遅延データベースコール

Splunk AppDynamics は、最も遅いデータベースコールのリストを表示します。コールごとに、特定のコールの詳細および関連するビジネストランザクションのスナップショットを表示できます。リストには、選択した時間範囲において実行時間が最も長いデータベースコールが最大 10 件まで、ティア別およびすべてのティアで表示されます。各コールには次の内容が表示されます。

  • Call:SQL クエリ
  • Avg. Time per Call (ms):1 回のコールあたりの平均時間をミリ秒で表示
  • Number of Calls:時間範囲内に実行されたコール数
  • Max Time (ms):最長実行時間をミリ秒で表示
  • View snapshots:既存のトランザクション スナップショットを表示するリンク

アプリケーション エージェントは、15 分ごとにコールデータを集約してコントローラに報告します。[Max Time] により、[Slowest Database Calls] リストに表示されるコールが決定します。たとえば JDBC コールの場合、Splunk AppDynamics がこのリストの潜在的な候補としてコールを追跡するには、[Max Time] が 10 ミリ秒を超えている必要があります。

最も遅いデータベースコールは、次のように定義されています。

  • 最長時間が10ミリ秒以上であること
  • 最も遅い上位10以内であること
  • 15分ごとに報告すること

最も遅いデータベースコールの表示

最も遅いデータベースコールを表示するには、Troubleshoot > Slow Response Times > Slowest DB and Remote Service Calls の順にクリックします。

このページでは、以下を行うことができます。

  • コールのトランザクション スナップショットが利用できる場合は、[Snapshots] 列の [View Snapshots] リンクをクリックし、スナップショットを選択して遅延の根本原因までドリルダウンします。
  • 説明プランを表示するには、コールを選択して [View Details] をクリックします。ダイアログボックスで、[Explain Plans] をクリックします。取得した SQL からパラメータ値を除外すると、説明プラン機能は無効になります。
ヒント: NoSQLAppDynamics は、NoSQL データベースをリモートサービスとして表示します。「 リモートサービス」を参照してください。