Kubernetes CLI を使用したクラスタエージェントのインストール
このページでは、 OpenShift OperatorHub バンドルを使用してクラスタエージェントをインストールする方法について説明します。これは、「Kubernetes CLI を使用したクラスタエージェントのインストール」の代替手段です。
要件
開始する前に、次のことを確認します。
- kubectl 1.16 以上がインストールされていること
- 「クラスタエージェントの要件およびサポート対象環境」に記載されている要件が満たされていること
- クラスタエージェントと AppDynamics オペレータイメージ。カスタムのクラスター エージェント イメージを作成するには、「クラスター エージェント コンテナ イメージの作成 」を、カスタム オペレータ イメージを作成するには、「AppDynamics オペレータ コンテナ イメージ」を参照してください。
要件
開始する前に、次のことを確認します。
- kubectl 1.16 以上がインストールされていること
- クラスタエージェントの要件およびサポート対象環境
設置手順
カスタム Kubernetes API サーバーを使用するための設定
Kubernetes API サーバーを使用するには、cluster-agent-operator.yaml(Kubernetes 1.16 以降の場合)または cluster-agent-operator-openshift.yaml(OpenShift with Kubernetes 1.16 以降の場合)の spec に以下を追加する必要があります。
cluster-agent-operator.yamlファイル内のconfigMapを Kubernetes API サーバーの詳細で更新します。これらの詳細情報は必須です。server:Kubernetes API サーバーの URL を指定します。clusters.name:クラスタの名前。users.name:Kubernetes API サーバーにアクセスできるユーザーの名前。contexts.context:クラスタ名とユーザー名を更新して、ユーザーの詳細を特定のクラスタにマッピングします。次のサンプルの yaml ファイルには、必要なパラメータが含まれています。
ここで、apiVersion: v1 kind: ConfigMap metadata: name: custom-kubeconfig namespace: appdynamics data: kubeconfig: | apiVersion: v1 clusters: - cluster: server: "https://kubernetes.default.svc" certificate-authority: /var/run/secrets/kubernetes.io/serviceaccount/ca.crt name: psr-cluster contexts: - context: cluster: psr-cluster user: psr-user name: psr-context current-context: psr-context kind: Config preferences: {} users: - name: psr-user user: tokenFile: /var/run/secrets/kubernetes.io/serviceaccount/tokenhttps://kubernetes.default.svcは API サーバーの URL です。[clusters] では、psr-clusterはクラスタの名前です。users では、psr-user は Kubernetes API サーバーを使用できるユーザーです。
cluster-agent-operator.yamlファイル(Kubernetes 1.16 以降の場合)またはcluster-agent-operator-openshift.yamlファイル(OpenShift with Kubernetes 1.16 以降の場合)でUSE_CUSTOM_KUBECONFIG環境変数をtrueに設定します。- name: USE_CUSTOM_KUBECONFIG value: "true