Javaエージェントのリソースオーバーヘッド

Javaエージェントは通常、CPU使用率を0%~2%上昇させます。

ただし、特定の要因により、エージェントのCPUオーバーヘッドが2%を超えて上昇することがあります。たとえば、非同期トランザクション追跡など、リソースを多く消費する Splunk AppDynamics 機能を使用した場合などです。レポートされる1分あたりのメトリックまたはスナップショット数が多くなる非常にアクティブな環境または構成設定も、エージェントのリソース消費に影響を及ぼすことがあります。

Splunk AppDynamics ではどのような場合でも、ステージング環境でエージェントをテストし、適正な運用パラメータの範囲を出ないようにアプリケーションのリソース消費をモニタリングすることをお勧めしています。

ご使用のアプリケーションが既存のメモリリソース割り当てのわずかなマージン内で稼働している場合、アプリケーションの割り当てを増やすことを選べます。Splunk AppDynamics は、エージェントに対応するため、以下のヒープ領域と PermGen 領域を割り当てることを推奨します。

  • 最大ヒープサイズ(-Xmx):アプリケーションが要求する量に加えて 100 MB
  • 最大 PermGen(permanent generation)ヒープサイズ(-XX:MaxPermSize):アプリケーションが要求する量に 20 MB を追加MaxPermSize の設定は、Java 6 または Java 7 にのみ適用されます。
  • ネットワーク帯域幅の消費については、「アプリケーション エージェントのネットワーク帯域幅使用」を参照してください。