データバックアップスクリプトのサンプル
次のスクリプトは、Percona XtraBackup を使用してコントローラデータをバックアップします。これを使用するには、percona-xtrabackup または xtrabackup および qpress パッケージが必要です。XtraBackup のインストールの詳細については、「Percona のインストールドキュメント」を参照してください。
スクリプトを使用するには、以下のファイルをダウンロードします。
.txt 拡張子を削除してスクリプトの名前を変更します。スクリプト内で以下を行います。
- スクリプトの先頭にある CONTROLLER_HOME 変数と DESTINATION 変数の値を確認し、使用環境に合わせて編集します。
- バックアップファイルのローテーションを実装する場合は、スクリプトの最後にあるif/then/else句を編集し、エンタープライズのバックアップシステムを呼び出して圧縮したコントローラのデータベースイメージを取得するか、何らかの理由でバックアップが失敗した場合にアラートを送信するようにします。
以下のコマンドは、圧縮したバックアップイメージを復元する方法を示しています。
mkdir /path/to/big/staging/folder
# unpack the compressed backup archive
cd /path/to/big/staging/folder && xbstream -xv < /path/to/backups/dir/controller-yyyymmdd.xbstream
# decompress the backup image and apply the log taken during backup
CONTROLLER_HOME=/path/to/AppDynamics/Controller && cd /path/to/big/staging/folder \
&& innobackupex --decompress --parallel=16 . && innobackupex \
--defaults-file=$CONTROLLER_HOME/db/db.cnf --use-memory=1GB --apply-log --parallel=16 .
# Move a prepared backup into an empty controller data directory
CONTROLLER_HOME=/path/to/AppDynamics/Controller && cd /path/to/big/staging/folder \
&& innobackupex --defaults-file=$CONTROLLER_HOME/db/db.cnf --move-back .これらのオプションに関する詳細は、Percona の「innobackupex Option Reference」を参照してください。