ビジネストランザクション命名スキーム

デフォルトで、Javaエージェントはベストエフォートに基づいて、 検出されたエントリポイントのクラス注釈、メソッド注釈、およびHTTPメソッドを使って以下の形式でJAX-RSベーストランザクションに名前を付けます。

{class-annotation}/{method-annotation}.{http-method}

注釈値が利用できない場合、エージェントは次のようにトランザクションを命名できます。

{fully qualified class name}.{method}

たとえば、JAX RSサービスエンドポイントにクラスおよびメソッド名が明示的には含まれていないが、他の何らかの方法で注釈が暗示されている場合があります。

注釈の継承の場合、エージェントは、「JAX RS 仕様」で説明しているように、スーパークラスおよびインターフェイスから注釈を取得しようとします。この仕様では次の点を推奨しています。

「他のJava EE仕様との一貫性のため、注釈の継承に依存するのではなく、常に注釈を繰り返すことを推奨しています。」

エンドポイントメソッドで注釈を繰り返すと、Javaエージェントが、デフォルトのスキームに従ってビジネストランザクションを命名できるようになります。