kubectl CLI を使用した Splunk OTel Collector のインストール

cluster-agent-operator.yaml ファイルを使用してクラスタエージェントオペレータをインストールします。
```
kubectl create -f cluster-agent-operator.yaml -n appdynamics
```
クラスタエージェントがすでにインストールされている場合は、この手順を無視できます。
（オプション）クラスタエージェントが OTel コレクタとともにインフラストラクチャをモニターする必要がない場合は、cluster-agent.yaml ファイルで disableClusterAgentMonitoring の値を true に設定します。値はデフォルトで false に設定されています。
この設定により、OTel コレクタを介してのみインフラストラクチャのモニタリングが可能になります。また、サポートされているエージェントを自動インストゥルメント化するようにクラスタエージェントを構成している場合、それらもインストゥルメント化されます。
YAML ファイルの例：
```
clusterAgent:
  appName: splunk-test-7
  logLevel: debug
  nsToMonitorRegex: "demo|fgh"
  enableAdditionalMetrics: true
  clusterMetricsSyncInterval: 60
  metadataSyncInterval: 60
  eventUploadInterval: 10
  httpClientTimeout: 30
  disableClusterAgentMonitoring: true
            
```
注: disableClusterAgentMonitoring 値は sim.cluster.monitoring.enabled よりも優先されます。したがって、disableClusterAgentMonitoring の値を true に設定すると、クラスタエージェントは、sim.cluster.monitoring.enabled がデフォルト値の true に設定されている場合でも、インフラストラクチャのモニタリングを停止します。
クラスタエージェントをインストールします。
```
kubectl create -f cluster-agent-cli.yaml -n appdynamics
```
Splunk OTel コレクタのリポジトリをGithubリポジトリからクラスタエージェントをインストールしたのと同じ場所に複製します。
次のコマンドを実行して、renderred_manifests ディレクトリから必要なリソースを作成します。
```
kubectl create -f ./rendered_manifests --recursive
```
rendered_manifests ディレクトリで、secret-splunk.yaml ファイルを splunk_observability_access_token の base64 エンコード値で更新します。

Splunk Observability アクセストークンの詳細については、「Splunk Observability Cloud を使用した組織のアクセストークンの作成および管理」を参照してください。
rendered_manifests ディレクトリで、configmap-cluster-receiver.yaml ファイルを次の詳細で更新します。

パラメータ説明
k8s.cluster.name クラスタの名前。
api_url OTel Collector API エンドポイントの URL。
ingest_url OTel Collector の取り込みエンドポイントの URL。

パラメータ	説明
k8s.cluster.name	クラスタの名前。
api_url	OTel Collector API エンドポイントの URL。
ingest_url	OTel Collector の取り込みエンドポイントの URL。

rendered_manifests ディレクトリで、次の API エンドポイントの詳細で configmap-agent.yaml ファイルを更新します。


パラメータ	説明
metrics_endpoint	OTel Collector メトリックエンドポイントの URL。
traces_endpoint	OTel コレクタのトレースエンドポイントの URL。
logs_endpoint	OTel コレクタのログエンドポイントの URL。
api_url	OTel Collector API エンドポイントの URL。
ingest_url	OTel Collector の取り込みエンドポイントの URL。