コントローラデータベースの構成

次を使用してデータベース構成を変更できます。

  • [Database Configuration] UI ページ
  • Enterprise Console CLI

[Database Configuration] UI ページ

[Database Configuration] UI ページを使用して、MySQL 設定を編集できます。データベースホストで構成ファイルを調整する必要がないため、これは有用です。

RAM メモリが 200 GB を超えていて、NUMA ベースのアーキテクチャを使用している場合は、各 Splunk AppDynamics オンプレミス コンポーネントに対してプロセスとメモリの両方を割り当てる Linux ノード(通常は CPU ソケット番号)を指定できます。たとえば、2 ソケットマザーボードの場合、次のノード構成設定が推奨されます。

  • Glassfish は、最初のノード:0 にスレッド/プロセスとメモリを割り当てる必要があります。
  • MySQL は、2 番目のノード:1 にスレッド/プロセスとメモリを割り当てる必要があります。
注: ノード構成設定では、整数またはカンマ区切りの整数のリストを入力できます。たとえば、Glassfish では 0 または 0,1 のように入力できます。MySQL では 1 または 2,3 のように入力できます。

構成には、以下が含まれます。

  • DB 構成設定

    データディレクトリ:datadir パスおよびデータベースポートを、このページから変更できます。

    注: MySQL ルートディレクトリなどの一部の構成は、Enterprise Console から変更できません。
  • DB ルートパスワード

    Enterprise Console では、コントローラの MySQL ルートユーザーパスワードをリセットできます。「コントローラ データベース ルート ユーザー パスワードの変更」を参照してください。

Enterprise Console CLI

Enterprise Console CLI を使用して、コントローラのデータベース構成をプログラムによって更新できます。これにより、アップグレード中に構成設定を保持できます。

注:
  • 高可用性ツールキット(HATK)を使用している場合は、セカンダリコントローラでこれらの設定を手動で適用し、セカンダリサーバを再起動する必要があります。
  • これらの手順は、UNIX オペレーティングシステムに固有のものです。

CLI を使用してデータベース構成を更新するには、次のようにします。

  1. プライマリコントローラのホストから Enterprise Console のホストに db.cnf ファイルをコピーし、たとえば db.cnf.new ファイルにします。
  2. この db.cnf.new ファイルを編集して新しい設定を追加するか、既存の値を更新します。
  3. db.cnf.new ファイルを環境変数にロードします。

    new_db_cnf=`cat db.cnf.new`
  4. platform-admin/bin ディレクトリに移動し、ログインします。

    ./platform-admin.sh login --user-name=admin --password=password
  5. Enterprise Consoleホストで、以下のコマンドを実行します。

    bin/platform-admin.sh submit-job --service controller --job db-update-config --args mysqlCnfContent="$new_db_cnf"