Kubernetes で Java アプリケーションからトレースをキャプチャする

Splunk の自動インストルメンテーションを使用して、Kubernetes の Java アプリケーションからトレースをキャプチャする方法を学びます。

このチュートリアルでは、Splunk のゼロコードインストルメンテーション (以前の Zero Configuration Auto Instrumentation) を使用して Kubernetes 環境のサンプル Java アプリケーションをインストルメンテーションするチュートリアルについて説明します。

このチュートリアルの内容

このチュートリアルを終えると、次のことができるようになります:

  • アプリケーション監視のためにKubernetes環境を構成する。

  • Kubernetes Operatorをデプロイして、Javaアプリケーションを自動的にインストルメンテーションする。

  • Splunk APMでアプリケーションデータを表示する。

このチュートリアルの使用方法

チュートリアルのパートは以下の順番通りに進めてください:

  1. OpenTelemetry Collector をインストールするための Kubernetes 環境を設定します。「パート 1:Kubernetes 環境を設定する」を参照してください。

  2. OpenTelemetry Collector と Spring PetClinic Java アプリケーションをデプロイします。「パート 2:CollectorとJavaアプリケーションをデプロイする」を参照してください。

  3. Splunk APMでアプリケーションデータを表示する。「パート 3:Splunk APM でデータを表示する」を参照してください。

このチュートリアルでは、Spring Petclinic Java アプリケーションを例として使用します。このアプリケーションの詳細とデモを確認するには、Spring Petclinic のウェブサイト「https://spring-petclinic.github.io/」を参照してください。

前提条件

このチュートリアルを最大限に活用するには、Kubernetes の基本的な知識が必要です。デプロイメント、ポッド、サービスなどの Kubernetes コンポーネントを作成および管理する方法を理解している必要があります。

以下のコンポーネントをインストールします:

  • minikube

  • kubectl

  • Helmバージョン3.0.0以上

さらに、Splunk Distribution of OpenTelemetry Collector をデプロイするには、Splunk Observability Cloud のレルムとアクセストークンが必要です。詳細については、「Splunk Observability Cloud を使用した組織のアクセストークンの作成および管理」を参照してください。

はじめに

チュートリアルを開始するには、「パート 1:Kubernetes 環境を設定する」を参照してください。