コントローラのセルフモニタリング

システムアカウントを使用すると、コントローラをセルフモニターすることができます。コントローラで顕著なパフォーマンスの問題が発生した場合は、システムアカウントにログインして、過去数時間のメモリ使用率のトレンドにアクセスして確認することができます。

注: コントローラで、パス <Controller_home>/appserver/jetty/appagent/javaagent.jar にバンドルされている内部 Java エージェントのアプリケーションのみがセルフモニタリングのサポート対象です。別のパスからカスタム Java エージェントを使用している場合は、セルフモニタリングがサポートされません。

コントローラをセルフモニターするには、マシンエージェントを使用して JMX を構成する必要があります。

マシンエージェントを使用した JMX の構成

注: デフォルトでは、JMX モジュールはコントローラの Jetty サーバーで有効になっています。

マシンエージェントを使用してコントローラで JMX を設定するには、次の手順を実行します。

  1. コントローラを展開したサーバーにログインします。
  2. マシンエージェントとコントローラが異なるサーバーにある場合は、次のコマンドを使用して JMX リモートモジュールを有効にします。

    java -jar start.jar --add-to-start=jmx-remote
  3. (オプション)JConsole を使用してスレッドプールを確認します。Java のモニタリングおよび管理コンソールで、次の手順を実行します。
    1. JMX を有効にしたプロセスを選択します。
    2. MBean を選択し、com.appdynamics.serverthreadpools に移動します。構成されたスレッドプールが表示されます。
  4. コントローラで com.appdynamics.serverthreadpools ドメインの JMX メトリックを報告するようにマシンエージェントを構成します。
  5. コントローラを再起動します。