分析メトリックのモニタリング

パフォーマンス上の理由により、分析メトリックで使用されるスケジュールされたクエリは、次のように無効になる場合があります。

  • イベントサービスを呼び出した結果、10 回連続してエラーが発生した場合、クエリは無効になります。
  • メンテナンス期間やアップグレード期間など、イベントサービスにコントローラから到達できない場合、クエリは無効になりません。
  • コントローラを再起動すると、連続して失敗したためにシステムによって無効にされたクエリは再び有効になります。
  • ユーザが無効にしたクエリは、システムの再起動後も無効のままになります。

メトリックをモニタするには:

  1. 左のナビゲーションバーで、[Metrics] をクリックします。
  2. [Metrics list] からメトリックを検索、編集、有効化、無効化、または削除します。
    警告:
    • 選択したメトリックの説明のみを編集できます。

    • Metric Consumer Count0 の場合にのみメトリックを削除できます。Metric Consumer Countは、メトリックを使用しているサービスの合計数を表します。たとえば、正常性ルール、ダッシュボードなどです。

  3. メトリックをまとめてアクティブ化または非アクティブ化するには、グリッドで該当する行を選択し、ツールバーの [Enable] または [Disable] ボタンをクリックします。複数の行を選択するには、Shift または Command を押した状態で行をクリックします。
    警告: 「Disabled due to repetitive failures」というステータスが表示された場合は、[Enable] をクリックして再度有効にすることができます。
  4. メトリックブラウザでメトリックを表示するには、[Metric Browser] をクリックします。詳細については、「メトリックデータポイントの詳細」セクションを参照してください。
注:

メトリック集約がタイムアウトした場合、アプリケーションは分析メトリックを表示しない場合があります。管理者は、コントローラでメトリック集約を再試行するアプリケーションを指定できます。

  1. 管理者コンソールにログインします。

    http:<controller-hostname>:<controller-port>/controller/admin.js
  2. [Controller Settings] で、appdynamics.controller.apps.metric.refill.enabled.list フラグを検索します。
  3. メトリック集約がタイムアウトした場合、コントローラは、このコントローラ設定フラグで指定されたアプリケーションでのみメトリック集約を再試行します。