高可用性の概要
HAの配置にコントローラをデプロイすると大きなメリットがあります。サーバーに障害が発生した際のダウンタイムを最小限に抑え、最低限の中断でプライマリコントローラをメンテナンスすることができます。セカンダリはコントローラデータの更新コピーを保持するため、コントローラデータのバックアップ要件を満たします。セカンダリはデータのコールドバックアップ実行や長期的なクエリを実行するためのデータベースへのアクセス、たとえばトラブルシューティングやカスタマイズした報告など、ライブコントローラでは実行が推奨されない特定のリソース集約型操作を実行することもできます。
HA モードには、各コントローラにコントローラが生成した完全なデータを持つ独自の MySQL データベースが存在します。プライマリコントローラにはマスター MySQL データベースがあり、セカンダリコントローラのレプリカ MySQL データベースにデータを複製します。HA モードでは、MySQL マスター/マスター レプリケーション タイプの設定を使用します。コントローラの HA ペアの各マシンには、同等のディスク容量が必要です。
下図は、高レベルのHAペアのデプロイを示しています。このシナリオでは、エージェントはプロキシロードバランサを介してプライマリコントローラに接続します。HA ペアのコントローラは同等のバージョンで、同じデータセンター内にある必要があります。
この図では、MySQLインスタンスはデータ複製のため専用のリンクを介して接続されています。これはオプションですが、大容量の環境においてはこの方法を推奨します。リバースプロキシやファイアウォールを介さず、大容量のリンクで、可能であれば直接接続する必要があります。デプロイ環境の詳細については、「高可用性デプロイの設定」の「ロードバランサの要件と考慮事項」を参照してください。