JBoss スタンドアロンに Java エージェントをインストールする方法(Windows)
スタンドアロン JBoss インスタンスでは、パスおよびログマネージャ JAR 名をハードコーディングするのではなく、glob パターンマッチング技術を使ってログマネージャファイルへのパスを動的にすることで、システム間の変更や差異に対する回復機能を持たせることができます。
これを実行する正確な手順は、環境によって異なります。次のセクションでは、独自の実装を開始する場合の、Windows システムと Linux システムでの構成例を示します。
WindowsWindowsの場合、standalone.conf.batにこの付加的なスニペットが追加されます。
...
rem jboss.modules.system.pkgs
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Djboss.modules.system.pkgs=org.jboss.byteman,com.singularity,org.jboss.logmanager
rem java.util.logging
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Djava.util.logging.manager=org.jboss.logmanager.LogManager
rem bootclasspath
set LOGMANAGER=
for /f %%i in ('dir /b "%JBOSS_HOME%\modules\system\layers\base\org\jboss\logmanager\main\jboss-logmanager-*.jar"') do (
set LOGMANAGER_JAR=%JBOSS_HOME%\modules\system\layers\base\org\jboss\logmanager\main\%%i
)
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Xbootclasspath/p:%LOGMANAGER_JAR%JBossホーム下のLogManager JARファイルへのパスはJBossのバージョンにより異なる場合があります。ご使用のシステムを確認し、それに応じて例にあるようにパスを調整します。
LinuxLinuxの場合、次のコードを使いパスを動的に追加できます。
JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS ="org.jboss.byteman,com.singularity,org.jboss.logmanager"
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djava.util.logging.manager=org.jboss.logmanager.LogManager"
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Xbootclasspath/p:$(ls ${JBOSS_HOME}/modules/system/layers/base/org/jboss/logmanager/main/jboss-logmanager-*.jar)"例にあるように ${JBOSS_HOME} 変数を使用する場合、ディレクトリへの変数をご利用のシステムの JBoss インストールディレクトリに設定します。
JBossホーム下のLogManager JARファイルへのパスはJBossのバージョンにより異なる場合があります。ご使用のシステムを確認し、それに応じて例にあるようにパスを調整します。