リバースプロキシを使用するためのプロパティの設定

Cisco Secure Application は、HTTP プロキシサーバの APM エージェント設定を自動的に解釈し、エージェントとコントローラ間の通信に同じサーバを使用します。ただし、APM エージェントがリバースプロキシを介してコントローラと通信するには、次の設定を行う必要があります。
注: リバースプロキシ設定は、使用するリバース プロキシ ソリューションに基づいて変更される場合があります。/argento-agent/v1 または auth/v1/oauth を含むリクエストを <tenant-name>.saas.appdynamics.com に転送するには、必ずパススルーリバースプロキシを使用してください。.NET エージェントはリバースプロキシをサポートしていないため、これらの手順は .NET エージェントには適用できません。
  1. JVM で、Cisco Secure Application のリバースプロキシの詳細を設定します。
    1. リバースプロキシの URL を指定します。
      -Dargento.management.server.reverse.proxy.url=http://<reverse-proxy-host>:<reverse-proxy-port>/
      ここで、reverse-proxy-hostreverse-proxy-port は、コントローラへの通信を指示するリバースプロキシのホスト名とポートです。
    2. ドメインを指定します。
      -Dargento.management.server.add.headers=Host:<tenant-name>.saas.appdynamics.com
      ここで、tenant-name はコントローラのテナント名です。
  2. JVM で、次の Cisco Secure Application システムプロパティを設定して、リバースプロキシを使用します。
    • Dargento.management.server.authentication.access.key
      -Dargento.management.server.authentication.access.key=<access-key>
      ここで、access-key はテナントに固有のアクセスキーです。
    • Dargento.management.server.authentication.user
      -Dargento.management.server.authentication.user=singularity-agent@<tenant-name>
      ここで、tenant-name はコントローラのテナント名です。