエクスペリエンスが提供されるAWSリージョンの特定クライアント(AWS Firehose)のみサポートされます Azureが提供するリージョンではサポートされません |
インデクサー応答確認は、S2S (Splunk-to-Splunk)でのみサポートされます。 上記は、Classicエクスペリエンスが提供される、AWS、Google Cloudの各リージョンに適用されます。 HECを使用したインデクサー応答確認はVictoriaエクスペリエンスが提供されるAWSリージョンの特定クライアント(AWS Firehose)のみサポートされます Google Cloudが提供するリージョンではサポートされません。 |
| Inputs Data Manager (IDM) | AWS Victoria、Azure、およびGoogle Cloudのいずれのリージョンにも適用されません。次の⾏の「モジュール⼊⼒とスクリプト⼊⼒」を参照してください。 |
IDMにAppをインストールする必要がある場合は、サポートチケットを申請して、SplunkサポートにAppのインストールを依頼してください。 IDMの詳細は、Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformの機能」を参照してください。 上記は、AWS ClassicリージョンとGoogle Cloud Classicリージョンに適用されます。 |
| モジュール⼊⼒とスクリプト⼊⼒ |
モジュール⼊⼒やスクリプト⼊⼒は、サーチ層で直接実⾏できるようになるため、別のIDMインスタンスによって⽣じる追加のオーバーヘッドがなくなります。 利用枠が166 SVCまたは1TB未満の場合は最⼤500GB/⽇ 166 SVCまたは1TBを超える場合は最⼤1.5TB/⽇ 上記は、AWS、Azure、およびGoogle Cloudの各リージョンに適用されます。 |
モジュール⼊⼒とスクリプト⼊⼒は、個別のIDMインスタンスまたはお客様が管理するヘビーフォワーダーで実⾏する必要があります。 上記は、AWS ClassicリージョンとGoogle Cloud Classicリージョンに適用されます。 |
| プライベート接続 |
AWSリージョン、すべてのGoogle Cloudリージョン、およびすべてのAzureリージョンにおいて、すべての契約(SOC2、PCI、HIPAA、IRAP)でサポートされます。 なお、AWS GovCloud IL5 DoDでは、エグレスプライベート接続はサポートされません。 |
AWS GovCloudリージョン(FedRAMP ModerateまたはFedRAMP High契約)ではサポートされます。ただし、GovCloudにおけるリージョン間のプライベートリンク接続はサポートされません。 また、その他のAWS Classicリージョンではサポートされません。 なお、AWS GovCloud IL5 DoDでは、エグレスプライベート接続はサポートされません。 |
| セルフサービスAppのインストール(SSAI) |
Splunkbaseから⼊⼿できる公開AppのセルフサービスAppと、ESやITSIなどのプレミアムソリューションで使⽤するAppのセルフサービスインストールをサポートします。 Victoriaエクスペリエンスでは、これらのSSAI Appがプレミアムサーチヘッドを含むすべてのサーチヘッドにインストールされます。 上記は、AWS、Azure、およびGoogle Cloudの各リージョンに適用されます。 |
Splunkbase Appの性質によっては、お客様⾃⾝がインストールすることができるものもありますが、インストールにサポートチケットの申請が必要な場合もあります。ESやITSIなどのプレミアムソリューションで使⽤するAppは、すべて補助付きのインストールとなります。 上記は、AWS ClassicリージョンとGoogle Cloud Classicリージョンに適用されます。 |
FedRAMP Moderate、FedRAMP HighおよびDoD IL5認可済みプレミアムソリューションおよびApp
取り込み
Splunk Cloud Platform環境で1⽇に取り込むことのできるデータ量は契約の種類によって決まります。ワークロードベース契約では、リソースのキャパシティに応じてサイズが決まり、データの取り込み量は測定されません。取り込みベース契約は、データの取り込み量が測定され、契約で定められている利用枠を超えないように監視されます。取り込みベース契約のレベルを上げることで、いつでもデータ量を増やすことができます。現在と過去の1⽇のデータ取り込み情報は、Splunk Cloud Platform環境に含まれているクラウドモニターコンソール(CMC) Appで確認できます。契約で定められている取り込み量を継続的に超えてしまう場合は、Splunkの営業担当に連絡して、データ量に⾒合った適切な取り込みベースの契約プランを購⼊してください。
データを取り込む際に、Splunk Cloud Platformは、取り込むデータをインデックスして、サーチできるようにします。インデックス処理では、データは論理インデックスに分割されます。論理インデックスを設定することで、サーチを促進したり、ユーザーによるデータへのアクセスを制御することが考えられます。Splunk Cloud Platformでは、次のような複数のタスクで、⾃分のインデックスをセルフサービスで管理できます。
- インデックスプロパティの作成、更新、削除、および表⽰
- 個別インデックスの維持設定の変更
- インデックスからのデータの削除
- 特定のインデックスに格納されるインデックス数とデータソースの管理を通したサーチパフォーマンスの最適化
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| データ収集の制限 | 「契約の種類」セクションの「データポリシー」 |
| インデックス作成のベストプラクティス | Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformインデックスの管理」 |
| インデックスに関連したサービスの制限 | サービスの制限と制約 |
メンテナンス
機能固有のドキュメントで特段の注記がない限り、Splunkは、Splunk Cloud Platformサービスを統⼀的に管理して更新しており、Splunk Cloud Platformのすべてのお客様には最新の機能が提供されます。このセクションでは、Splunkまたはお客様が⾏うメンテナンスの責任について説明します。
Splunkのメンテナンスの責任
以下のセクションでは、Splunkがお客様の代わりに⾏うメンテナンスの責任とタスクについて説明します。
使⽤開始
Splunk Cloud Platformの契約開始時に、Splunk Cloud Platform環境へのアクセスや利用開始に必要な情報を記載した案内メールが送信されます。このメールには重要な情報が記載されていますので、お⼿元に保管しておいてください。
サポートされているタスクの補助
Splunk Cloud Platformでは、Splunk Webを介してユーザー、インデックス、およびAppの管理をカスタマイズできます。ただし、リアルタイムサーチやAWS Kinesis Data Firehoseデータ受信の有効化など、一部のSplunk Cloud Platform機能の有効化や設定変更は、Splunk側での手続きが必要となります。サポートチケットを申請すると、Splunkはお客様の代わりにこれらの機能を有効化します。お客様のご要望に応じたこれらの変更は、日程が確定した時点で、サポートケースに登録されているお客様のご連絡先宛てに通知されます。変更手続き中も、取り込みやサーチサービスは利⽤できますが、パフォーマンスが低下します。ほとんどの場合、ログインへの影響は10分以内です。このルーチンメンテナンスの開始時と終了時には、お客様のメールアドレスに通知が送付されます。
ソフトウェアのアップグレードと契約の拡張
Splunkは、Splunkが開始するサービス更新を通じて、Splunk Cloud PlatformとプレミアムApp契約について互換性のある最新バージョンを提供します。これらのアップグレードに伴うメンテナンスウィンドウは、Splunk Cloudメンテナンスポリシーに従って通知されます。
Splunkが開始するメンテナンスウィンドウについての次の作業情報に注意してください。
- メンテナンスウィンドウは、ACSとCMCで表⽰できます。『Admin Config Service』マニュアルの「Splunk Cloud Platformのメンテナンスウィンドウの表⽰」とSplunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Review upcoming and past maintenance windows (今後および過去のメンテナンスウィンドウの確認)」を参照してください。
- Splunkがサービス更新メンテナンスのために取るメンテナンスウィンドウは、1か⽉に2回までです。
- スケジュールされたメンテナンスウィンドウの72時間前までにリクエストがあった場合、Splunkは変更リクエストに対応するために商業的に合理的な努⼒をします。
- サービスアップデートメンテナンスを実施する際は、少なくとも14日前にSplunkからお客様側の運用担当者様にご連絡します。セキュリティおよびプラットフォームメンテナンスを実施する際は、少なくとも7日前にSplunkからお客様側の運用担当者様にご連絡します。
- Splunk Cloud Platformのバージョンアップグレードの開始時および完了時には、運用担当者様宛てにメールによる通知が送信されます。Splunkは、開始および完了に関するメール通知を配信するために合理的な努力を払います。その他のSplunkによる変更については、現在、メンテナンスの開始および完了に関する通知は行われていません。
- ご連絡の際には、サービスのパフォーマンス低下や利用停止の有無に加え、お客様側で実施が必要なデータ取り込みの仕組みやアプリケーションの更新についてもお知らせします。メンテナンス状況によっては、メンテナンスウィンドウの間にDynamic Data Self-Storageのデータエグレスが停⽌されます。
- サービス更新やセキュリティおよびプラットフォームメンテナンスのウィンドウが延長された場合、Splunkから延長についての通知があります。
- 緊急メンテナンスは、即時の対応が必要な状況で実施します。このような緊急メンテナンスウィンドウはまれであり、その性質上、計画できないことが予想されます。Splunkは、お客様の運⽤連絡先に通知を⾏うための商業的に合理的な努⼒をします。この場合の連絡においては、データの取り込みメカニズムまたはアプリケーションの更新など、お客様がとる必要のある対応の詳細をお伝えします。
- 変更凍結リクエストは、緊急メンテナンスまたはセキュリティおよびプラットフォームメンテナンスに対して⾏うことはできません。またSplunkは、それらのメンテナンスを実⾏するために、以前に承認した変更凍結リクエストを無効にする場合があります。
- 変更凍結リクエストは、過去12か月以内に一般提供が開始されたバージョンを利用している、お客様のSplunk Cloud PlatformおよびプレミアムApp環境に対してのみ検討されます。
- プラットフォームの健全性とセキュリティを確保するため、Splunk Cloud Platformでは、過去12か月以内にリリースされたバージョンに対してのみ、サービスの更新延期を適用します。
また、Splunkホスト環境に対するお客様の⽇次取り込みボリュームの増加、ストレージの追加、プレミアムApp契約や保存中の暗号化の有効化など、Splunkはお客様の代わりにSplunk Cloud Platformを強化します(該当する場合)。
ダウンタイムゼロメンテナンスでは、特定の作業がメンテナンスウィンドウを設定せずに実行されます。
- ダウンタイムゼロメンテナンスの作業はバックグラウンドで実行され、メンテナンスの進行中も、データ取り込み、ログイン、検索、UI、またはデータへのアクセスへの影響は最小限に抑えられます。
- Splunkのユーザーインターフェイス上には、一時的なエラーメッセージが表示される場合があります。
- ログインセッションは維持されます。
- サーチは、Splunkのサービス更新中も引き続き実行され、完了します。
- これらの作業については事前の通知はありません。変更が完了した際の履歴レコードはCMCで確認可能であり、ACSを通じて閲覧することができます。
- ダウンタイムゼロメンテナンスは、セキュリティおよびプラットフォームのメンテナンス、または緊急メンテナンスに分類される場合を除き、変更凍結の対象となります。
Splunk Cloud Platformのアップタイムとセキュリティの保証
Splunkでは、アップタイムと可⽤性を確保するために各Splunk Cloud Platform環境のステータスを継続的に監視しています。「モニタリング」セクションを参照してください。ログイン、データの取り込み、Splunk Webへのアクセス、サーチの実行可否など、さまざまな健全性やパフォーマンス指標を監視しています。Splunkでは、次のデータを保存します。
- アップタイムの確保やお客様のSplunk Cloud Platformのトラブルシューティングの補助に利⽤するため、健全性や使⽤状況の履歴データを30⽇間保存します。
- データの永続性を確保するために、お客様の取り込みデータと設定ファイルの日次バックアップを連続7⽇間保持します。なお、バックアップにはSplunkのみがアクセス可能であり、状況に応じてSplunkの裁量で活用される点にご留意ください。
- 保存中の暗号化契約が購⼊された場合、暗号化キーを保存します。「ストレージ」の「データ保持」のセクションを参照してください。
Splunkの管理者ロールとユーザーロール、そして独⽴系の第三者監査機関によるSplunk Cloud PlatformのSOC2タイプ2とISO 27001セキュリティ標準準拠の認定については、「ユーザーと認証」のセクションの情報も参照してください。
お客様のメンテナンスの責任
以下のセクションでは、お客様のメンテナンスの責任とタスクについて説明します。
運用連絡先の更新管理
ご利用のSplunk.comサポートポータルに登録されている運用連絡先を最新の状態に保ち、必要に応じて更新してください。ご利用のSplunk Cloud Platform環境でメンテナンスが実施される場合や、設定変更に関する注意喚起が必要な場合、またはパフォーマンスに影響するイベントが発生した場合には、運用連絡先へ通知されます。これらの連絡先は、予定されているメンテナンスウィンドウのアラートや、インシデントによってトリガーされたケースに関するメールの更新など、計画されているダウンタイムや予定外のダウンタイムに関する通知を受け取ります。
詳細は、「サービスの規約とポリシー」セクションの「Splunk Cloud Platformメンテナンスポリシー」を参照してください。
Splunk Cloud Platformドキュメントの確認
サービス更新メンテナンスを実施する際は14日以上前に、セキュリティおよびプラットフォームメンテナンスを実施する際は7日以上前に、Splunkからお客様側の運用担当者様にご連絡します。Splunk Cloud Platform環境とチームの準備を確実に整えるため、メンテナンスの前にSplunk Cloud Platformリリースノートの以下のセクションを確認してください。
ご利用のインスタンスでのメンテナンスに関するその他のご質問については、Splunkのアカウント担当者、営業担当者、またはSplunkサポートまでお問い合わせください。
モニタリング
Splunkはさまざまな⽅法を使⽤してSplunk Cloud Platform (SCP)を総合的に監視します。期待されるお客様のエクスペリエンスを実現するために、各SCP環境のステータスとパフォーマンスを継続的に監視しています。
Splunkではボトムアップ監視を採用しており、特定の条件に達した場合や設定された閾値を超えた場合に事前定義されたアラートが発報されます。これによりSplunkは、サービスのパフォーマンス低下や利⽤不可につながる既知の値に基づいてサポートチームにアラートを通知できます。
また、Splunkは、問題をプロアクティブに検出して修復するために、ログイン、サーチ、取り込み、インデックス化、Admin Config Service (ACS)などのデプロイの各側⾯をトップダウンのアプローチを使⽤して幅広く監視します。
Splunk Cloud Platformは、こうしたアプローチを使⽤して、健全性やパフォーマンスに関する複数の指標を監視します。たとえば、次のようなお客様のエクスペリエンスが監視されますが、これらに限定されるわけではありません。
- SCPへの正常なログイン(⾮SAML)
- アドホックサーチの正常な完了
- 統合サーチの正常な完了
- データの正常な取り込み
- インデックス作成の待ち時間
- スケジュール済みサーチの定時実⾏に関するお客様のエクスペリエンス
ログイン、サーチ、取り込み、インデックス化、およびACSに関するお客様のエクスペリエンスは、サービスレベルインジケーター(SLI)を通じて監視されます。これらのSLIから収集された情報は、特定の根本原因ではなく、何か問題があることを⽰しています。こうした広範囲を対象とするアプローチにより、Splunkは事前定義のアラートが存在しない可能性がある問題を検出できます。
サービスのパフォーマンスや可⽤性に影響がある既知の条件を対象に含めるには、ボトムアップアラートを使⽤します。これらの条件の閾値を設定し、その閾値を超えると、それぞれのアラートが⽣成されます。
ネットワーク接続とデータ転送
DoD IL5環境を除いて、Splunk Cloud Platform環境には公共のエンドポイント経由でアクセスします。デフォルトでは、Splunk Webへのアクセスとデータの送信のどちらでも、お客様のネットワークからのトラフィックは暗号化されて公共のインターネット上で送信され、仮想プライベートクラウド(VPC)内のSplunk Cloud Platform環境にルーティングされます。Splunk Webへのアクセスやデータの送信に公共のインターネットではなくプライベート接続を使⽤する場合、ユーザーやデータソースとSplunk Cloud Platformの公共ポイント間の接続性を確保する責任はお客様にあります。それらの公共のエンドポイントはファイアウォールルールで保護されており、お客様がIP許可リストを使⽤して追加のアクセスコントロールルールを指定することもできます。お客様により定義されるルールの最⼤数については、「サービスの制限と制約」セクションを参照してください。
Splunkでは、AWS PrivateLink、Google Cloud Private Service Connect、Azure Private Linkを利用して、取り込みデータやサーチが公共のインターネットを経由しないよう保護するプライベート接続ソリューションを提供しています。データの送信に公共のインターネットではなくプライベート接続を使⽤する場合、ユーザーやデータソースとSplunk Cloud Platformとの間の接続性を確保する責任はお客様にあります。詳細は、「Securing Splunk Cloud Platform (Splunk Cloud Platformの保護)」の「About private connectivity (プライベート接続について)」を参照してください。サポートされているサブスクリプションの詳細は、「エクスペリエンスの指定」にある「プライベート接続」をご確認ください。
Admin Config Service (ACS)を使⽤することで、データ収集元を許可済みのIPアドレスに制限できます。⾃分のSplunk Cloud PlatformリージョンでACSにアクセスできない場合は、Splunkにサポートチケットを申請してください。ACSの詳細は、「Splunk Cloud PlatformのIP許可リストの設定」を参照してください。HIPAAやPCI DSSなど、規制されたSplunk Cloud Platform環境では、最低1件のIPアドレスをIP許可リストに登録する必要があります。
さらに、フォワーダーとHTTPイベントコレクターは、TLSプロトコルで送信する場合にデータを圧縮します。圧縮⽐はコンテンツによって異なります。帯域幅を計画する際には、8:1~12:1を想定してください。
全体的なネットワークコストの削減や帯域幅のスループットの向上のために、オプションのAWS、Google Cloud、Azureサービス、または独自に管理するバージョンのプライベート接続を利用している場合は、次の点に注意してください。これには、Dynamic Data Self-Storageを使用して、取り込んだ古いデータをAmazon S3、Google Cloud Storage、Azure Blob Storageアカウントへエクスポートする場合や、AWS Kinesis Data Firehoseサービスを利用してデータを取り込む場合が含まれます。
- これらのオプションのAWS、Google Cloud、およびAzureのサービスおよびリソースのセットアップ、設定、運⽤、ならびに関連費⽤の⽀払いはお客様が負担するものとします。
- ユーザーやデータソースとSplunk Cloud Platformの公共のポイント間の接続性を確保する責任はお客様にあります。また、Splunk Cloud Platformでは、データ取り込みを⽬的とした仮想ゲートウェイを提供していません。
- これらのオプションのAWS、Google Cloud、Azureのサービスまたはリソースは、Splunk Cloud Platformのすべてのリージョンで利⽤できるわけではありません。Splunk Cloud Platformがサポートしているリージョンについては「利⽤可能なリージョンとリージョンの違い」を参照してください。詳細については該当するAWS、Google Cloud、およびAzureのドキュメントを参照してください。
パフォーマンスの検討事項
Splunk Cloud Platformのワークロードベース契約では、契約プランに応じてSplunk Virtual Compute (SVC)の利用枠が割り当てられます。ワークロードベースの契約ではデータの取り込み量を測定しません。契約のSVC利用枠が上限に達するまではデータの取り込み量やサーチ負荷を増やしても、希望するパフォーマンス⽬標でサービスを利⽤できます。取り込み量やサーチ負荷を増やしたり、パフォーマンスを⾼めたりするのに必要であれば、追加のSVCを購⼊できます。
Splunk Cloud Platformの取り込みベース契約プランは、⼗分な計算リソース容量を確保して提供されます。SVC (Splunk Virtual Compute)は、計算リソース、メモリーリソース、そしてI/Oリソースを含む、Splunk Cloud Platformの機能単位です。SVCは、お客様の取り込みベース契約(1日あたりのGB数)に基づいて、お客様の契約プランに割り当てられ、⽇次取り込み量10GBごとに最⼤1つのSVCが割り当てられます。Splunk Enterprise Security (ES)プレミアムソリューションを購⼊すると、ライセンスで定められているピーク時の⽇次取り込み量10GBごとに1つのSVCが増分として割り当てられます。Splunk IT Service Intelligence (ITSI)プレミアムソリューションを購⼊すると、ライセンスで定められているピーク時の⽇次取り込み量20GBごとに1つのSVCが増分として割り当てられます。ライセンスで定められているピーク時の⽇次取り込みレベルに対して割り当てられるSVCの⽐率は、サービスのインフラストラクチャやアーキテクチャの改善に伴って変化します。Splunk Cloud Platformは、Splunkサーチベンチマークを使⽤してSVC性能を確⽴しており、それは新しい⽐率でも同等以上のパフォーマンスレベルの提供が継続されることを確保するためのものです。
サーチ
Splunk Cloud Platformでは、サービスに取り込んだすべてのマシンデータをサーチして閲覧できます。サーチは、Splunkサーチ処理言語(SPL)を使用するか、SPLを使用せずにデータを視覚的に表示・分析することで実行できます。サーチにはアドホックサーチとスケジュールサーチがあり、結果は視覚エフェクト、レポート、アラートとして返されます。
古い取り込みデータを削除前にエクスポートするようDynamic Data Self-Storageを設定している場合、インデックスからAWS S3、Google Cloud Storage、またはAzure Blob Storageアカウントへ移動されたデータは、Splunk Cloud Platformではサーチできなくなります。Splunk Cloud PlatformをDynamic Data Active Archive (DDAA)で補助している場合、復元されたDDAAデータは復元後24時間以内にサーチ可能となり、30⽇間までサーチ可能です。
Splunk Cloud Platformでは、Victoriaエクスペリエンスの場合、リアルタイムサーチがデフォルトで有効になっています。Classicエクスペリエンスでリアルタイムサーチを有効化する場合は、サポートチケットを作成してください。リアルタイムサーチは多くのリソースを消費するため、全体的な健全性とサーチのパフォーマンスが低下することがあります。
健全性とサーチのパフォーマンスは、Splunk Cloud Platform環境に含まれているクラウドモニターコンソール(CMC) Appで確認できます。CMCは、実⾏時間の⻑いサーチ、スキップされたスケジュールされたサーチ、サーチの平均実⾏時間などの情報を表⽰します。
Splunk Cloud Platformには、同時サーチの最⼤数など、サーチに関連した制限があります。サービスに関連する制限その他は、「サービスの制限と制約」セクションに記載されています。
また、「コンプライアンスと認定」および「エクスペリエンスの指定」で、Splunk⽤統合サーチの制限に関する注意事項を参照してください。
Splunk⽤統合サーチ
Splunk⽤統合サーチを使⽤すると、ローカルのSplunkプラットフォームデプロイの外にあるデータセットをサーチできます。ローカルのサーチヘッドから、統合サーチを使って、複数のSplunkプラットフォームデプロイにわたるデータセットを包括的に⾒ることができます。以下のテーブルは、Splunk⽤統合サーチに適⽤される条件と制限を⽰すものです。詳細は、「Splunk⽤統合サーチについて」を参照してください。
以下のテーブルは、Splunk⽤統合サーチに適⽤される条件と制限を⽰すものです。
| カテゴリ | サポート | 制限 |
|---|---|---|
| コンプライアンス | Splunk Cloud Platform SOC2環境がサポートされています。
Splunk Cloud Platform HIPAA、IRAP、PCI DSS、FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5環境がサポートされています。 |
|
| 統合プロバイダモード | 標準モードはデフォルトで有効になっています。
透過モードは、8.2.2109ではデフォルトで有効になっています。 |
|
| Splunk⽤統合サーチのトポロジー | Splunk Cloud Platform環境から1つ以上のSplunk Cloud Platform環境に対してサーチを開始できます。
Splunk Enterprise環境から1つ以上のSplunk Cloud Platform環境に対してサーチを開始できます。 Splunk Cloud Platform環境からSplunk Enterprise環境に対してサーチを開始できます。 |
DoD IL5では、Splunk Enterprise環境から1つ以上のSplunk Cloud Platform IL5環境へのサーチのみがサポートされています。この他のSplunk⽤統合サーチのトポロジーはサポートされていません。
Splunkでは、透過モードにおける、Splunk Cloud PlatformからSplunk Enterpriseへの統合サーチはサポートされていません。 |
| リージョンのサポート | AWSリージョンからオンプレミスのSplunkへのサーチがサポートされています。これには、AWS GovCloudリージョンにおけるFedRAMP ModerateおよびFedRAMP Highサブスクリプションも含まれます。 | Google CloudリージョンからオンプレミスのSplunkへのサーチはサポートされていません。
AWS GovCloudリージョン内のDoD IL5サブスクリプションから、オンプレミスのSplunkへのサーチはサポートされていません。 |
| 同時サーチ | Splunk Cloud Platformの同時サーチ制限は、ローカルまたはリモートのSplunk Cloud Platformサーチ層から実行されたサーチに適⽤されます。詳細は、「サービスの制限と制約」を参照してください。 | |
| サーチ層のアーキテクチャ | あらゆる組み合わせのサーチ層アーキテクチャがサポートされています。 | |
| サーチタイプ | アドホックサーチとスケジュールサーチがサポートされています。
|
|
| Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseのバージョンの互換性 | オンプレミスからCloud (全てのリージョン)へのサーチの場合:互換性とサポート性を確保するために、Splunk Enterprise 9.0以降を強く推奨します。
Cloud (AWSリージョン)からオンプレミスへのサーチの場合:互換性とサポート性を確保するために、Splunk Enterprise 9.0以降を強く推奨します。 |
Federated Search for Amazon S3
Federated Search for Amazon S3は、Splunk Cloud Platform環境にデータを取り込むことなく、Amazon S3内のデータをサーチできる機能です。Federated Search for Amazon S3を使⽤する際は、ご利⽤のAmazon S3バケット内のデータを⽰すAWS Glue Data Catalogテーブルを使⽤してサーチを実⾏します。詳細は、「Splunk⽤統合サーチについて」を参照してください。
Federated Search for Amazon S3は、Amazon S3に保存されている履歴データに対する低頻度のアドホックサーチのために設計されており、このサービスが提供するコスト、コンプライアンス、およびスケーラビリティの⾯での利点を活⽤しています。
ご利⽤のSplunk Cloud Platform環境でFederated Search for Amazon S3を有効にする場合は、Splunkの営業担当者にお問い合わせください。今後1年間にスキャンすると予測されるディスク上のAmazon S3データ量(テラバイト単位)に基づいて、データスキャンの利用枠が付与されます。利用枠の使⽤状況は、[クラウドモニターコンソール]の[Federated Search for Amazon S3]ダッシュボードで確認できます。
Federated Search for Amazon S3を使⽤するには、次のものが必要です。
- Federated Search for Amazon S3をサポートするリージョン内のSplunk Cloud Platform環境。詳細は、「利用可能なリージョンとリージョンの違い」セクションをご確認ください。
- サーチするデータを含む既存のAmazon S3バケット。Federated Search for Amazon S3は、Edge Processor、Ingest Actions、およびIngest Processorに由来するデータをサポートします。Federated Search for Amazon S3は、現在、Dynamic Data Self-StorageまたはDynamic Data Active Archive形式からのデータの読み取りをサポートしていません。
- Amazon S3バケットおよびご利⽤のAWSアカウント内のAWS Glue Data Catalogテーブルとデータベースのアクセスポリシーの変更権限。
Federated Analytics for Amazon Security Lake
Federated Analytics for Amazon Security Lakeを使⽤すると、Splunk Cloud PlatformデプロイからAmazon Security Lakeのデータをサーチできます。最初にデータを取り込んでインデックス化する必要はありません。価値の高いデータは、Splunkに取り込み、Data Lake向けにインデックス化することもできます。Federated Search for Amazon Security Lakeは、Splunk Cloud Platform on AWSのユーザーのみが利⽤可能であり、オプションのアドオン契約です。
ハイブリッドサーチ
セキュリティ
お客様のデータのセキュリティとプライバシーはお客様とお客様の組織にとって最も重要であり、Splunkも最⾼の優先事項としています。Splunk Cloud Platformサービスは、以下のセクションで説明する重要なセキュリティコントロールを使⽤して設計され、提供されています。
Appのセキュリティ
Splunk Cloud PlatformでホストされるすべてのSplunk Appは、Splunk Cloud PlatformのVet Appおよびアドオンに準拠していることを保証するために、Splunkのエンジニアによって調査されます。Splunk Cloud Platformの精査により、App開発者向けの⼀連のベストプラクティスが得られます。Splunk Cloud Platformへの対応を評価するためのAppの提出⽅法については、Splunk開発者Webページを参照してください。
データの暗号化
Splunk Cloud Platformとの間でやり取りされるすべてのデータはTLS 1.2+で暗号化されます。保存中のデータを暗号化するには、Splunkホスト環境に対応したAES 256ビット暗号化サービスを別途購⼊する必要があります。キーは定期的にローテーションされ、継続的に監視されます。
データの処理
お客様のデータは、利用可能なAWS、AzureまたはGoogle Cloudリージョンのいずれかに保存できます。Splunk Cloud Platformサービスでサポートされているグローバルリージョンについては「利⽤可能なリージョンとリージョンの違い」を参照してください。
データは、お客様が選択したリージョンに保存されます。お客様のデータを複数のリージョンに保存する必要がある場合は、複数の契約を購⼊してください。データは、お客様が定義したボリューム、期間、インデックス設定に従ってSplunk Cloud Platformで保持されます。期限が切れたデータは、お客様のあらかじめ決められているスケジュールに基づいて削除されます。
災害復旧を⽬的として、お客様の設定と最近取り込んだデータは7⽇間バックアップされます。取り込んだデータを契約終了前に⾃分の管理下に移したい場合は、Splunkプロフェッショナルサービスに依頼してください。また、一定期間を経過した一部のデータについては、Dynamic Data Self-Storageを有効にすることで、ご利用中のSplunk Cloudと同じリージョンのAmazon S3、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storageにエクスポートできます。Dynamic Data Self-Storageは、お客様の設定情報をエクスポートしないため注意してください。データ量および作業内容によっては、本サービスに別途料金が発生する場合があります。Splunk Cloud Platformのデータ管理の詳細は、Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformデータポリシーの確認」と「Splunk Cloud Platformインデックスの管理」を参照してください。
インスタンスのセキュリティ
すべてのSplunk Cloud Platformデプロイは、特定のIPアドレスやサービスへのアクセスのみを許可するdefault-denyファイアウォールポリシーを使⽤し、安定したオペレーティングシステムと業界標準で守られたネットワークによる安全な環境で動作します。お客様のデプロイは、ホストレベルとAppレベルの脅威の有無が定期的にスキャンされます。
データとサービスの分離
クラウドでは、お客様のデータは他のユーザーのデータから論理的に分離されるため、Splunk Cloud Platformサービスを利⽤している他のユーザーによるお客様のパフォーマンスやデータ整合性への影響はありません。
セキュリティコントロールとバックグラウンドスクリーニング
Splunkのセキュリティコントロールについては、最新のサービス組織コントロールII、タイプIIレポート(SOC 2/タイプ2レポート)に記載されています。SplunkがSOC2コントロールを導⼊していないリージョンの詳細は、「Splunk Cloud Platform Security Addendum (Splunk Cloud Platformセキュリティ補遺)」を参照してください。Splunkでは、法律で認められている範囲で、採⽤前に従業員の犯罪歴をチェックしています。
ユーザー認証とアクセス
認証は、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)、Active Directory (AD)、または任意のSAML v2 IDプロバイダを⽤いたシングルサインオンを使⽤して設定できます。特定の権限セットを付与したロールをお客様のSplunk Cloud Platformユーザーに割り当てることにより、お客様の各Splunk Cloud Platformユーザーの⾏動をコントロールすることが考えられます。Splunk Cloud Platformでは、サポートされているSAML v2 IDプロバイダやLDAPを利⽤して、⼀意のユーザー名、最⼩のパスワード⻑、定期的なパスワードのリセットを求めるアカウントポリシーを設定できます。多要素認証を有効化する場合は、多要素認証をサポートするSAML v2 IDプロバイダをお客様が設定する必要があります。IdPとSplunk Cloud Platformの間では、SAMLメッセージのSHA-256署名のみがサポートされます。
機能の認証⽅式とアクセス⽅式が上記と異なる場合は、機能固有のドキュメントに⽂書化されます。
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| Splunkのデータプライバシー、セキュリティ、およびコンプライアンス | Splunkの保護 |
| 各リージョンで利用できるサービスコンポーネント | 利⽤可能なリージョンとリージョンの違い |
セルフサービス機能
Splunk Cloud Platformのセルフサービスタスクを下表に⽰します。これらのセルフサービスタスクの詳細は、それぞれのSplunk Cloud Platformマニュアルを参照してください。
| 領域 | タスクの例 | インターフェイス |
|---|---|---|
| データ収集 | フォワーダーの管理
HEC設定 |
Splunk Web
Admin Config Service Splunk Web |
| 健全性の監視 | サーチパフォーマンス
アクティブなユーザー 取り込みボリューム |
クラウドモニターコンソール |
| 取り込み | インデックスの管理 | Admin Config Service
Splunk Web |
| ネットワーク接続とデータ転送 | IP許可リストの管理
アウトバウンドポート管理 プライベート接続 期限切れデータのエクスポート |
Admin Config Service
Splunk Web Admin Config Service Admin Config Service Splunk Web |
| サーチ | サーチの設定
ワークロード管理 同時サーチ制限 |
Splunk Web
Splunk Web Splunk Web |
| SplunkbaseとプライベートApp | インストールと更新 | Admin Config Service
Splunk Web |
| 契約上の利用枠と使⽤状況の監視 | Splunk Virtual Compute (SVC)の使⽤状況
アクティブサーチ可能ストレージとアクティブアーカイブストレージの使⽤状況 |
クラウドモニターコンソール |
| ユーザーと認証 | ユーザーとロールの管理
集中認証の設定 認証トークンの管理 |
Splunk Web
Admin Config Service |
サービスレベル契約
Splunkは、Splunk Cloud PlatformのアップタイムSLAを定めており、サービスの可⽤性を維持するために、商業的に合理的な努⼒をします。現在のSLAスケジュールに記述されているように、SLAが達成されなかった場合、お客様はサービスクレジットを受け取ることができます。Splunk Cloud Platformはすべてのお客様に統⼀的に提供されているため、お客様ごとにSLAを変更することはできません。
お客様がご⾃⾝のSplunk Cloud Platformサービスアカウントにログインでき、Splunkソフトウェアを使⽤したサーチを開始できる場合に、Splunk Cloud Platformは利⽤可能であると⾒なされます。Splunkでは、SLAを保証するために各Splunk Cloud Platform環境のステータスを継続的に監視しています。さらに、健全性やパフォーマンスに関するいくつかの追加指標も監視しています。以下はその⼀例です。
- Splunk Cloud Platformに(SAMLを使⽤せずに)ログインできること
- Splunk Webにアクセスできること
- Splunk REST APIエンドポイントにアクセスできること
- 内部Splunkインデックスに対してサーチを実行できること
- クラスター全体でデータを取り込めること
- サポートされていない設定の存在
Splunkは、事前定義済みのシステムユーザーとシステムロールをすべてのSplunk Cloud Platform環境に追加します。Splunkは、Splunk Cloud Platform環境で基本的な監視やメンテナンスを⾏うために、システムユーザーやシステムロールを使⽤します。これらのシステムユーザーやシステムロールは、Splunk Cloud Platform環境で監視やメンテナンスを⾏うのに不可⽋であるため、お客様側で削除や編集をしないでください。
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| スクリプト⼊⼒とモジュール⼊⼒ | エクスペリエンスの指定 |
| Splunk Cloud Platformシステムユーザー | Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformのユーザーとロールの管理」 |
| Splunk Cloud PlatformのSLA | Splunk Cloud Service - Service Level Schedule (Splunk Cloudサービス-サービスレベルスケジュール) |
サービスの制限と制約
Splunk Cloud Platformサービスの制限と制約は下記の通りです。これらのサービス制限は、Splunk Cloud Platform契約ごとに異なる場合があります。このリストを、Splunk Cloud Platformで最も良いエクスペリエンスを確保するためのガイダンスとして活⽤してください。⼀部の制限は、設定、システムの負荷、パフォーマンス、使⽤可能なリソースの組み合わせによって異なります。特に記載されていない場合、サービスの制限はどちらのエクスペリエンス指定でも同じです。お客様の要件がこの表で推奨されているものとは異なる、あるいはそれを超える場合は、Splunkまでご連絡ください。
Platformサービスの制限(ハード制限)
このリストを、Splunk Cloud Platformで最も良いエクスペリエンスを確保するためのガイダンスとして活⽤してください。サービスのハード制限を超えることはできません。
| カテゴリ | サービスコンポーネント | 制限 | 追加情報 |
|---|---|---|---|
| Edge Processor | 機能:mvrange | 10,000要素 | 1回の呼び出しで生成される配列の最大長。 |
| Edge Processor | 機能:spath (自動抽出モード) | 5,000文字 | スキャンされる最大文字数。 |
| Edge Processor | Regex (PCRE2)マッチバジェット | 100,000内部ステップ | 1回の正規表現の評価で許容される最大処理量。 |
| Edge Processor | Regex (PCRE2)の再帰深度 | 1,000レベル | 1回の正規表現の評価における最大再帰深度。 |
| Edge Processor | 機能:stats | 10,000キー | パイプラインごとのgroup byキーの最大数 |
| Edge Processor | 機能:lookups | 100 | イベントごとに返される一致行の最大数。 |
| Edge Processor | 機能:lookups | 200MB | 最⼤ルックアップサイズ |
| メール通知 | メール受信者の最⼤数 | 50 | これは、Splunk Cloud Platformのメールリレーサービスのハード制限です。メール受信者の数を増やすには、メール配布リストを使⽤します。 |
| メール通知 | メール添付ファイルの最⼤サイズ | 40MB | これは、Splunk Cloud Platformのメールリレーサービスのハード制限です。 |
| Ingest Processor | 機能:lookup | 100 | イベントごとに返される一致行の最大数。 |
| Ingest Processor | 機能:mvrange | 10,000要素 | 1回の呼び出しで生成される配列の最大長。 |
| Ingest Processor | 機能:spath (自動抽出モード) | 5,000文字 | 自動抽出モードでスキャンされる最大文字数。 |
| Ingest Processor | Regex (PCRE2)マッチバジェット | 100,000内部ステップ | 1回の正規表現の評価で許容される最大処理量。 |
| Ingest Processor | Regex (PCRE2)の再帰深度 | 1,000レベル | 1回の正規表現の評価における最大再帰深度。 |
| Ingest Processor | 機能:stats | 10,000キー | パイプラインごとのgroup byキーの最大数。 |
| Ingest Processor | パイプライン処理のタイムアウト | 40~100秒 | 1つのバッチがパイプラインを通過するのにかかる実時間の上限。 |
| IT Service Intelligence | イベント分析/相関サーチ | 100 | 最⼤100件の相関サーチを設定できます。 |
| IT Service Intelligence | イベント分析/重要イベントの集計ポリシー | 100 | 最大100件の重要イベント集計ポリシー(NEAP)を設定できます。時間ベースと非時間ベースのNEAPは、それぞれ最大50件まで設定できます。 |
| IT Service Intelligence | Service Insights/サービステンプレート | サービステンプレート(KPI5個、エンティティ40個を含む)あたり1,000件のサービス | サービステンプレートにKPI5個とエンティティ40個が設定されている場合、サービステンプレートあたり最大1,000件のサービスを設定できます。 |
| サービステンプレート(KPI10個、エンティティ75個を含む)あたり600件のサービス | サービステンプレートにKPI10個とエンティティ75個が設定されている場合、サービステンプレートあたり最大600件のサービスを設定できます。 | ||
| サービステンプレート(KPI10個、エンティティ150個を含む)あたり300件のサービス | サービステンプレートにKPI10個とエンティティ150個が設定されている場合、サービステンプレートあたり最大300件のサービスを設定できます。 | ||
| その他 | Splunk Cloud Platform ID | 4⽂字以上、22⽂字以下。IDの先頭は⽂字にする必要があります。⼩⽂字のアルファベット、0〜9の数字、ハイフンが使⽤できます。他のすべてのアスキー⽂字は使⽤できません。 | この命名標準はすべてのリージョンに適用されます。 |
| サーチ | CSVルックアップ | 5GB | サイズの大きいCSVルックアップは、サーチヘッドクラスター全体には複製されず、生成されたサーチヘッドにのみ保持されます。1GBを超えるルックアップには、KVストアを使用することをお勧めします。 |
| サーチ | ナレッジバンドルの複製サイズ | 3GB | これは、ナレッジバンドルの最⼤複製サイズのハード制限です。ナレッジバンドルがこのサービス制限を超えた場合、サーチ層はバンドルをインデクサー層にプッシュしません。インデクサー層のサーチでは、サイズ制限に収まる以前プッシュされたバンドルが代わりに使⽤されます。 |
| サーチ | 下記のプレミアムソリューションごとの同時サーチ数:
|
38 | これらのプレミアムApp契約をSplunk Cloud Platformに追加すると、各プレミアムAppについて追加のサーチプロセスを使⽤できるようになります。これらのサーチプロセスは、プレミアムソリューション契約専⽤です。 |
| セキュリティ | AWSリージョンでのSplunk Cloud Platformデプロイの許可リストグループごとのIP許可リストアドレスルール数 | 230 | これは、IP許可リストグループごとのハード制限です。たとえば、データ収集に関するサービス制限とサーチクエリー送信に関するIP許可リストのサービス制限は分かれています。お客様は、Splunk Cloud Platformにアクセスでき、Splunk Cloud Platformがデータを収集し(フォワーダーおよびHEC)、サーチクエリーを送信するIPアドレスまたはIPアドレス範囲を指定します。これらはIP許可リストルールと総称されます。これらのルールは、CIDRブロックを使⽤してIP許可リストのカバー範囲を最⼤限に広げるように設定できます。詳細は、「IP許可リストの動作とIPサブネットの制限」を参照してください。 |
| セキュリティ | Google CloudリージョンでのSplunk Cloud Platformデプロイの機能許可リストごとのIP許可リストアドレスルール数 | 200 | これは、IP機能許可リストごとのハード制限です。たとえば、データ収集に関するIP許可リストのサービス制限とサーチクエリー送信に関するIP許可リストのサービス制限は分かれています。お客様は、Splunk Cloud Platformにアクセスでき、Splunk Cloud Platformがデータを収集し(フォワーダーおよびHEC)、サーチクエリーを送信するIPアドレスまたはIPアドレス範囲を指定します。これらはIP許可リストルールと総称されます。これらのルールは、CIDRブロックを使⽤してIP許可リストのカバー範囲を最⼤限に広げるように設定できます。詳細は、「IP許可リストの動作とIPサブネットの制限」を参照してください。 |
| セキュリティ | AzureリージョンでのSplunk Cloud Platformデプロイの許可リストグループごとのIP許可リストアドレスルール数 | 230 | これは、IP許可リストグループごとのハード制限です。たとえば、データ収集に関するサービス制限とサーチクエリー送信に関するIP許可リストのサービス制限は分かれています。お客様は、Splunk Cloud Platformにアクセスでき、Splunk Cloud Platformがデータを収集し(フォワーダーおよびHEC)、サーチクエリーを送信するIPアドレスまたはIPアドレス範囲を指定します。これらはIP許可リストルールと総称されます。これらのルールは、CIDRブロックを使⽤してIP許可リストのカバー範囲を最⼤限に広げるように設定できます。詳細は、「IP許可リストの動作とIPサブネットの制限」を参照してください。 |
検証済みサービス制限および推奨サービス制限(ソフト制限)
このリストを、Splunk Cloud Platformで最も良いエクスペリエンスを確保するためのガイダンスとして活⽤してください。サービスのソフト制限を超えてしまい、エクスペリエンスが低下した場合、Splunkは、サービス修復の⼀環として、検証済みの制限または推奨される制限以下に値を減らすことをお勧めすることがあります。
| カテゴリ | サービスコンポーネント | 制限 | 追加情報 |
|---|---|---|---|
| App | SplunkbaseとプライベートApp | 1,000 | これは、セルフサービスのSplunkbaseおよびプライベートApp管理について検証済みの最⼤制限です。このソフトサービス制限を超えた場合、セルフサービスApp管理を⾏う際に問題が発⽣する可能性があります。App制限は、ファイル数、Victoriaバンドルのファイルサイズ、およびナレッジオブジェクトのファイルサイズによって変動します。 |
| データイングレス | アクティブインデックス数 | Victoriaエクスペリエンスの場合は2500
Classicエクスペリエンスの場合は700 |
これは、Splunk Cloud Platform環境ごとのアクティブインデックス数に対する検証済みの最⼤制限です。VictoriaエクスペリエンスとClassicエクスペリエンスとでは、サービス制限が異なります。このソフトサービス制限を超えた場合、エクスペリエンスに問題が発⽣する可能性があります。 |
| データ収集 | HECの最⼤コンテンツ⻑のサイズ制限 | 1MB | データのバランスと取り込みの忠実度を保証するため、Splunk Cloud Platformでは、HECのペイロードサイズに推奨される上限値があります。1つのHECリクエストには1つ以上のSplunkイベントをまとめることができますが、ペイロードサイズがこの制限を超えることはできません。この制限を超えると、データのバランスと取り込みの忠実度に関してパフォーマンスの問題が発⽣することがあります。 |
| データエグレス | Dynamic Data Self-Storageによる、Splunk Cloud PlatformからAmazon S3、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storageへのインデックスごとの古いデータのエクスポート | お客様のインデックスから同じリージョンのお客様のAmazon S3、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storageにエクスポートできるデータ量は無制限 | Dynamic Data Self-Storageは、毎時1TBのデータをエクスポートするように設計されています。 |
| データエグレス | UIまたはREST API経由のサーチ結果 | 取り込みデータの10%を超えないことを推奨 | 最適なパフォーマンスを得るには、UIまたはREST APIからの単⼀のクエリー、または1⽇間の集計内のすべてのクエリーで返される全結果が、1⽇に取り込んだボリュームの10%を超えないようにする必要があります。データを複数の場所にルーティングする場合は、Ingest Actions、Ingest Processor、またはEdge Processorなどのソリューションを検討してください。 |
| データエグレス | Splunk User Behavior Analytics (UBA)へのサーチ結果 | 無制限 | サーチクエリーの結果としてSplunk User Behavior Analytics (UBA)にフィードされるデータ。 |
| Edge Processorソリューション | Edge Processorネットワークを通過する合計トラフィック | 600TB/日 | それぞれのSplunk Cloud Platform環境にデプロイされたEdge Processorのすべてのインスタンスを通過するトラフィックの最⼤合計量です。 |
| Edge Processorソリューション | Edge Processorsインスタンスの数 | 300インスタンス | Edge Processorインスタンスの最⼤合計数です。なお、Edge Processorは、1つまたは複数のEdge Processorインスタンスで構成できます。 |
| Edge Processorソリューション | Edge Processorあたりに適用できるパイプラインの数 | 100パイプライン | Edge Processorあたりに適用できるパイプラインの最大総数です。SPL2設定が長いパイプラインでは、この上限値が減少する場合があります。 |
| Enterprise Security | 相関サーチ | Victoriaエクスペリエンスの場合は600
Classicエクスペリエンスの場合は600 |
Splunk Cloud Platform上でEnterprise Securityに対して検証済みの上限値です。なお、Enterprise Security 8.0では、「相関サーチ」という用語は「検出」という用語に置き換えられています。VictoriaエクスペリエンスとClassicエクスペリエンスとでは、サービス制限が異なることがあります。相関サーチは、スケジュールサーチの⼀種です。相関サーチは、Enterprise Securityの⼀部であり、重要イベントの⽣成や、他の適応応答アクションの実⾏に使⽤されます。検証済みの上限値を超えて使用したことでパフォーマンスの問題が発生した場合、設定された上限値を検証済みの上限値以下に変更してください。 |
| Enterprise Security | データモデル高速化 | Victoriaエクスペリエンスの場合は95
Classicエクスペリエンスの場合は75 |
Splunk Cloud Platform上でEnterprise Securityに対して検証済みの上限値です。VictoriaエクスペリエンスとClassicエクスペリエンスとでは、サービス制限が異なります。データモデルとデータモデル⾼速化は、Enterprise Securityの重要なコンポーネントです。デプロイされる最も一般的なデータモデルは、Change、Endpoint、Authentication、Intrusion Detection、Network Sessions、Network Resolution、Network Traffic、Web、Performanceです。検証済みの上限値を超えて使用したことでパフォーマンスの問題が発生した場合、設定された上限値を検証済みの上限値以下に変更してください。 |
| Enterprise Security | Splunk Cloud Platform環境ごとの最⼤同時ESサーチ数 | Victoriaエクスペリエンスの場合は150
Classicエクスペリエンスの場合は78 |
Enterprise Security契約をSplunk Cloud Platformに追加すると、Splunk Cloud Platform契約に含まれている同時サーチに加えて、追加のサーチプロセスが利⽤できるようになります。これは、Enterprise Securityで許可される同時サーチ数に対する標準の制限です。この情報はmetrics.logで追跡できます。標準の制限を超える同時ESサーチが必要な場合は、既存のサーチワークロードを最適化するか、Splunkの営業担当者に連絡してSVC利用枠を拡⼤してもらいます。 |
| Enterprise Security | ESの合計サーチ数/⽇ | Victoriaエクスペリエンスの場合、利用枠が166SVCまたは1TB以上の場合は840,000サーチ/⽇ | これは、よく調整されたシステムにおいて正常に実⾏できるEnterprise Security固有のサーチの検証済み最⼤制限です。
このソフトコーディングのサービス制限を超えた場合、スケジュールサーチを完了する際に問題が発⽣する可能性があります。なお、同時サーチ制限やサーチの性質などの他の要因によって、正常に実⾏可能なサーチの数がさらに制限される場合があります。 |
| Ingest Processor | テナントあたりのパイプラインの最大数 | Essentials階層またはPremier階層のいずれの場合も50パイプライン | Ingest Processorにおけるテナントあたりのパイプラインの最大数
Ingest Processor契約階層の詳細は、『Use Ingest Processors (Ingest Processorの使用)』マニュアルの「Subscriptions (契約)」を参照してください。 |
| Ingest Processor | 送信先での永続キュー | 3日(Essentials階層)
14日(Premier階層) |
Ingest Processorは、システム混雑時のデータ損失を防ぐため、インメモリキューに加えて永続キュー(PQ)をサポートしています。詳細は、『Use Ingest Processors (Ingest Processorの使⽤)』マニュアルの「Persistent queues (永続キュー)」を参照してください。
Ingest Processor契約階層の詳細は、『Use Ingest Processors (Ingest Processorの使用)』マニュアルの「Subscriptions (契約)」を参照してください。 |
| IT Service Intelligence | イベント分析/アラート取り込み | 1分あたり100,000アラート | 相関サーチでは、1分あたり最⼤100,000アラートをイベント分析に取り込むことができます。
NEAPのアクションルールに、1分あたり最大1,500件のコメントアクションと1分あたり最大1,000件の状態変更アクションが設定されており、50,000件のアクティブなエピソードが存在する場合。 注意:この制限は、NEAPの外部エピソードアクションルールを使用しない場合にのみ適用されます。 |
| IT Service Intelligence | 同時サーチ総数 | 150 | IT Service Intelligence契約をSplunk Cloud Platformに追加すると、追加のサーチプロセスを使⽤できるようになります。この初期値は、取り込みレートが⾼くなると拡張され、ワークロードベースの契約のお客様に適⽤されます。 |
| KVストア | 最⼤収集サイズ | 25GB | これは、Splunk Cloud Platform環境ごとにKVストアを使⽤して検証済みの1回の収集の最⼤サイズです。 |
| KVストア | 最⼤サイズの合計 | 100GB | これは、Splunk Cloud Platform環境ごとのすべての収集全体でのKVストアの最⼤推奨サイズの合計です。 |
| サーチ | Federated Search for Amazon S3とFederated Analytics | 100,000件のイベント | これは、Federated Search for Amazon S3について最⼤限設定可能な暗黙のデフォルト制限です。この制限は、Splunkサポートに連絡して変更することができます。 |
| サーチ | Federated Search for Amazon S3とFederated Analytics | デフォルトで10TB | これは、Federated Search for Amazon S3について最⼤限設定可能な全体のデータボリューム制限です。LIMIT句を使⽤してこのボリューム制限を超えるサーチを作成することはできません。この制限は、Splunkサポートに連絡して変更することができます。 |
| サーチ | Splunk⽤統合サーチ | 25 | これは、Splunk⽤統合サーチで使⽤できるSplunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseのリモートデプロイ数の検証済みの上限値です。このソフトサービス制限を超えた場合、Splunk⽤統合サーチの実⾏において問題が発⽣する可能性があります。 |
| サーチ | joinコマンド(サブサーチ⽤) |
50,000 | joinコマンドは、サブサーチの結果をメインサーチの結果に組み合わせます。この上限は、メインサーチと組み合わせることのできるサブサーチの出⼒に含まれる結果⾏の最⼤数です。詳細は、Splunk Cloud Platform『サーチリファレンス』のjoinコマンドを参照してください。 |
| サーチ | ナレッジバンドルの複製サイズ | 3GB | これは、ナレッジバンドルの最⼤複製サイズのハード制限です。ナレッジバンドルがこのサービス制限を超えた場合、サーチ層はバンドルをインデクサー層にプッシュしません。インデクサー層のサーチでは、サイズ制限に収まる以前プッシュされたバンドルが代わりに使⽤されます。 |
| サーチ | Splunk Cloud Platform環境ごとの最⼤同時サーチ数。 | 利用枠が900SVCまたは7TBを超える場合は400 | これは、Splunk Cloud Platform環境で許可されるアドホックサーチとスケジュールサーチの同時サーチ数に対する標準の制限です。この情報はmetrics.logで追跡できます。同時サーチ制限は、Cloudサーチ層からまたはオンプレミスのハイブリッドおよび統合サーチヘッドから開始されたサーチに適⽤されます。
標準の制限を超える同時サーチが必要な場合は、既存のサーチワークロードを最適化するか、Splunkの営業担当者に連絡してSVC利用枠を拡⼤してもらいます。スケジュールサーチとサマリー作成サーチの同時サーチの割合を設定する⽅法の詳細は、「Splunk Cloud Platformでのサーチ設定」を参照してください。 |
| サーチ | スケジュールサーチ | 利用枠が166SVCまたは1TB未満の場合は700,000サーチ/⽇
利用枠が166SVCまたは1TBを超える場合は1.5Mサーチ/⽇ |
これは、正常にスケジュール可能な、スケジュールサーチの検証済み最⼤制限です。契約階層と適⽤されるサービスの制限に注意してください。
このソフトコーディングのサービス制限を超えた場合、スケジュールサーチを完了する際に問題が発⽣する可能性があります。なお、同時サーチ制限やサーチの性質などの他の要因によって、正常に実⾏可能なスケジュールサーチの数がさらに制限される場合があります。 |
| ストレージ | DDAAの復元 | 25TB | Dynamic Data Active Archiveの復元は、25TBを超えることを想定して設計されていません.復元対象のデータ量が25TBを超える場合は、復元対象期間を分割し、1回あたりの復元サイズが推奨上限を下回るように実行してください。 |
| ストレージ | DDAAの復元 | DDASの10% | Dynamic Data Active Archiveでは、Active Searchableストレージの最大10%までのデータを復元できます。すでに復元済みのデータが不要になった場合は、有効期限が切れる前にそのデータを削除して領域を解放し、追加の復元を行うことが可能です。
なおDDASの10%を超えるデータが必要な場合は、担当のアカウントチームまでお問い合わせください。 |
| ワークロード管理 | ワークロードルール | 100 | ワークロードルールは100件まで設定できます。 |
Splunkプレミアムソリューション
SplunkbaseとプライベートApp
Appとアドオンは、データの取り込みの簡素化から、独特で価値のある視覚化まで、さまざまな機能を提供します。セキュリティを確保してパフォーマンスへの影響を最⼩限に抑えるため、Splunk Cloud Platformでは精査された互換性のあるAppのみが実⾏できます。以下の事項に注意してください。
- Splunkbaseは、Splunk Cloud PlatformについてのAppの精査と互換性に関するレコードを集めたシステムです。Splunk Cloud Platformとの互換性があると⽰されているすべてのAppは、FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5を含めてインストールできます。
- FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5対応のAppとアドオンに関するSplunkの責任は、次の条件を満たすAppに限定されます。
- Splunkで認定されている
- Splunkでサポートされている
- Splunk Cloud Platformと互換性がある
- Splunkは、Splunkサポート対象Appのサポートとメンテナンスを提供しています。またSplunk Cloud Platformは、Splunk Cloud Platformのアップグレードを開始する前に、インストール済みのSplunkサポート対象Appとの互換性を確認します。
- Splunkは、サードパーティ開発者が公開しているAppのサポートやメンテナンスを提供しません。開発者によってサポートされている、またはサポートされていないAppについては、お客様がSplunk Cloud Platformとの互換性を確認する必要があります。
- 開発者によってサポートされている、またはサポートされていないAppの互換性は、それらのAppの開発者により⾔及されるものになります。Splunkでは、Splunk Cloud Platformの特定のバージョンとサードパーティAppとの互換性については検証を⾏いません。
- Splunkサポートは、SplunkbaseのAppをお客様の使⽤事例に合わせて調整するためのお⼿伝いはできません。カスタマイズするライセンスがお客様に与えられているAppの場合は、お客様が⾃分でまたはSplunkプロフェッショナルサービスを使⽤してカスタマイズを⾏う必要があります。
詳細は、以下を参照してください。
Splunk Cloud Platformに関して精査され互換性のあるAppは、Splunk WebのAppブラウザーまたはSplunkbaseにリストされています。セルフサービスAppのインストールについての詳細は、「エクスペリエンスの指定」を参照してください。
FedRAMP Moderate、FedRAMP High、およびDoD IL5を除き、Splunk Secure GatewayはSplunk Cloud Platformに含まれています。Splunk Secure Gatewayでは、Connected ExperiencesモバイルAppのデプロイを設定し、Splunk Cloud Platform環境にデバイスを登録できます。詳細は、Splunk Secure Gatewayのドキュメントを参照してください。
ビジネスニーズをサポートするためにお客様が作成したAppはプライベートAppと呼ばれ、Splunk Cloud Platformにお客様がインストールするものです。Splunk Cloud Platformでは、プライベートAppのインストール時、Splunkが⾃動的にAppを検証します。⾃動検証によって識別された問題は修復する必要があります。プライベートAppは⼿動で検証しなくてもインストールできます。未修復の問題がSplunk Cloud Platform環境に与える潜在的な影響に関するSplunk⼀般規約に同意する必要があります。お客様のみにより開発されたプライベートAppはお客様の所有となり、お客様のプライベートAppのカスタマイズはSplunk Cloud Platform契約の範疇外となります。
Appの詳細については、Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの以下のトピックを参照してください。
ストレージ
このセクションでは、データ保持ポリシーと、お客様が利用できるストレージの種類について説明します。
データ保持
Splunk Cloud Platformに送信したデータはインデックスに格納され、Splunk Cloud Platformのインデックス設定はSplunk Webの[インデックス]ページを使⽤して⾃分で管理できます。Splunk Cloud Platformはインデックス設定に基づいてデータを保持し、ユーザーはインデックス設定を使⽤して、データをいつ削除するかを指定できます。データの保持設定をデータソースごとに変えるには、保持ポリシーに応じて別々のインデックスにデータを格納します。監査やコンプライアンスの要件に応じて、個別のインデックスに対して異なるデータ保持ポリシーを設定できます。
各インデックスに対しては、サービスが使⽤するインデックスのイベントの最⼤期間を([インデックス]ページの[保持(⽇数)]フィールドで)指定することで、データを削除するタイミングを設定できます。インデックスが指定されている最大サイズに達するか、またはイベントが指定されている最⼤期間に達すると、最も古いデータが削除されます。インデックスから削除されたデータは、Splunk Cloud Platformではサーチできません。
Splunk Cloud Platform契約で利⽤できるストレージの種類は以下のとおりです。
- 取り込まれたデータのサーチには、Dynamic Data Active Searchable (DDAS)を使⽤します。DDASは⼀般的にサーチ可能ストレージとも呼ばれます。オプションで、DDASを500GB単位で追加購⼊できます。
- Dynamic Data Active Archive (DDAA)は、⻑期的なストレージとして使⽤され、DDAA内のデータはDDASに復元してサーチできます。オプションで、DDAAを500GB単位で追加購⼊できます。
また、DDASとDDAAの両⽅について、追加料⾦で、保存されているデータをAES 256ビット暗号化によって暗号化することもできます。保存中の暗号化を選択した場合、デフォルトでは暗号化キーの管理はお客様に代わってSplunkが⾏います。リージョンによっては、お客様が暗号化キーを管理するためのオプションを利⽤できます。
ストレージの消費状況は、Splunk Cloud Platform環境に含まれているクラウドモニターコンソールAppで確認できます。このAppは、保存されているデータ量や各インデックスの保持⽇数などの情報を提供します。
Splunkがお客様に代わって保存および管理するデータの詳細については、「Splunkのメンテナンスの責任」の「Splunk Cloud Platformのアップタイムとセキュリティの保証」セクションを参照してください。
Dynamic Data Active Searchable (DDAS)
Splunk Cloud PlatformのDDASは、毎⽇インデックス付けする未圧縮データの分量に応じて設定する必要があります。ワークロードベースの契約では、データ保持要件に基づいてDDASを購⼊するため、多様な使⽤事例に対応できます。たとえば、予想される1⽇の未圧縮データの取り込み量が1TBで、必要なサーチ可能保持期間が365⽇であれば、必要なSplunk Cloud Platform環境のDDASのサイズは365TBになります。Splunkの超過利用に関するポリシーについては、Splunk一般規約を参照してください。取り込みベース契約には、90⽇分までの未圧縮データを格納するのに⼗分なDDASが含まれています。たとえば、毎⽇取り込む未圧縮のデータ量が100GBであれば、Splunk Cloud Platform環境には9000GB (9TB)のDDASが⽤意されます。以下の事項に注意してください。
- お客様のデータの取り込み量が最初の見積もりよりかなり増加し、お客様が使⽤可能なDDAS容量を超過した場合、Splunk Cloud Platformサービスはお客様の保持設定に合わせてお客様のデータを保持するために柔軟にDDAS量を増やします。
- DDASは柔軟に拡張されて、データが早期に古くならないようにされますが、頻繁に予測量を超える過剰な取り込みを⾏うと、サーチのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
Dynamic Data Active Archive (DDAA)
データの⻑期保存のために低コストのオプションが必要な場合は、Splunk Cloud Platformに任意にDDAAを追加することができます。インデックスの保持設定に基づいてデータがDDASから削除される場合、そのデータは削除前にDDAAに移動されます。データは、指定したDDAAの保持期間が満了するまで、DDAAに残ります。
DDAA契約により、Splunk Cloud Platform契約の⼀環として購⼊してあるDDAS量の上限までであれば、データを復元できます。復元を補助するため、DDAA契約ではDDASの10%が追加されます。この10%の量は、お客様の契約で決められている合計DDAS量に基づいて計算されます。たとえば、ワークロードベースの契約でDDAS利用枠が10TBであれば、DDAA契約によって1TBのDDASが追加され、事実上DDASの利用枠が11TBに増加します。この追加の1TBは、DDAAの復元のために予約されているものと⾒なしてください。DDASの利用枠を超える復元ボリュームがあった場合、調整費⽤を招くことがあるからです。
以下の事項に注意してください。
- 復元されたDDAAデータは、通常、復元リクエスト後24時間以内にサーチ可能となり、最⼤30⽇間サーチ可能となります。
- ⼤規模なDDAAデータの復元には、24時間以上かかることもあります。
- 30⽇間に複数回の復元が重複して⾏われた場合は、DDAA契約に含まれる追加の10%のサーチ可能ストレージが使⽤されます。
- Splunkの超過利用に関するポリシーについては、Splunk一般規約を参照してください。
Dynamic Data Self-Storage (DDSS)
古いデータはSplunk Cloud Platformからエクスポートすることもできます。古くなった取り込みデータをエクスポートするようにDynamic Data Self-Storage (DDSS)を有効化すると、最も古いデータがインデックスから削除される前にSplunk Cloud Platformデプロイと同じリージョンのAmazon S3、Google Cloud Storage、またはAzure Blob Storageアカウントに移されます。
以下の事項に注意してください。
- Amazon S3、Google Cloud Storage、またはAzure Blob Storageを使⽤するための⽀払いは、お客様の責任となります。
- 古くなったデータは、暗号化されずにAmazon S3、Google Cloud Storage、またはAzure Blob Storageアカウントにエクスポートされます。
- 現時点では、S3に保存されているDDSSデータをFederated Search for Amazon S3で検索することはできません。
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| 期限切れの取り込みデータのエクスポート | 期限切れSplunk Cloud Platformデータのプライベートアーカイブへの保存 |
| 期限切れの取り込みデータのアーカイブ | 期限切れSplunk Cloud PlatformデータのSplunk管理アーカイブへの保存 |
| インデックスの管理 | Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformインデックスの管理」 |
| クラウドモニターコンソール | Splunk Cloud Platform『管理』マニュアルの「Splunk Cloud Platformデプロイの監視」 |
| AWSリージョン、Azureリージョン、およびGoogle Cloudリージョンで利⽤できるサービスコンポーネント | リージョンの違い |
契約の種類
Splunk Cloud Platformサービスの契約はワークロードベースです。例外として、取り込みベース契約の場合もあります。どちらの種類の契約にも、スタンダードサクセスプランとプレミアムサクセスプランがあります。詳細は「Splunkサクセスプラン」を参照してください。
ワークロードベースの契約
この契約は、取り込んだデータ量ではなく、消費されたリソース容量に基づきます。この契約により、購⼊したワークロードリソースを使⽤する権限が与えられます。この契約では、データの取り込み量は測定しません。お客様が希望するパフォーマンス⽬標に合わせて取り込み量やサーチ負荷を増やしたり、サービスを運⽤したりできます。取り込み量やサーチ負荷を増やしたり、パフォーマンスを⾼めたりするのに必要であれば、追加のリソース容量を購⼊できます。お客様のワークロードベースの契約では、お客様のデータ保持要件に応じてストレージをブロック単位で購⼊します。お客様のデータの取り込み量が最初の見積もりよりかなり増加し、お客様が購⼊したストレージ容量を超過した場合、Splunk Cloud Platformサービスはお客様の保持設定に合わせてお客様のデータを保持するために柔軟にストレージ量を増やします。Splunkの超過利用に関するポリシーについては、Splunk一般規約を参照してください。特定の時点で保持されているデータ量は、クラウドモニターコンソールとSplunk Webで確認できます。
取り込みベースの契約
例外として、取り込みベース契約の場合もあります。Splunk Cloud Platformの取り込みベース契約は、毎⽇インデックスする未圧縮データの分量を基本とします。契約料⾦には、固定量のデータストレージへのアクセス料も含まれます。お客様のデータ取り込み量が利用枠を超え、その結果ストレージ利用枠も超過した場合、Splunk Cloud Platformサービスは保持設定に従ってデータを保持するため、ストレージ容量を自動的に拡張します。Splunkの超過利用に関するポリシーについては、Splunk一般規約を参照してください。特定の時点で保持されているデータ量は、クラウドモニターコンソールとSplunk Webで確認できます。
データポリシー
Splunk Cloud Platformは、次のポリシーに従ってデータを管理します。
- ワークロードベースの契約により、購⼊したワークロードリソースを使⽤する権限が与えられます。この契約では、データの取り込み量は測定されません。
- 1⽇(GMT)にSplunk Cloud Platformデプロイに取り込むことのできるデータの量は、Splunk Cloud Platformの取り込みベース契約によって決まります。また、取り込みベース契約の⽇次インデックスボリュームは、1か⽉に最⼤5回まで超過が許されています。同じカレンダー⽉内に⽇次制限を超過した回数が5回を超えると、購⼊済みの制限内に収まるようにデータの取り込み量を減らすか、または必要なボリュームを追加購⼊するようにSplunkの営業担当から提案されます。適切な使⽤制限内に抑えることができない、あるいは抑えることを希望しない場合は、利⽤規約に従って超過料⾦をお⽀払いいただくことになります。取り込みベース契約の制限を継続的に超えてしまう場合は、必要なボリュームを決定するためのベンチマーク評価をSplunkの営業に依頼し、ボリュームに適したプランを購⼊してください。
Splunk Webで現在と過去の⽇次データ取り込み情報を⾒るには、クラウドモニターコンソールAppを使⽤します。詳細は、「クラウドモニターコンソールを探す」と「[ライセンス使⽤状況]ダッシュボードの使⽤」を参照してください。システムでライセンスの使⽤状況を監視するためのアラートを設定することをお勧めします。
契約の拡張、更新、および終了
Splunk Cloud Platform契約は、お客様のビジネスニーズに合わせて契約期間中にいつでも拡張できます。必要に応じて契約を追加することで、以下が⾏えるようになります。
- ワークロードベースまたは取り込みベースの契約レベルを上げる。
- より多くのデータを保存できるように500GB単位でストレージ容量を増やす。
- 保存中のデータのプライバシーを守るためSplunkホスト環境に暗号化サービスを追加する。
- コンプライアンスニーズに対応するためにHIPAAまたはPCI DSSクラウド環境を追加する。
- Enterprise Security (ES)やIT Service Intelligence (ITSI)などのSplunkプレミアムソリューションによって新しい使⽤事例を追加する。ワークロードベースの契約では、どちらの利用枠もSVC単位で測定されます。取り込みベースの契約では、どちらの利用枠もGB単位で測定されます。
お客様の現在の契約期間が終了する60⽇前から更新の通知が送信されます。契約更新の詳細については、お客様のSplunkの営業担当までお問い合わせください。Splunk Cloud Platformの契約が期限切れになったが、Splunkの営業担当がお客様に代わって⼀時的な延⻑を送信しなかった場合、その契約は終了したものとみなされます。終了したSplunk Cloud Platform契約のポリシーは以下のとおりです。
- お客様のサーチは直ちに実⾏できなくなります。
- お客様のデータの取り込みは終了から30⽇後に実⾏できなくなります。
- お客様のデータは終了から30⽇⽬に削除されます。
取り込んだデータを契約終了前に⾃分の管理下に移したい場合は、Splunkプロフェッショナルサービスに依頼してください。⼀部のデータは、Dynamic Data Self-Storageを有効にすることで、期限切れになった時点で同じリージョンのAmazon S3、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storageアカウントに移動できます。Dynamic Data Self-Storageは、お客様の設定データをエクスポートしませんので注意してください。お客様の古い取り込みデータをエクスポートするために、Dynamic Data Self-Storageを使⽤する場合は、お客様の契約終了前に済ませる必要があります。Amazon S3、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storageを使⽤するためのAWS、Azure Blob Storage、またはGoogle Cloud Storage料⾦の⽀払いは、お客様の責任となります。
サポートされるバージョン
このセクションでは、Splunk Cloud Platformと統合されるプレミアムAppであるフォワーダー、ハイブリッドサーチ設定、Pythonインタープリターのサポートされるバージョンをリストします。
現在のSplunk Cloud PlatformとプレミアムAppバージョン
Splunk Cloud Platform契約者が利⽤できるSplunk Cloud PlatformとプレミアムAppのバージョンは、Splunkが決定します。Splunkは、お客様に最も良い恩恵をもたらすリリースを可能な限り迅速に採⽤します。Splunk Cloud Platform契約とプレミアムApp契約の現在のバージョンは下表のとおりです。
| 契約 | バージョン |
|---|---|
| Splunk Cloud Platform | 10.5 |
| Splunk Enterprise Security | 8.5 |
| Splunk IT Service Intelligence | 4.21 |
| Splunk App for PCI Compliance | 8.5 |
Splunk Cloud Platformのバージョンでは、[メジャーリリース].[マイナーリリース].[リリース⽇付]というリリース番号形式を使⽤しています。この形式はSplunk Cloud Platform固有のものであり、Splunk Enterpriseでは採用されていません。
[リリース⽇付]の形式はYYMMです。たとえば、Splunk Cloud Platform 9.1.2308の「2308」は、リリース⽇付が2023年8⽉であることを意味します。サポートされるフォワーダーバージョン
Splunk Cloud Platformでサポートされるフォワーダーのバージョンは以下の通りです。この情報は、Splunk Cloud Platformと直接通信するユニバーサルフォワーダーとヘビーフォワーダーに適⽤されます。Splunk Cloud Platformと直接通信する中間フォワーダー層をデプロイしている場合、以下の情報は間接的に接続されているフォワーダーではなく、その中間層のフォワーダーに適⽤されます。Splunk Cloud Platformと直接通信するフォワーダーをお客様がアップグレードできない場合は、サポートが終了したフォワーダーバージョンを使い続けるリスクをお客様が受け⼊れることになります。
| フォワーダーのバージョン | サポートされるSplunk Cloud Platformバージョン | ヘビーフォワーダーのフルサポート期限 | ユニバーサルフォワーダーのフルサポート期限 | ユニバーサルフォワーダーのP3サポート期限 |
|---|---|---|---|---|
| 10.4.x | 10.1.x、10.2.x、10.3.x、10.4.x、10.5.x | 2028/05/18 | 2028/05/18 | 2031/05/18* |
| 10.2.x | 10.1.x、10.2.x、10.3.x、10.4.x、10.5.x | 2028/01/15 | 2028/01/15 | 2031/01/15* |
| 10.0.x | 9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x、10.5.x | 2027/07/28 | 2027/07/28 | 2030/07/28* |
| 9.4.x | 9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x、10.5.x | 2026/12/16 | 2026/12/16 | 2029/12/16* |
| 9.3.x | 9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x、10.5.x | 2026/07/24 | 2026/07/24 | 2029/07/24* |
| 9.2.x | 8.2.x、9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x | 2026/01/31 | 2026/01/31 | 2029/01/31* |
| 9.1.x | 8.2.x、9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x | 2025/06/28 | 2025/06/28 | 2028/06/28* |
| 9.0.x | 8.2.x、9.0.x、9.1.x、9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x | 2024/06/14 | 2024/06/14 | 2027/06/14* |
| 8.2.x | 8.0.x、8.1.x、8.2.x、9.0.x | 2023/05/12 | 2023/09/30 | 2026/05/12* |
| 8.1.x | 8.0.x、8.1.x、8.2.x、9.0.x | 2023/04/19 | 2023/04/19 | 2025/10/22* |
* Splunkユニバーサルフォワーダーの各マイナーバージョンは、リリースから合計60か⽉間サポートされます。各バージョンのリリースから最初の24か⽉間は、対象となるサポート応答時間は問題の重⼤度と優先度によって決まります。それ以降の36か⽉間は、対象となるサポート応答時間はP3レベルに制限されます。
サポートされるPythonバージョン
Splunk Cloud PlatformでサポートされるPythonインタープリターのバージョンを下表に⽰します。Splunk Cloud PlatformでのPython 2.xの廃⽌とサポートについては、「SplunkプラットフォームでのPython 3への移⾏」を参照してください。
| Splunk Cloud Platformバージョン | サポートされるPythonインタープリター |
|---|---|
| 10.2.x、10.3.x | 3.13 |
| 9.2.x、9.3.x、10.0.x、10.1.x、10.2.x、10.3.x | 3.9 |
| 9.0.x、9.1.x、9.2.x | 3.7 |
テクニカルサポート
ワークロードベースと取り込みベースのSplunk Cloud Platform契約のどちらにも、スタンダードサクセスプランとプレミアムサクセスプランがあります。Splunk Cloud Platformのサポート規約とプログラムオプションの詳細は、https://www.splunk.com/en_us/support-and-services/support-programs.htmlを参照してください。以下の点にも注意してください。
- Splunk Cloud Platformは、複数のデータ取り込みオプションを提供しているため、お客様のデータソースに対して正しいデータ収集⽅式を設定することはお客様の責任となります。
- Splunk Cloud Platformでは、Splunk Webを介してユーザー、インデックス、およびAppの管理を実⾏できます。Splunk Cloud Platformについて精査された互換性があるAppのカスタマイズもお客様の責任となります。
- お客様のSplunk Cloud Platformのユーザーアカウントで多要素認証を使⽤する場合は、多要素認証をサポートするSAML v2 IDプロバイダを使⽤する必要があります。Splunk Cloud Platformのユーザーアカウントを多要素認証⽤に適切に設定することはお客様の責任となります。
- オプションのオンデマンド管理サービスを活⽤することで、Splunkのリモートテクニカルコンサルタントによる技術導⼊の⽀援を素早く要請することが考えられます。Splunkのテクニカルコンサルタントは、インデックスの作成やルックアップやダッシュボードの構築といったタスクに加えて、データのオンボーディングやSplunk Cloud Platformについて精査された互換性があるAppのインストールを補助します。
- AWS Kinesis Data Firehoseデータ受信の有効化など、⼀部のSplunk Cloud Platform機能の有効化や設定変更は、Splunk側での手続きが必要となります。サポートチケットを申請すると、Splunkはお客様の代わりにこれらの機能を有効化します。
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| オンデマンド管理サービス | オンデマンド管理データシートとカタログ |
| データ収集 | データの取り込み |
| ユーザー管理、インデックス管理、App管理の実⾏ | Splunk Cloud Platform『管理』マニュアル |
ユーザーと認証
Splunk Cloud Platformでは、⼀意のユーザー名、最⼩のパスワード⻑、定期的なパスワードのリセットを求めるアカウントポリシーを設定できます。ユーザーのアカウント、アカウントへのロールの割り当て、使⽤する認証⽅式、そして全体的なパスワードポリシーの作成と管理は、お客様の責任となります。各Splunk Cloud Platformユーザーの⾏動をコントロールするために、特定の権限セット、インデックスへのアクセス、リソースの使⽤制限を定めたロールをSplunk Cloud Platformユーザーに割り当てることができます。
ロールは、サービス内の機能へのアクセス権や、タスクおよびサーチを実⾏する権限をSplunk Cloud Platformユーザーに付与します。各ユーザーアカウントには1つ以上のロールが割り当てられます。Splunkは、管理者ロールを使⽤して、基本的な監視アクティビティとメンテナンスアクティビティを実⾏します。Splunkが実⾏する監視アクティビティやメンテナンスアクティビティの⼀貫として、Splunk Cloud Platform環境に対して管理者ロールとシステムユーザーロールでの認証が⾏われます。これらのアクティビティは、業界最⾼⽔準の標準に準拠して設計された、データの機密保持、整合性、可⽤性を保護するための包括的なセキュリティプログラムに準拠して実⾏されます。Splunk Cloud Platformは、独⽴系の第三者監査機関によって、SOC2タイプ2とISO 27001セキュリティ標準(「コンプライアンスと認定」)に準拠することが認定されています。これらのシステムユーザーやシステムロールを削除したり変更したりしないでください。
Splunk Cloud Platformには、プラットフォームを管理するために必要な権限が付与されたsc_adminロールがあります。管理者がAppのインストール、インデックスの作成と管理、ユーザーやパスワードの管理といったセルフサービスタスクを実⾏するために、Splunk Cloud Platformのsc_adminロールを使⽤することができます。Splunk Cloud Platformではインフラストラクチャへの直接アクセスをサポートしていませんので、コマンドラインからSplunk Cloud Platformにはアクセスできません。そのため、コマンドラインからのアクセスを必要とするすべてのタスクは、お客様の代わりにSplunkにより⾏われます。
Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)やActive Directory (AD)などのIDプロバイダ(IdP)を使⽤してユーザーアカウントを認証するように設定することができます。また、シングルサインオン(SSO)のためにSAML認証を使⽤するためにSplunk Cloud Platformを設定することもできます。お客様のSplunk Cloud Platformのユーザーアカウントで多要素認証を使⽤する場合は、多要素認証をサポートするSAML v2 IDプロバイダを使⽤する必要があります。Splunk Cloud PlatformのバージョンとIDプロバイダ(IdP)によってはトークンベースの認証がサポートされます。Splunk EnterpriseはDuoやRSAなどの多要素認証を最初からサポートしていますが、Splunk Cloud Platformではこれらの統合⽅式をサポートしていません。
IdPとSplunk Cloud Platformの間では、SAMLメッセージのSHA-256署名のみがサポートされます。SHA-256署名など、IdPのSAML設定はお客様の責任となります。
関連項⽬
| それぞれの詳細については、以下を参照してください。 | 以下の事項を参照してください。 |
|---|---|
| ユーザーとロール | 『Securing Splunk Cloud Platform (Splunk Cloud Platformの保護)』マニュアルの「Create and manage users with Splunk Web (Splunk Webを使用したユーザーの作成と管理)」 |
| シングルサインオン | 『Securing Splunk Cloud Platform (Splunk Cloud Platformの保護)』マニュアルの「認証トークンでSAMLを使⽤するためのSplunk Cloud Platformの設定」
『Securing Splunk Cloud Platform (Splunk Cloud Platformの保護)』マニュアルの「SAMLによるシングルサインオン設定」 |
| トークンベースの認証 | 『Securing Splunk Cloud Platform (Splunk Cloud Platformの保護)』マニュアルの「トークンによる認証の設定」 |