開発レベルモニタリングの制限
エージェントおよびコントローラに適用される以下の制限により、開発モード中にリソースが過剰に消費されるのを防ぎます。
アプリエージェントの制限
アプリケーション エージェントには次の制限が適用されます。
- 各ノードの1分あたりの最大コール数500回。(
dev-mode-suspend-cpmを参照)。 - 各 JVM の最大ヒープ使用率 90%。(
heap-storage-monitor-devmode-disable-trigger-pctを参照)。
制限を超過すると、超過が原因で開発モードが無効になったことを示すエージェントログイベントが生成されます。
コントローラの制限
コントローラは、開発モニタリング時にビジネストランザクション間で収集されたスナップショットセグメント数をモニタリングします。スナップショットセグメントは、特定のティアでのビジネストランザクションの処理アクティビティに対応します。複数のティアを横断する単一のビジネストランザクションは、少数のティアのみを横断する複数のビジネストランザクションよりも多くのデータを生成します。
1 分あたりのスナップショットセグメント数 5,000 件のしきい値を超過すると、コントローラは主な原因となるビジネストランザクションの開発モードを無効にします。コントローラは、スナップショットセグメントの生成を 20% 削減するため、必要な限り多くのビジネストランザクションの開発モードを無効にします。
たとえば、しきい値を超過した際に、1 つのビジネストランザクションで 25% のスナップショットセグメントが生成されていた場合、そのビジネストランザクションのみが無効にされます。もう 1 つ例を挙げると、しきい値を超過した際に、各ビジネストランザクションで次の割合でスナップショットセグメントが生成されていた場合、最初の 2 つのビジネストランザクションが無効にされます。
- BT1:17%
- BT2:16%
- BT3:15%
- BT4:15%
- BT5:13%
- BT6:12%
- BT7:12%
このコントローラの制限は設定できません。