Enterprise Consoleを使用するコントローラのアップグレード
Enterprise Consoleを使用してコントローラインスタンスをアップグレードできます。Enterprise Consoleにより、単一のコントローラおよびHAペアを発見し、アップグレードすることができるため、アップグレードプロセスが簡素化されます。
アップグレードについて
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Enterprise Console は、スタンドアロンおよび HA ペアコントローラのアップグレードをサポートしています。状況に応じた一連のアクションを確認するには、次の表を使用します。
現在のコントローラのバージョン アップグレード後のコントローラバージョン 実行するアクション 21.x 以降 コントローラバージョン 21.x または最新バージョン - MYSQL を 5.7 バージョンへアップグレードします。
- サポートされている OS バージョンにアップグレードします。「オペレーティングシステムおよびコンポーネントとのコントローラの互換性」を参照してください。
- ダウンロードポータルにアクセスし、コントローラバージョンをダウンロードします。
- Enterprise Console を使用してコントローラをアップグレードします。
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Enterprise Consoleが認識しているどのバージョンにコントローラをアップグレードするかを選択できます。つまり、コントローラを中間バージョンにアップグレードしたり、最新バージョンにアップグレードしたりできます(Enterprise Consoleインストーラがこれらのバージョン向けに実行されている場合)。ただし、コントローラを古いバージョンにアップグレードすることはできません。
注: Enterprise Console 23.11 以降では、コントローラは GlassFish の代わりに Jetty アプリケーションサーバーを使用します。したがって、Enterprise Console 23.11 以降では、コントローラ 23.11.x 以降へのアップグレードのみが許可されます。 - 過去のバージョンのライセンスを保有していても、コントローラを新しいバージョンにアップグレードすると、そのライセンスは機能します。ただし、過去のバージョンの一時ライセンスを保有していて、現在は新しいライセンスを保有している場合、新しいライセンスは古いコントローラでは機能しません。この場合、ライセンスを適用する前にコントローラを最新バージョンにアップグレードする必要があります。
- アップグレードによりコントローラのダウンタイムが発生しますが、コントローラのアップグレード中にエージェントを停止する必要はありません。
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Enterprise Console は、コントローラのホームディレクトリに
.passwordfileファイルが存在することを想定しています。Enterprise Console はこのパスワードを読み取り、コントローラと比較して検証します。アップグレードが完了すると、Enterprise Consoleはファイルを削除し、暗号化されたデータベースにパスワードを保存します。警告: 手動で Glassfish 管理者パスワードを変更する場合は、Enterprise Console のコントローラ設定でも更新する必要があります。