JavaScript エージェントの動作
JavaScript エージェントは、adrum.js と adrum-ext.js という 2 つのファイルで構成されます。
- ファイル adrum.js は、インストゥルメント化された各ページに挿入されます。ページが処理されるときに、できるだけ先頭に近い位置に挿入されます。このファイルは、90 KB(圧縮時は 30 KB)あり、同期的にロードされます。
- この最初の JavaScript ファイルは、タイマーを開始し、簡単な構成とセットアップを行います。
- onload イベント時に、adrum-ext.js が非同期的に取得されるので、ページのロードがブロックされることはありません。負荷が大きい処理のほとんどは、このコードが行います。取得されると、ブラウザで 24 時間キャッシュされます。
- クロスドメインセッション相関が有効になっている場合、ユーザーが最初にドメインにアクセスしたときに、ブラウザは追加でファイル adrum-xd.html をロードし、クロスドメインセッションを有効にする共通情報の一部を生成するか、ロードします。以降のアクセスでは、adrum-xd.html を再びロードすることはありません。
- ページのロードが完了すると、adrum-ext.js は収集されたデータをビーコンにバンドルし、EUM サーバーに送信します。
- データは、EUM サーバによって処理され、コントローラがピックアップできるようになります。