ネットワーク設定

オペレーティングシステムのネットワーク設定を高パフォーマンスデータ転送向けに調整する必要があります。ネットワーク設定が適切に調整されていないと、EUMサーバーで安定性の問題が発生する場合があります。

以下に、Linuxオペレーティングシステムをチューニングする際の推奨コマンドを一覧にしています。ここに示すとおり、Splunk AppDynamics では、TCP/FIN タイムアウト設定を 10 秒に(デフォルトは通常 60 秒)、TCP 接続のキープアライブ時間を 1,800 秒に(通常の 7,200 秒から短縮)、TCP ウィンドウスケール、TCP SACK、および TCP タイムスタンプを無効にすることを推奨しています。

echo 5 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout
echo 1800 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_keepalive_time
echo 0 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
echo 0 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_sack
echo 0 >/proc/sys/net/ipv4/tcp_timestamps

このコマンドは、/proc システムでのネットワーク設定の構成方法を示しています。複数のシステムの再起動で設定が維持されるように、etc/sysctl.conf に同等の設定を構成するか、オペレーティングシステムに適したネットワークスタック構成ファイルを構成してください。