SELECT 句
ADQL イベントクエリは、1 つ以上の引数を受け取ることができる SELECT 句から始まります。
SELECT* | {[DISTINCT] field_expression [ASalias] [, field_expression [ASalias]]...}
- SELECT 句内の単一のアスタリスク * で、イベントごとにフィールドのリストを返します。
- 各イベントの特定のフィールドを返すには、フィールドのカンマ区切りリストを指定します。必要に応じて、AS コンストラクトを使用して、各 field_expression にエイリアスを付けることができます。
-
指定したフィールド値の一意の組み合わせを返すには、DISTINCT 修飾子を使用します。制限が指定されていない場合は、上位 10 件の結果が返されます。「LIMIT 句」を参照してください。DISTINCT は、以下のようなワイルドカード SELECT クエリには適用できません。
SELECT DISTINCT *
- 文字列値は、一重引用符または二重引用符で囲む必要があります('hello'、"hello" など)。
field_expression にはいくつかの形式があります。「ADQL 式」を参照してください。
SELECT 句を使用したクエリの例
| クエリ | 結果 |
|---|---|
SELECT count (transactionName) FROM transactions WHERE application='yourAppName' | 指定したアプリケーションのビジネストランザクションの数が返されます。 |
| SELECT * FROM logs WHERE sourceType='yourLogFile' AND message LIKE 'GET' | 指定したキーワードを含むログイベントが返されます。 |
| SELECT * FROM transactions WHERE application='yourAppName' AND transactionName='yourBTName' | 指定したトランザクション名に一致する、指定したアプリケーションのビジネストランザクションのすべてのフィールドが返されます。 |
| SELECT DISTINCT transactionName FROM transactions WHERE application='yourAppName' | 指定したアプリケーションの一意のトランザクション名のリストが返されます。 |
| SELECT customerName AS "First And Last Name",age AS "Years Old", ... | クエリステートメントに指定したように、指定したフィールドのラベルが変更されて返されます。このクエリでは、customerName と age はユーザー定義のフィールドです。 |