診断セッション

デフォルトでは、Splunk AppDynamics は定期的にキャプチャしたトランザクション スナップショットとトランザクションの実行異常があった場合にトランザクション スナップショットを保持します。スナップショットのコールグラフには完全なもの、一部のもの、あるいはまったくない場合があります。「トランザクション スナップショットを使用したビジネス トランザクション パフォーマンスのトラブルシューティング」を参照してください。

診断セッションでは、Splunk AppDynamics が設定より高い頻度でビジネストランザクションのスナップショットをキャプチャする、タイムドセッションを開始できます。このセッションでは、Splunk AppDynamics によりトランザクションの完全なコールグラフがキャプチャされます。

診断セッションは、正常性ルールの違反、あるいは異常な量の遅延またはエラートランザクションにより自動的にトリガーされる場合もあります。デフォルトでは、Splunk AppDynamics はリクエストの 10% 以上が遅い場合に診断セッションを開始します。

診断セッションが手動でトリガーされた場合、診断セッションにより選択したビジネストランザクションが通過するすべてのノードでスナップショットが収集されます。診断セッションが自動的に開始されると、診断セッションはトリガーするノード上でスナップショットを収集します。