アプリケーションエージェントの有効化/無効化

アプリケーションエージェントを無効にすると、エージェントはコントローラに対するメトリックの報告を停止します。エージェントを無効にすると、エージェントのインストールまたはアプリケーション問題を診断することができます。また、エージェントを削除せずに、データをキャプチャする時としない時の間のオーバーヘッドの違いを比較することもできます。エージェントを無効にしても、アプリケーションサーバーをシャットダウンまたは再起動する必要はありません。

アプリケーションエージェントを無効にしても、エージェントの操作が中断されたり、エージェントが追加したバイトコードインストルメンテーションは削除されません。バイトコード インストルメンテーションの削除を含めエージェントを完全に削除するには、エージェントタイプそれぞれの「アプリケーション サーバー エージェントのインストール」ページで説明されている、アプリケーション エージェントのアンインストールまたはエージェント インストルメンテーションの完全な無効化の手順に従います。この方法でアプリケーション エージェントをアンインストールしたり完全に無効化したりする場合、通常アプリケーションの再起動が必要になります。

コントローラに接続されているすべてのエージェントは、そのコントローラのエージェントライセンス制限に関してカウントされます。最小限のアプリケーションサーバ関連データを報告する場合でも、無効化されたアプリケーション エージェントはコントローラに接続されていて、アプリケーション エージェント ライセンスを消費します。

ビジネスアプリケーションのすべてのアプリケーション エージェントを有効または無効にするには、[App Server Agents] タブで、[Enable Agents] または[Disable Agents] をクリックします。

注: 権限:エージェントを有効および無効にするには、アプリケーションレベルの権限 Configure Agent Properties が必要です。

個々のエージェントを有効化または再有効化するには、エージェントを選択して、[Enable Selected App Agent] または [Disable Selected App Agent] をクリックします。または、ノードダッシュボードの [エージェント(Agents)] タブで個々のアプリケーション エージェントを有効化または無効化します。

  • エージェントを無効にするには、[Agent is Off] をクリックします。
  • エージェントを有効にするには、[Agent is On] をクリックします。

    実施されるのに1分ほどかかります。

デフォルト設定では、エージェントを完全に [Off] にすると、モニタリングが無効になります。Javaエージェントの場合は、[無効(Disable)] の [Disable all monitoring including JVM and JMX metrics] をオフにします。この [アプリケーションエージェント(App Agent)] ペインは、ヒープメモリ、メモリプール、ガベージコレクション、スレッド数などの JVM および JMX メトリックの収集を続行します。