メトリクス・ファインダーとメタデータ・カタログを検索する
Splunk Observability Cloudのメトリクスメタデータに関する情報を検索、表示、編集するためのメトリクス・ファインダーとメタデータ・カタログの使用方法。
メトリクス・ファインダーを検索して、アプリケーション内のメトリクスとメタデータを検索、表示、編集できます。
メトリクス・ファインダーでメトリクスを検索する
Metric Finder では、保有する情報を使って検索を行います。たとえば、次の方法で検索できます。
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メトリクスの名前、または名前の一部。
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ディメンション、プロパティ、タグのようなメタデータで、ターゲットメトリクスに関連するもの。
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メトリクスに関連付けられたディメンションまたはプロパティの値。
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メトリクスがデータを送信するインテグレーション。
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報告元の環境のプロパティ。
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正確な値を検索欄に入力。例えば、ホスト名を検索して、そのホストが報告したデータを調べることができます。
検索ガイダンスと構文
検索条件をさらに入力するか、フィルタを追加して検索を絞り込みます。フィルタを追加するには、メインメニューで選択するか、検索結果でメタデータを照合してください。検索シンタックスに関するガイダンスを以下の表に示します。Metric Finderでは、検索語の組み合わせにboolean型を使用するような高度な検索操作はサポートされていません。 また、プレーンテキストでのワイルドカード検索や、複数の検索語を用いた完全一致検索にも対応していません。
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構文 |
備考 |
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. |
検索バーにドット(.)を入力すると、すでに検索した接頭辞の補完候補リストが表示されます。 |
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: |
ディメンションまたはプロパティの名前の後に (:) を入力すると、データ内のそのキーに対して可能な値のリストが表示されます。 |
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* |
フィルタにワイルドカードを含めるオプション。例えば、 |
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! |
(!)を使用する(NOT)をフィルタに適用することで結果を除外することができます。例えば、 |
検索結果
各検索結果はメトリクスの名前になります。検索結果は URL アドレス指定が可能です。検索 URL を使用して一連の検索結果にリンクすることができます。たとえば、 docker cpu prod のプレーンテキスト検索は、名前またはメタデータに docker、 cpu、または prod を含む上位 100 のメトリクスを返します。Splunk Observability Cloud はメトリクス名( メタデータ)を強調表示して、一致する検索用語を示します。
メトリクスの説明を追加する
説明は、特にメトリクスの名前があいまい、または理解しにくい場合に、ユーザーがどのメトリクスを測定しているかを理解するのに役立ちます。メトリクスの説明を追加するには、 Add descriptionを選択するか、 Edit description を選択してください。一部のメトリクスには、インテグレーションなどの説明文が事前に記載されている場合があります。この説明文は常に表示され、編集することはできません。説明文は最大で 1,024 文字としてください。
メトリクス名の上にカーソルを置くと、メトリクスに関する情報を提供するツールチップが開きます。
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メトリクス名
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説明とタイプ
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作成日時
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時系列数
フィルタまたは除外サイドバーを使用する
Filter or exclude は、検索結果から関連するメタデータを表示します。カスタムカテゴリがリストの上部に表示されます。詳細は「Manage custom categories」をご確認ください。検索している値が長文のリストでは見つからない場合は、検索フィールドに値を入力して、より関連性の高い検索結果を表示させるようにしてください。
左側のサイドバーの値にカーソルを合わせると、行が強調表示され、 Filter と Exclude Buttonが表示されます。値または Filter を選択し、フィルタとして検索に追加します。検索結果から値を除外するには、 Exclude Button を選択します。フィルタ先頭の感嘆符(!)は、除外される用語を示します。
マッチ・メタデータ
入力した検索用語がメトリクスのメタデータ(ディメンション名やプロパティ値など)にも一致する場合、その一致はメトリクス名の下にグレーの輪郭で表示されます。一致するもの、または(+)アイコンを選択すると、フィルタとして検索に追加されます。検索結果からメタデータを除外するには、(-)アイコンを選択します。一致対象を選択か(+)アイコンを選択して、フィルタとして検索に追加します。メタデータを検索結果から除外するには、(-)アイコンを選択します。
検索結果を増やす
検索がどのメトリクスにも一致しなかった場合は、クエリを変更するか、フィルタを削除します。 util のような短い検索用語は、 utilization のような長い用語と比べて一致する検索結果が増える場合があります。検索語句を長く設定しても結果が表示されない場合は、プレフィックスに短縮するか、短く分割してみてください。たとえば、 NumRequests を num requestsに分割します。
Active metrics only をオフにすることで、Infrastructure Monitoring へデータを送信していない、非アクティブなメトリクスを検索に含めることもできます。デフォルト設定では、Metric Finder はデータをアクティブに送信するメトリクスを検索します。このコントロールをオフにすると、メトリクス名にカーソルを合わせた際に、一致する非アクティブな時系列とアクティブな時系列が表示されます。
メトリクスからチャートを開く
必要なメトリクスが見つかったら、メトリクス名を選択して Chart Builder を開き、新しいチャートの作成を開始します。新しいメトリクスプロットには、検索の一部だったフィルタと、選択した検索結果に一致したメタデータが含まれます。Chart Builder の使用について、詳しくは「Plot metrics and events using chart builder in Splunk Observability Cloud」をご確認ください。
新しいチャートから検索結果に戻るには、Close ボタンか、ブラウザの [戻る] ボタンを押してください。終了する前にチャートをダッシュボードに保存する場合は、 Save as ボタンを選択します。
カスタムカテゴリの管理
カスタムカテゴリを使用すると、組織で使用されているディメンションに関連するメトリクスをすばやく見つけることができます。管理者がカスタムカテゴリを作成していない場合、カスタムカテゴリのセクションは表示されません。作成できるのは Infrastructure Monitoring の管理者のみとなります。
カスタムカテゴリ値またはインテグレーションを選択すると、キーと値のペアが検索フィルタとして追加され、メトリクス検索が実行されます。
カスタムカテゴリの値が一定数以上ある場合は、 Show more を選択することで最初の 100 件を表示できます。長文のリストで探している値を見つけられない場合は、検索フィールドに値を入力することで、より関連性の高い検索結果を確認できます。
カスタムタグやプロパティなど、組織のデータに固有の機能を使用してメトリクスを参照するには、カスタムカテゴリを使用してください。カスタムメトリクスを使用する場合は、カスタムカテゴリを設定してデータから主要なディメンションを明示することで、ユーザーが利用を開始できるようにします。管理者はカスタムカテゴリを追加できます。
[Metrics] ページでディメンションとプロパティをカスタムカテゴリとして表示するには、 Add custom categories を選択します。カテゴリの追加が完了したら、 Save and close を選択してください。追加したカスタムカテゴリは、[Metrics] ページで使用できます。 Edit を選択した場合、既存のカスタムカテゴリの追加、削除、更新が可能です。
メタデータ・カタログを検索する
メタデータカタログを活用することで、ディメンションやプロパティ、タグといった、システム内の メタデータ に関する情報の検索、表示、編集ができます。[Metadata Catalog] では、検索バーが一致する結果のリストを含むメニューを自動的に展開します。リストには、メトリクス、プロパティ、およびタグが含まれます。ディメンションとカスタムプロパティは property としてマークされます。
メタデータ・カタログでメタデータを検索し、メタデータを編集するには、以下の手順に従います。
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Settings, Metric Metadata に進みます。
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検索条件を Search bar に入力します。メトリクス、ディメンション、カスタムプロパティ、およびタグの検索が可能です。
Splunk Observability Cloud は、メトリクスのチャート、メトリクスタイプ、メトリクスに関連するディメンションとカスタムプロパティのリストを表示します。探したいメトリクス名を入力して検索してください。次の図は、メトリクス cpu.utilizationの出力例です。
ディメンションまたはカスタムプロパティの検索
ディメンションまたはカスタムプロパティを検索するには、以下のいずれかを実行します。
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ディメンションまたはカスタムプロパティキーを入力してください。例えば、
host.nameと入力します。Splunk Observability Cloud に、関連するメトリクスのリストと、キーに指定できる値のリストが表示されます。 -
完全なディメンションまたはカスタムプロパティのキーと値のペアを入力します。例えば、
host.name:appsvr01と入力します。Splunk Observability Cloud は、キーと値のペアに関連するすべてのメトリクス、メタデータ、およびデータリンクを表示します。 -
タグを検索するには、検索したいタグを入力します。例えば、
kubernetes_service_redis-cartと入力します。Splunk Observability Cloud は、タグに割り当てられたメトリクスとプロパティ(ディメンションとカスタムプロパティ)のリストを表示します。
メタデータの追加と編集
次の表に、メタデータを追加および編集するためのナビゲーションパスの概要を示します。メタデータカタログを使用してメトリクスを検索するときに、チャートを表示および編集することもできます。カスタムプロパティとタグの名称について、詳細は「Guidance for metric and dimension names」を参照してください。
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編集アクション |
パス |
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メトリクスタイプ |
を選択します。 |
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カスタムプロパティ |
Properties タグセクションで Edit または Add new property… を選択します。 |
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タグ |
Tags タグセクションで Edit または Add new tag… を選択します。 |
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データリンク |
Data Links タグセクションで New Link を選択します。 |
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メトリクスに関連するチャート |
[View In Chart] を選択します。 |