Python のトレースデータを Splunk Observability Cloud のログに接続する
Python 標準ライブラリのロギングモジュールを設定して、Splunk OTel Python エージェントが自動的に提供するトレース属性を含めることができます。トレースメタデータを使ってトレースをログイベントと関連付け、Splunk Observability Cloud でログを調査します。
Python 標準ライブラリのロギングモジュールを設定して、Splunk OTel Python エージェントが自動的に提供するトレース属性を含めることができます。トレースメタデータを使ってトレースをログイベントと関連付け、Splunk でログを調査します。
アプリケーションログにトレースメタデータを含めるには、以下の手順に従ってください:
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(オプション)ログの相関を無効にする
ログ文にトレースメタデータを含める
Splunk OTel Python エージェントは、標準ライブラリのロギングモジュールに以下の属性を提供します:
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トレース情報:
otelTraceIDとotelSpanID -
リソース属性:
otelServiceName
インテグレーションは、デフォルトで以下のロギング形式を使用します:
%(asctime)s %(levelname)s [%(name)s] [%(filename)s:%(lineno)d] [trace_id=%(otelTraceID)s span_id=%(otelSpanID)s service.name=%(otelServiceName)s] - %(message)s
ログ文のフォーマットとレベルのカスタマイズ
以下の環境変数を設定することで、ログ文のフォーマットやレベルを変更できます:
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OTEL_PYTHON_LOG_FORMAT -
OTEL_PYTHON_LOG_LEVEL:オプションは、info、error、debug、およびwarningです
あるいは、LoggingInstrumentor に新しい値を引数として渡すこともできます:
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LoggingInstrumentor(logging_format='%(msg)s [span_id=%(span_id)s]') -
LoggingInstrumentor(log_level=logging.DEBUG)
ログの相関を無効にする
トレースメタデータの注入を無効にするには、環境変数 OTEL_PYTHON_LOG_CORRELATION を false に設定します。