レスポンス処理の基準
このセクションでは、HTTP 応答のさまざまな応答処理基準について説明します。
成功または失敗
成功または失敗のレスポンス処理の基準を指定しない場合、HTTPレスポンスはいつも成功になります。
そうでない場合は、次のようになります。
- 失敗基準は成功基準より先に評価されます。失敗基準に適合する項目が見つかり次第、レスポンスは失敗と設定され、その後さらに失敗に適合する項目が見つかっても評価されません。
- 失敗基準に適合する項目がない場合、成功基準が評価されます。
成功基準が設定されてない場合で過去にも失敗基準と適合していない場合、レスポンスはいつも成功になります。
そうでない場合は、次のようになります。
- 1つでも成功基準を指定した場合、成功のレスポンスを得るには、成功基準に適合する必要があります。言い換えると、成功基準が設定されても、適合しなければレスポンスは失敗になります。
失敗および成功基準は、テンプレートに出現する順に評価されます。
ペイロードありの基準とペイロードなしの基準
同じステータスコードに異なる基準を設定できます。例えば、ペイロードのあるステータスの基準を成功と設定し、ペイロードのない同じコードの別の基準を失敗と設定することができます。
または、異なるコンテンツタイプのペイロードを持つ、同じステータスコードに異なる基準を設定できます。たとえば application/xml と application/xhtml+xml タイプのペイロードが成功の場合でも、他のタイプのペイロードで失敗する場合があります。
ペイロードのコンテンツタイプ
[Expect Payload] チェックボックスがオンになっている場合に表示される、リクエスト用のドロップダウンでペイロードのコンテンツタイプを指定できます。
コンテンツタイプが不明な状態でリクエストがペイロードを要求する場合、*/* を使用してすべてのコンテンツタイプを指定します。
この構成では、ステータスコードが 200 で XML ペイロードがある場合に成功のレスポンスが返されます。それ以外のコードでは、リクエストによって失敗のレスポンスが返されます。