インストルメンテーション コードの追加

IoT SDK のインポート

アプリケーションファイルで、Java IoT SDK を含む import ステートメントを追加します。

import com.appdynamics.iot.Instrumentation;

IoT Java エージェントの構成

EUM アプリケーションキーと URL を EUM コレクタに提供することによってインストルメンテーションを構成します。EUM コレクタ URL が指定されていない場合は、デフォルトの SaaS コレクタ URL が使用されます。

注: 各地域の EUM コレクタ URL については、「Splunk AppDynamics SaaS ドメインと IP 範囲」を参照してください。EUM コレクタ URL が指定されていない場合は、デフォルトの SaaS コレクタ URL が使用されます。
import com.appdynamics.iot.AgentConfiguration;
AgentConfiguration.Builder agentConfigBuilder = AgentConfiguration.builder();
AgentConfiguration agentConfig = agentConfigBuilder
        .withAppKey(<EUM_APP_KEY>)
        .build();

デバイス情報の設定

デバイスの名前と ID を設定する必要があります。名前は、「EV Model 3」や「Thermostat Model Star7」など、デバイスのタイプとモデルを識別する短い文字列で構成されている必要があります。デバイス ID は、UUID、車の VIN 番号、またはデバイスの MAC アドレスなど、デバイスの一意の識別子である必要があります。

次のコード例では、デバイス ID をランダム UUID に、名前を「Smart Shelf」に設定しています。

import java.util.UUID;
import com.appdynamics.iot.DeviceInfo;
...
DeviceInfo.Builder deviceInfoBuilder = DeviceInfo.builder("Smart Shelf P1", UUID.randomUUID().toString());
DeviceInfo deviceInfo = deviceInfoBuilder.withDeviceName("Smart Shelf").build();

バージョン情報の設定

次に示すように、ファームウェア、ハードウェア、OS、およびソフトウェアのバージョンを設定できます。

import com.appdynamics.iot.VersionInfo;
...
VersionInfo.Builder versionInfoBuilder = VersionInfo.builder();
VersionInfo versionInfo = versionInfoBuilder
 .withFirmwareVersion("2.3.4")
 .withHardwareVersion("1.6.7")
 .withOsVersion("8.9.9")
 .withSoftwareVersion("3.1.1").build();

エージェントの初期化

エージェントを初期化するには、AgentConfiguration オブジェクト、DeviceInfo オブジェクト、および VersionInfo オブジェクトを start メソッドに渡します。

Instrumentation.start(agentConfig, deviceInfo, versionInfo);