トランザクション相関管理
トランザクション相関とは、分散トランザクションが横切るすべてのティア(サーバ)にわたり、ビジネス トランザクション コンテキストを維持する機能のことです。ティアはNode.js以外のプラットフォームで構築することもできます。たとえば、Java、.NET、および PHP のティアは、Node.js ティアが参加する分散型ビジネストランザクションに、トランザクションの開始、継続、または終了のティアとして参加できます。
Node.jsエージェントAPIは、さまざまなトランザクション間のトランザクション相関を管理する機能を提供します。これはカスタムまたは自動で検出される場合があります。
Splunk AppDynamics のデフォルト自動検出メカニズムは、受信 HTTP 要求からトランザクションの相関情報を取得しますが、Node.js エージェント API を使用すると、Redis キャッシュエントリのカスタムフィールドなど、他のソースからこの情報を取得し、カスタムトランザクションに適用できます。APIを使用すると、ダウンストリームトランザクションに対して行う exit コールでトランザクションの相関情報を提供することにより、前方相関に対応することができます。
ダウンストリームトランザクションは、すぐアップストリームトランザクションが exit コールを行った後に開始します。コールはメッセージキューの発行など、何らかの処理を行うバックエンドサービスへの呼び出しまたは次のティアへの直接的な exit コールである場合があります。